2011年5月14日土曜日

カラオケでトライしてみよう!「難しすぎて歌えない曲」TOP10




最近はどんな曲でもカラオケになっているが、中には超難解な曲もある。今回はそのTOP10を割り出す企画である。
ランキングの目的は曲の人気度ではなく、あくまでも難解度である。ただし、アンケート調査なので知名度も大きく左右するし、主観的要素も多い。したがって、客観的難解度による順位ではない。

第10位「My Way」Def Tech

≪「英語部分が日本人離れしすぎてる。歌えたらかっこいいけど」(24歳/男性)≫

よくある英語と日本語がごちゃ混ぜの曲でる。日本人は英語を早口で喋るのは苦手なので、当然難解曲になる。この手の曲は結構頭の悪そうな奴が歌いこなしている場合もある。

第9位「君って」西野カナ

≪ サビの“思い出してごらんよ”のところの音程が難しい(+_+)
そこだけが高くて歌えない(;o;)」(13歳/女性)≫

どうも、オジさんは最近の歌謡曲事情に疎いので、こんな歌手は知らなかったが、ビデオを見ると結構カワユイのう。

キーが合わないので難解とのことだが、キーを下げて歌えばどうと言うことのない曲である。

第8位「SCATMAN〈Basic Radio〉」SCATMAN JOHN

≪ 「まず口が回らないです。本人のを初めて聞いた時は、絶句状態でした(笑)」(17歳/男性)≫

スキャットマン・ジョン

故人である。歌える人がいたら凄い。英語圏の人でも…。

第7位「粉雪」レミオロメン

≪「サビがとにかく高くて声が出ない!!」(19歳/男性)≫

サビが超難解とのこと。しかし、この程度なら何とかなりそうだが…。どうしてこの曲が第7位なのか解らない。

第6位「爪爪爪」マキシマム ザ ホルモン

≪「歌詞がとにかくすごい…デスボイスなんかだせっこない。歌ったら喉の調子が悪くなります」(16歳/男性)≫

デスヴォイス

≪デスボイス(デスヴォイス)とは、意識的、積極的に出す「ダミ声」「悪声」「がなり声」といった意味である。デスボイスは歌詞、特に母音が不明瞭になる事がある。デスボイスのことをデス声とも呼び、これに対して普通の声をクリーンボイスと呼ぶ事がある。≫

難しいと言えば難しそうだが、濁声の奴が歌えば何とかなりそうな気もするが…。

第5位「セツナレンサ」RADWIMPS

≪「歌詞の英語の部分が速いし英語やし…サビも音程がかなり高くて声が出ない…(笑)カラオケに行ったら毎回歌うのですがまるで過呼吸のようになりながら歌ってます(苦笑)」(18歳/男性)≫

音程が高くて、英語の早口という典型的な難解曲。
まあ、ヴォーカルは職人技である。

第4位「GO! GO! MANIAC」放課後ティータイム

≪「速すぎて、舌が回りません(笑)この曲を完璧に歌えたことがないのは私だけ?」(15歳/女性)≫

GO! GO! MANIAC

アニメなのでオジさんにはよう解らん。
要するに、平沢唯というキャラを演じている声優の豊崎愛生がメインヴォーカルである。

画像で見る限り可愛い顔をしているので、一本立ちして歌手にでもなればよさそうだが、世の中そうは甘くないということか?

3位「瞳の住人」L'Arc~en~Ciel

≪「サビの一部で素人が出せるであろうファルセットの限界を越えています」(30歳/男性)≫

やっと、オジさんの知っている歌手が出てきて安心しました。私はMichel Polnareffの「Love me, please love me」がOKです。
えっ、「そんな奴知らない?」私も歳ですねえ。

