2011年5月14日土曜日

厚労省 東電に騙して労働者を福島原発で働かせないように行政指導


だまして原発で働かせないよう…東京電力などに要請--厚労省[11/05/13]

東電が釜ヶ崎の人材センターと結託して、暴力団手配師を使ってカマの労務者を騙し福島第一原発に連行して働かせていたことが発覚した。この件に関して、東電とは不仲の菅政権が素早く横やりを入れてきた。
今回の事件には背後に自民党の原発利権族が暗躍していた可能性も指摘されている。

「女川原発運転手の仕事」と嘘をついて福島第一原発に連行し強制労働の驚愕実態




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お粗末!風力発電利権(菅首相)VS原発利権(自民の大部分&民主反菅派)の泥試合


m(_ _)m最初にお断りしておくが、実は本ブログも原子力発電に関しては騙されていた口で、「資源のない日本では発電需要をまかなうためにはハイリスクの原発もやむなし」と思っていた。

ところが、今回の原発事故で本格的に研究してみると、この原発が予想以上に胡散臭い代物であったことが判った。
言い訳がましいが、原発が利権まみれの代物であることは、原発事故以前から理解していた。政府や東電やそれに荷担した大手不良報道機関による原発の安全性に関しても所詮「大本営発」とは思っていたが、ここまで杜撰を極めていたとは「想定外」だった。散々自民党の悪政を追及しておきながら、我ながら片手落ちであった。

実は民主党も元々は原発推進ズブズブが主流派だった。

菅首相 「わが国のエネルギー政策、白紙に戻す」…原発依存見直しを表明

しかし、ここで福島原発事故が発生したので反原発派?の菅首相が張り切りだした。

≪2030年の総発電量のうち50%を原子力と想定したエネルギー基本計画を見直し、太陽光、風力発電などの再生可能エネルギーと省エネ社会実現を2本柱とする意向も示した。≫

ほとんどエコ利権詐欺みたいな太陽光発電はともかく、何故か菅首相は風力発電にエラくご執心なのである。

【原発問題】菅直人首相、「おれの大好きな風力発電を東電が放置してきた」 周辺にぼやくことも[5/6 22:17]

風力発電を小馬鹿にして相手にしなかった東電に対して、菅首相は前々から不快感を抱いていた。
このことは原発事故の処理などにも影響を与えた可能性がある。

風力発電で、低い稼働率を考慮しても、原発40基分の発電が可能です

何故か朝日さんも原発大嫌い、風力大好きなのである。菅首相と気が合ってしまったようだ。

≪風力なら日本全体で約2400万~1億4千万キロワット分を導入できる。 風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7~40基分に相当する。≫

これが「本当」なら夢のクリーンエネルギーである。これで、日本は原発を全廃しても余裕で大丈夫か?

伊藤忠と住商、"世界最大級の風力発電"に出資--グーグルも参画する米GEの事業 [04/19]

日米の企業も乗り気ですね。

2010年の世界の発電容量、風力などの再生エネが原発逆転--米シンクタンク [04/16]

要するに、アメリカの圧力だったのである。原発はハコモノとしては儲けが多いのだが、コストパフォーマンスがよろしくない。
懸命に嘘データを流して「原発の採算性」を偽装していたが、その嘘もバレバレになっていたのである。
アメリカはどうも原発利権に見切りをつけたらしい。原発はアメリカの意に従わない開発途上国もやりたがっているので、核拡散防止の観点からも好ましくないのである。

そこで、代わりのハコモノとしてでっち上げたのが風力発電だった。
菅首相はアメリカの意向を受けて騒いでいるものと思われる。アメリカ大好きで菅嫌いのバカウもとい知障右翼は涙目である。

「風力で原発40基分可能」朝日新聞の報道に東大名誉教授「昔から反原発派は風力好きだから(苦笑)」

アメリカに見捨てられた原発利権族も生き残りを賭けて必死だ。

≪日本で導入されている大規模風力発電で使われる2000kWクラスの風車で考えるならば、 原発1基(100万kW)を代替するには、およそ1770基が必要になる(原発の稼働率を実績から85%と仮定し、風力の稼働率を24%と仮定)。
互いに干渉しないためには風車を最低でも100mずつ離す必要があるから、直線に並べれば177kmになる。ざっと東京~いわき間の距離だ。
40基分となると、この40倍だから7000km以上。北海道の稚内から鹿児島の指宿を結ぶJR線の距離が約3000kmなので、風車が列島を南北に1往復する計算になる。これが現実的でないことは、もはや言葉を要しない。≫

風力発電派の肩を持つわけではないが、何も100m置きに一列で並べる必要はない。

成長株の風力発電 コストの安さは自然エネルギーでトップ

風力発電のコストは15円/kWh程度と言われている。ちなみに太陽光発電は最新型でも40円/kWhもかかる。

ハコモノやメンテナンスの費用などを換算すると、原発と風力発電のコストパフォーマンスは「似たようなもの」というのが定説だ。
だったら、放射能がないだけやはり風力発電の方がマシか?

実際の所原発の発電コストはどの程度なのか?

原発の発電コスト 2004年記事

≪原発などの発電コストを試算
2003年12月16日、電気事業連合会は「モデル試算による各電源の発電コスト比較」を公表しました。1999年以来 4年ぶりの試算改訂です。運転年数40年・設備稼働率80%の場合、原子力5.3円/kWh(以下すべて単位同じ)、石炭5.7円、LNG 6.2円となりました(左表)。
しかし従来の法定耐用年数等で試算すると、運転年数15~ 16年・設備稼働率80%として計算すると、原子力7.3円、 石炭7.2円、LNG 7.0円、となるそうです(同表)。≫

上記の記事で算定したコストはそれ自体があてにならないが、元々原発は16年の耐用試算で設計されていたのである。
それを40年に使い回しているあたり、如何に原発が「安全」であるかが判る。

えっ、「福島原発は40年以上経過しているぞ!」ですか?
それは、その後60年に延長したからです。結局そこまで保たず壊れちゃいましたね。

「原子力は安い」の大ウソ!原発10・68円、 火力9・9円、水力7・26円

この数字もいい加減だが、どう贔屓目に試算しても、原発の発電コストは火力発電より上である。
水力発電に関しては、これも際物なので別問題だ。

原子力発電所の廃炉コスト

2004年ごろの資料に基づく記事である。

≪この記事を元に考えると、約50基の原子力発電所の廃棄物を含めた処分費用が約26兆6000億円ということは、1基当たり「5320億円」。これには運転中に発生する廃棄物処分費用も含まれますが、原子力発電所の廃炉コストは「数百億円」ではすまないのは確実です。

原子力発電所の寿命は30~40年と言われていましたが、安全性が確保される大前提で、かつ経済性が見合うのならば、60年程度までは動かせると国・政府は考えています。≫

ということで、原発推進派は廃炉コストで大嘘をついていたのである。
発電コストの中に廃炉コストを2円/kWh計上していたので、実際はその10倍かかるとしたら、7.3円/kWhが25.3円/kWhに跳ね上がってしまう。

原発巨大利権