第2位「おしゃかしゃま」RADWIMPS

≪「リズムが難しいし息が続かないし息継ぎのタイミングが分からない;」(16歳/女性)≫

純粋な難解度でいえば「SCATMAN〈Basic Radio〉」が1位で、これが2位ですかねえ。

第1位「初音ミクの消失」

≪「とにかく早すぎだ…これ歌える人間存在するのか?www」(16歳/女性)≫

さすがのオジさんも初音ミクくらいは知っている。

初音ミク

コンピュータソフトによる合成音である。
人間が歌えるわけがない。
今後この手の曲が急増しそうである。

「難しすぎて歌えない曲」ランキング、TOP10発表




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「首相は再稼働を命じよ!」原発推進新聞サンケイ必死の擁護社説 しかし、言っていることは一応正論


m(_ _)mこの記事は2ちゃんねるレスの引用を多用しているのでやむを得ず差別語が含まれています。差別感を和らげるために語句の一部を変形させている場合もあるのでご了解ください。

今や原発推進派はすっかり国賊扱いの風潮でバカウもとい知障右翼も肩身を狭くしてシカトを決め込んでいる有様である。その中で孤立無援状態の原発推進新聞サンケイさんが書いた悲壮な擁護社説がネット上でやり玉に挙がっている。今回はその社説の是非を検分してみる。

原子力発電 首相は再稼働を命じよ 電力不足は経済の活力を奪う (産経新聞 “主張”)[11/05/13]

≪いま日本は、エネルギー政策の根幹が揺らぎかねない国家レベルの危機に陥っている。
東京電力福島第1原子力発電所の事故に加え、菅直人首相の唐突すぎる要請によって中部電力浜岡原子力発電所が運転停止を余儀なくされ、原発がある地元の動揺が収まらないためだ。
不安感を背景に、運転上の安全を確保する定期検査が終わっても再稼働への地元の同意が得られず、停止したままの原発が増える状況になりかねない。≫


レスを見ても、知障右翼どもはいつものような元気がない。やはり、今回の原発ショックは相当のものだったのだろう。

しかし、日本人の性情で、どうも世論が極端に偏る傾向にある。
サンケイさんが「浜岡原発を止めるな!」と叫ぶのなら、まさに「この知障右翼新聞が!」ということになるのだが、社説ではそこまで主張はしていない。…というかさすがにそこまでやる根性は持ち合わせていないようだ。未練はたっぷりありそうな書きぶりだが…。

点検が終了して再稼働準備の終えた原発が、地元のヒステリーもとい原発に対する根強い不信感によって稼働できないのを憂えているだけの記事内容である。
サンケイさんと原発利権族との関係はさて置いて、使えるものを使わないのはやはり無駄である。感情的にならず、冷静にリスク管理をするべきだろう。

地元の首長が再稼働に同意しないのは選挙の心配をしているだけの話で、このような国難時に己の保身しか考えられないようなクズ首長は早々に追放するべきだ。
各首長は公的利益だけを考えて政務を執ればいいのである。己を捨てる覚悟のない輩は政治など志すべきではない。

≪浜岡じゃなくて点検中の他の原発を動かせって言ってるんだよ
どいつもこいつも福島のせいでリスクに対する感覚が麻痺してるだろ
点検中で止まってる原発動かしても浜岡以外で動いてる原発あるんだからリスクに差なんか無い
原子力政策止めるにしてもたとえば9月いっぱいまで稼動するモラトリアム設定するとか経済がダメージ負わないようにすることも考えないと

経済の事も考えずに今直ぐ全部止めろとか言ってる奴の方がカルトだろ ≫

「リスクの差」は当然あるが、まあ比較的理性的なレスである。

≪産経新聞読んでるやつはキ千ガイ≫

≪3K新聞≫

≪聖教が最強 ≫

≪また力ルト産経か≫

単なる罵倒レスである。こいつらのおつむの構造はバカウもとい知障右翼と代わり映えしない。
世の中相変わらず知障が多くて困ったものだ。これも自民党の悪政の結果である。

≪ゲンパツヒツヨウダーw

この国にまともに原発を制御する能力などない
経済活力低下大いに結構
その程度の国だ
日本はもともと極東の三流国
戦後の高度成長自体がバブルそのもの ≫

在日か朝鮮人の書き込みと思われる。

≪ネット右翼御用達の新聞。それが産経。
主要紙中の部数が最低なのも頷ける。≫

≪孫の代まで海水浴できなくなったのに?
寛大だなぁ。≫

≪じゃあ、お前が福島原発に行って原子炉の穴を塞げよ≫

≪ア木産経の記者が社員を福島に派遣して、福島第一原発を見事復旧させてから言えよ。≫

≪振り上げた拳は容易には下ろせないってやつ?www  誰か産経のメンツを潰さずに拳を下ろさせる勇者はいないのか?www≫

≪もう完全に意地になっちゃってるよコレwww ≫

≪電力会社ですらこの夏をガスタービンで乗り切ろうとしてるのに、スポンサーの自助努力の足を引っ張るなど言語道断である。≫

≪で、産経が安全確認して、無限責任を引き受けてくれるわけ?

原発どんどん稼働しろと言ってるやつは、とりあえずホリエモンとか仲間を集めて、無限責任の保険を引き受けろよ。≫

このあたりは、一応批判レスと解せそうだ。サンケイさんに対する平素のイメージが色濃く反映している。

≪産経新聞をまともだと思ってる人いないから。
朝日、毎日は歪んでる。だけど産経もやっぱり歪んでる。
一番マシなのが読売。記事のなかに主張を隠したりはしないから。
ところが読売新聞は会長が、大連立をしかけるなど「直接的に」政治を動かそうとする。
間接的に動かそうとする朝日や毎日や産経のほうがマシ。 ≫

情弱のレスだ。みんな同じだよ。ラーメン屋にもいろいろな種類のラーメンがあるのと同じ理屈だ。

≪社会や産業を知らない子供は原発反対で溜飲が下がるんだろうなw ≫

≪>また、民主党政権が世界に公約した温室効果ガスの25%削減はどうするのか。
>年限は2020年だ。≫

≪よくやった!
千ンカスは反原発に流されてるだけのア木ばかり
復興にはエネルギーが必要だ
これは動かない真実

グズには今は分からないが
目的は日本復興だ

よく言ってくれた ≫

バカウもとい知障右翼も何とか生き残っていたようだ。

≪独占で海外の2倍のくそ高い電気買わせといて何が国際競争力だよ
笑わせるな≫

これは本当で、原発などやらず、火力発電に専念していれば電気料金は今の半値以下で済んだ。

≪さんざん鳩山を馬漉にしていたくせに、なんで25%削減を持ち出すんだよ
( ´,_ゝ`)プッ ≫

よく産経新聞を見ている人ですね。サンケイさんにとっては有り難い読者です。

≪原発事故のおかげで、今現在経済が混乱してるんだが?
仮に中部で同じことが起きたら中部で商売することだって不可能になる。自然エネルギー無理とかいって頭ごなしに否定してた奴のおかげで、今まで何もしてこなかったんだろ。
まだ産経は反省してないのか?都合のいいことばかり並べてるけど、電力会社から金でも貰ってるのか?勝手に停止要請したとかいってたくせに、今後は自治体無視して勝手に再稼働しろて意味不明。尖閣は嫌だけど福島の領土を実質失うのはOKの産経でした。 ≫

自然エネルギーも結局ハコモノ利権で、原発と似たようなものです。放射能がないだけマシだけど…。

≪産経って、原子力盲信してるのか・・

これは意外だった・・≫

皮肉だろう。スポンサーによってどうにでも転ぶのが大手不良報道機関の宿命である。

≪止めるのは良いけどさ、こういうことする時はさ、代替手段とか色々考えてから、「準備は出来ましたから、止めなさい」とか、「止めるから、こうしなさい」とか、計画するものじゃないの。
ただ、「止めろ」「止めるけど、他はどうするんです」「これからおまえが考えろ」なんてことじゃ、「俺が指導力を発揮した。止めさせた」と満足するのは本人ばかりで、ただの強権発動。こんなことするから「思い付きで対処している」って言われるんだよ。 ≫

知障右翼特有の文体である。

≪経済的に原発が生涯コストで成立しないことが明らかな現在
産経はもっと理性的になるべきだ。

これまで原発発電コストに含まれてなかった費用:
・電気を捨てる揚水式発電費用、
・電源三法交付金(地元への懐柔策)、
・廃炉費用
・使用済み燃料処理費用 ≫

原発が実は採算性の合わない食わせ物であったことは露呈してしまったが、採算性を損なっているのは建設費と廃炉費用である。もう作ってしまった以上、稼働させて少しでも損害を軽減させるしかない。

≪当時、電気自動車は効率悪いだのなんだの言われていたのに
結局これからの主流になりつつある
時代が変われば状況も変わる、原発まんせー時代をいつまでも引きずるな≫

事故が起きるまで原発の危険性を軽視していたのは日本人全体に言えることだ。私も含めて…。

≪一部同意だけども何故デカイ発電施設にこだわるのか?原発利権(関係)者の駄々にも聞こえる電力自由化の上で中小規模の発電施設を幾つも作るって方向に行った方が経済にも活力を入れ易いだろうに≫

韓国は「ミニ原発をいっぱい作る」と言っている。どう考えてもやばいだろう。
「電力の自由化が技術的に可能か」は疑問。発電効率を考えると、中小規模は割が合わなそうだが…。

≪10%~20%は節電できても50%節電なんて不可能<関西電力管内耐用年数の迫った古い原発の延命運転は反対だけどネ≫

確かに、関西電力はヤバいですね。石炭ガス化火力発電所を作りまくるしかなさそうだ。



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厚労省 東電に騙して労働者を福島原発で働かせないように行政指導


だまして原発で働かせないよう…東京電力などに要請--厚労省[11/05/13]

東電が釜ヶ崎の人材センターと結託して、暴力団手配師を使ってカマの労務者を騙し福島第一原発に連行して働かせていたことが発覚した。この件に関して、東電とは不仲の菅政権が素早く横やりを入れてきた。
今回の事件には背後に自民党の原発利権族が暗躍していた可能性も指摘されている。

「女川原発運転手の仕事」と嘘をついて福島第一原発に連行し強制労働の驚愕実態




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お粗末!風力発電利権(菅首相)VS原発利権(自民の大部分&民主反菅派)の泥試合


m(_ _)m最初にお断りしておくが、実は本ブログも原子力発電に関しては騙されていた口で、「資源のない日本では発電需要をまかなうためにはハイリスクの原発もやむなし」と思っていた。

ところが、今回の原発事故で本格的に研究してみると、この原発が予想以上に胡散臭い代物であったことが判った。
言い訳がましいが、原発が利権まみれの代物であることは、原発事故以前から理解していた。政府や東電やそれに荷担した大手不良報道機関による原発の安全性に関しても所詮「大本営発」とは思っていたが、ここまで杜撰を極めていたとは「想定外」だった。散々自民党の悪政を追及しておきながら、我ながら片手落ちであった。

実は民主党も元々は原発推進ズブズブが主流派だった。

菅首相 「わが国のエネルギー政策、白紙に戻す」…原発依存見直しを表明

しかし、ここで福島原発事故が発生したので反原発派?の菅首相が張り切りだした。

≪2030年の総発電量のうち50%を原子力と想定したエネルギー基本計画を見直し、太陽光、風力発電などの再生可能エネルギーと省エネ社会実現を2本柱とする意向も示した。≫

ほとんどエコ利権詐欺みたいな太陽光発電はともかく、何故か菅首相は風力発電にエラくご執心なのである。

【原発問題】菅直人首相、「おれの大好きな風力発電を東電が放置してきた」 周辺にぼやくことも[5/6 22:17]

風力発電を小馬鹿にして相手にしなかった東電に対して、菅首相は前々から不快感を抱いていた。
このことは原発事故の処理などにも影響を与えた可能性がある。

風力発電で、低い稼働率を考慮しても、原発40基分の発電が可能です

何故か朝日さんも原発大嫌い、風力大好きなのである。菅首相と気が合ってしまったようだ。

≪風力なら日本全体で約2400万~1億4千万キロワット分を導入できる。 風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7~40基分に相当する。≫

これが「本当」なら夢のクリーンエネルギーである。これで、日本は原発を全廃しても余裕で大丈夫か?

伊藤忠と住商、"世界最大級の風力発電"に出資--グーグルも参画する米GEの事業 [04/19]

日米の企業も乗り気ですね。

2010年の世界の発電容量、風力などの再生エネが原発逆転--米シンクタンク [04/16]

要するに、アメリカの圧力だったのである。原発はハコモノとしては儲けが多いのだが、コストパフォーマンスがよろしくない。
懸命に嘘データを流して「原発の採算性」を偽装していたが、その嘘もバレバレになっていたのである。
アメリカはどうも原発利権に見切りをつけたらしい。原発はアメリカの意に従わない開発途上国もやりたがっているので、核拡散防止の観点からも好ましくないのである。

そこで、代わりのハコモノとしてでっち上げたのが風力発電だった。
菅首相はアメリカの意向を受けて騒いでいるものと思われる。アメリカ大好きで菅嫌いのバカウもとい知障右翼は涙目である。

「風力で原発40基分可能」朝日新聞の報道に東大名誉教授「昔から反原発派は風力好きだから(苦笑)」

アメリカに見捨てられた原発利権族も生き残りを賭けて必死だ。

≪日本で導入されている大規模風力発電で使われる2000kWクラスの風車で考えるならば、 原発1基(100万kW)を代替するには、およそ1770基が必要になる(原発の稼働率を実績から85%と仮定し、風力の稼働率を24%と仮定)。
互いに干渉しないためには風車を最低でも100mずつ離す必要があるから、直線に並べれば177kmになる。ざっと東京~いわき間の距離だ。
40基分となると、この40倍だから7000km以上。北海道の稚内から鹿児島の指宿を結ぶJR線の距離が約3000kmなので、風車が列島を南北に1往復する計算になる。これが現実的でないことは、もはや言葉を要しない。≫

風力発電派の肩を持つわけではないが、何も100m置きに一列で並べる必要はない。

成長株の風力発電 コストの安さは自然エネルギーでトップ

風力発電のコストは15円/kWh程度と言われている。ちなみに太陽光発電は最新型でも40円/kWhもかかる。

ハコモノやメンテナンスの費用などを換算すると、原発と風力発電のコストパフォーマンスは「似たようなもの」というのが定説だ。
だったら、放射能がないだけやはり風力発電の方がマシか?

実際の所原発の発電コストはどの程度なのか?

原発の発電コスト 2004年記事

≪原発などの発電コストを試算
2003年12月16日、電気事業連合会は「モデル試算による各電源の発電コスト比較」を公表しました。1999年以来 4年ぶりの試算改訂です。運転年数40年・設備稼働率80%の場合、原子力5.3円/kWh(以下すべて単位同じ)、石炭5.7円、LNG 6.2円となりました(左表)。
しかし従来の法定耐用年数等で試算すると、運転年数15~ 16年・設備稼働率80%として計算すると、原子力7.3円、 石炭7.2円、LNG 7.0円、となるそうです(同表)。≫

上記の記事で算定したコストはそれ自体があてにならないが、元々原発は16年の耐用試算で設計されていたのである。
それを40年に使い回しているあたり、如何に原発が「安全」であるかが判る。

えっ、「福島原発は40年以上経過しているぞ!」ですか?
それは、その後60年に延長したからです。結局そこまで保たず壊れちゃいましたね。

「原子力は安い」の大ウソ!原発10・68円、 火力9・9円、水力7・26円

この数字もいい加減だが、どう贔屓目に試算しても、原発の発電コストは火力発電より上である。
水力発電に関しては、これも際物なので別問題だ。

原子力発電所の廃炉コスト

2004年ごろの資料に基づく記事である。

≪この記事を元に考えると、約50基の原子力発電所の廃棄物を含めた処分費用が約26兆6000億円ということは、1基当たり「5320億円」。これには運転中に発生する廃棄物処分費用も含まれますが、原子力発電所の廃炉コストは「数百億円」ではすまないのは確実です。

原子力発電所の寿命は30~40年と言われていましたが、安全性が確保される大前提で、かつ経済性が見合うのならば、60年程度までは動かせると国・政府は考えています。≫

ということで、原発推進派は廃炉コストで大嘘をついていたのである。
発電コストの中に廃炉コストを2円/kWh計上していたので、実際はその10倍かかるとしたら、7.3円/kWhが25.3円/kWhに跳ね上がってしまう。

原発巨大利権を推進した自民党長期腐敗政権

要するに、原発はハコモノ利権と天下りのポストだけが目的の極めて政治的な施設であったことが判る。
日本に原発を強要していたのはアメリカで、その子分の自民党が唯々諾々としながらお相伴に与っていたのである。

それが政権交代で、今度は民主党が「風力利権で小遣い稼ぎ」という構図である。

しかし、実質25.3円/kWhの原発よりも15円/kWhで済む風力発電の方は、火力発電に較べれば割高だが、エコなので(低周波公害は無視)優れているのではないか?

これに関しては、原子力推進派の某東大名誉教授の言の通り、そんなにうまい話は転がっていない。

朝日さんの記事にも「原発約7~40基分」と書いてあるように、15円/kWhは理想的に発電した数値であり、風力発電の効率は実際にはもっと悪い。日本の風は気まぐれなのである。話半分としたら、コストも30円/kWhになってしまう。それでも、原発事故処理費分を上乗せした原発コスト(60円/kWh※処理費を40兆円と仮定した私の試算)よりは格安だが…。
更に、風力発電機は故障しやすい。まあ、故障しても大惨事になることはないが…。
耐用年数も16年が限界。原発みたいに「60年」も保たない。(せめて40年で廃炉にしてくださいね)

壊れやすいだけ、ハコモノとしては「美味しい」とも言えるが…。

結論を言えば、現状では火力発電が一番賢明な選択ということだ。
懸念されるCO2だが、最新式は除去機能が向上してそれほど排出しないで済む。
最も、地球温暖化CO2説も胡散臭いのだが…。
火力発電もいろいろなタイプがあるが、燃料源として最も安定しているのが石炭だ。これをガス化して発電するのである。

石炭ガス化複合発電(IGCC)

見ての通り、どこの電力会社もこんなことは判っていたのである。電力会社がしがらみのない独立企業だったら、大半の発電を石炭ガス化発電に計画的に切り替えていたことだろう。10%程度を緊急用及び予備用として水力発電を温存させても、電気料金は現行の半額程度で済みなおかつ大黒字だったのである。
石炭発電の良いところは、いざとなれば国内の炭坑でまかなうことが可能な点だ。
「夢の発電」とは何のことはない「石炭火力発電」だったのである。

ただし、火力発電でも「メタンハイドレート」などはハコモノ系である。

勿論、電力の安定供給のためには様々な発電様式を確保した方が望ましいし、将来のための発電方式の研究も重要であることは確かだ。

しかし、現在の電気料金は結局「政治力」によって設定されたものであることは認識しておく必要がある。

日本中に林立している原発や、風力発電機、家庭に設置された太陽光発電装置は総て、自民党や民主党の先生達の「努力」のお陰で存続できているのである。



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メルトダウンで福島原発1号機の圧力容器に大穴!燃料棒はほとんどが完全露出していた!


原発1号機に決死隊が突入したことにより、格納容器の実態も次第に明らかになってきた。そして、何と!容器内に投入した水は大半が漏れ出し、燃料棒が完全露出している驚愕すべき事実が発覚した。

【原発問題】“原子炉に穴” 大量の水を入れても水位上がらず…福島第一原発1号機 [05/12 12:18]

しかし、燃料棒が完全露出しているのに、どうして圧力容器内温度が110℃前後で収まっているのか?
東電と保安院がまた嘘をついているのか?
それとも温度計が壊れているのか?

1号機、核燃料の大半が「溶融、落下」 [05/12 13:54]

何のことはない。燃料棒の大半がメルトダウンしていて、そこに溜まってしっかり水に浸かっていたんですね。

福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める[05/12 22:55]

1号機には毎日150トンもの水をかけ流していたので、それによる冷却効果も当然あっただろう。

東大教授「福島3号機圧力容器、更に上がって333.9℃になっている」NHK「設計上耐熱は302℃、でも400℃までは持つかも」2011/05/09(月)

1号機よりも損傷の激しい損傷を受けた3号機は当然ながら容器内の水位がもっと低い状態と予想される。

3号機の高濃度汚染水流出 海水に1万8千倍セシウム[05/11 20:38]

フェンス内側の海水はセシウム134が190億ベクレル/m3。
ビット内の水は370億ベクレル/m3である。

【原発事故】海外分析、政府発表より緻密「1つの原子炉圧力容器は70%損傷、別の炉の核燃料棒は33%溶融」


政府や保安院の公表よりは、こちらの方が説得力があることは言うまでもない。



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2011年5月12日木曜日

原発から30km以遠で2000万ベクレル/m2はチェルノブイリの5.2倍も汚染!政府の呆れた隠蔽実態!


福島第一原発は核爆発していないにもかかわらず、原発から30km以遠の飯館村で2000万ベクレル/m2と気の遠くなるような放射線量がカウントされている。あのチェルノブイリでも最高で380万ベクレル/m2だった。実に5.2倍である。チェルノブイリでは55万5000ベクレル/m2以上は、強制避難地域だった。 

エネ庁の若手官僚「このままいくと8日にも高濃度の放出が行われる」

8日に微量放射能含む空気、放出へ=1号機原子炉建屋から-浄化作業終了時・福島第1

8日に実施された1号機原子炉建屋からの浄化作業だが、これも情報操作だったようだ。

原発北西側地域の土壌、避難レベル超す 「すぐ体内に入るわけではない。測定場所によっても異なる」…文科省

≪文部科学省は4月、米エネルギー省と共同で航空機を使ってセシウム137(半減期約30年) の土壌蓄積量を調べたところ、原発の北西方向にあたる同県浪江町、双葉町、南相馬市、飯舘村、葛尾村などで、300万~1470万ベクレル/m2に達した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で、住民避難の判断基準とされた55万ベクレル/m2以上という数値を大幅に上回った。≫

30km以内では、実に3000万ベクレル/m2超の場所もある。

≪文科省は「土壌の放射性物質が、すぐ体内に入るわけではない。測定場所によって濃度も異なる」と説明する。≫

まさに知障の一つ覚え的な言い回しである。
「すぐ」というのは時間的に「何秒」程度なのだろうか?

≪名古屋大大学院の山沢弘実教授(環境放射能)は「土壌汚染は、土に付着するセシウムから出るガンマ線による外部被ばくが問題」と指摘、放射線量低減には土の入れ替えが有効と提案する。≫

で、入れ替えた汚染土はどうするの?

福島県民はモルモット状態 「低線量被曝でもリスクがないと言い切れない」 福島大学の教員らが国、県などの安全体制に疑問


大学の先生ともあろうほどの知識人が「疑問」程度しか危機意識を感じないのだろうか?

≪現在、福島県は「現状の放射線量では安全だ」といった趣旨の発言を行う専門家を「放射線健康リスク管理アドバイザー」として招聘している。≫

「安全だ」と言うだけで金をくれるのなら私でも言える。ただし、放射能が怖いから現地入りは御免だ。
 
アサヒビール福島工場、6月に再開 夏場の出荷量確保へ[11/05/09]

この記事とは関係ないが、私は個人的にどうもアサヒビールの味が口に合わない。この夏にアサヒを飲むことはないだろうな。

【放射能漏れ】下水汚泥の焼却灰から放射性セシウム 3万2千ベクレル検出 宇都宮市の工場 [5/10 20:26]

別に福島から汚染土を引き受けたわけではあるまい。

【オランダ】日本のコンテナ19個から放射性物質

外国に陸揚げされたコンテナから放射能が出るようでは、日本のどこから輸出された以前の話である。5日に陸揚げされたコンテナから検出された放射線量は最大値が30万ベクレル/m2だったというから、オランダ人もさぞや怖かっただろう。

日本人はすぐに慣れてしまい放射能に鈍感になってしまうが、放射能は日本人の記憶ほど早く半減はしてくれない。

ちなみに3000万ベクレル/m2が薄まる計算をしてみれば、30年後に1500万ベクレル/m2。60年後に800万ベクレル/m2。90年後に400万ベクレル/m2。120年後に200万ベクレル/m2。150年後に100万ベクレル/m2。180年後に50万ベクレル/m2。…やっと、人が住むことができましたね。



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「低線量の放射線は『むしろ健康にいい』」発言をした東電顧問の加納時男氏はズブズブの自民党


「菅首相、浜岡原発に関し地震確率84%と公言したが…その資料には『福島は確率0%』と。大丈夫か」…自民・片山さつき氏

全くその通りで、片山氏はガンバっている。自民党も野党ぶりが板に付いてきた。

自民で「原子力守る」政策会議発足…甘利氏「現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」

電力需要や減価償却の観点から、日本中の全原発を直ちに廃炉にするのは現実問題として無理があるのは言うまでもない。
しかし、原発利権族には相変わらずの人も多いなあ。世の中しがらみですからね。
自民党が利権老害議員を全員追放して、CIAの軛から抜け出し、某朝鮮系猥褻宗教団体が運営する右翼組織からの資金援助を拒絶し、暴力団とも関係を絶ち、パチンコやギャンブル利権も放棄し、経団連との腐れ縁も絶って、過去の悪行を深く反省して自白し、天下りも完全廃絶させて、若手議員がもっと勉強して政策に詳しくなれば、私も自民党を支持してもいい。
私も本音ではこんな駄目な民主党など早々に見切りをつけたいのである。

「人格を疑う」飯舘村の農家、東電顧問の「低線量の放射線は『むしろ健康にいい』」発言に激怒

こんなことを平然と言ってのける加納時男氏とはどのような御仁か?

加納時男

≪1957年、東京電力入社。営業計画課長、省エネルギーセンター副所長、営業部副部長、科学万博電力館長、関連事業部長等を経て、1988年、取締役原子力本部副本部長に就任。以降、代表取締役常務、副社長(原子力担当)を歴任。

1998年、 第18回参議院議員通常選挙に経団連の組織内候補として自由民主党公認で比例代表区に出馬、当選。

国会議員の中ではエネルギー問題に精通する数少ない議員の一人で、2002年のエネルギー政策基本法の成立に尽力。

2001年9月、第1次小泉内閣では文部科学大臣政務官をつとめた。2003年世界原子力協会(WNA、ロンドン)「原子力の世界的平和利用に関する特別功労賞」を受章。≫

脳科学者「原発事故の不安を解消する方法。それは少女時代の曲を聴くことだ」

どうせフンドシを担ぐのなら、この程度にとどめるべきだろう。

以下は2ちゃんねるで拾った「コピペ」レスである。
真偽のほどは定かではないが、あながち間違っているとは言えない部分も見られる。

地震大国日本で一番最初に原子力を推進したのが自民党でCIAエージェントの正力松太郎(読売・日テレグループ創設者)

福島第1原発の広大な敷地約99万/m2の土地転売で濡れ手で粟のポロ儲けをしていたのが、自民党の大物議員であった堤康次郎。
福島原発はハナから自民党政治家の利権ありきでスタートしています。

また、四国の香川県多度津に1982年に建設された原発耐震研究のための多度津工学試験所が、小泉・竹中政権時代、郵政民営化選挙のあった2005年9月に廃止。
小泉・竹中政権はこれを“国費の無駄”と称して、強引に廃止しています。

さらに、

日本の原発事故用レスキューロボットを全破棄したのは、小泉政権だった

『週刊新潮』、4.14号(スキャン画像)

防災ロボットの権威である東北大大学院の田所諭教授も、「JCOの事故の後に作ったロボット(MHI MARS-i)を使ってちゃんと訓練していたら、こんなひどい事態は避けられたでしょう。人が入ると危険な場所に、もっと早くロボットを投入していれば、中の様子も分かったはずです」

三菱重工業が02年に開発した原発レスキューロボット『MHI MARS-i』開発から1年後の03年に、原発は安全、事故は絶対に起きないという小泉政権の方針により、すべて廃棄されたのだ。
原発ロボットを仕分けたのは自民党小泉政権だった。
日本を再帰不能にした小泉政権。その負の遺産は留まる所を知らない。

あの悪名高き原子力保安院 (原子力を監視する筈なのに推進している不思議な団体)も小泉時代の産物であることを付記しておこう。≫



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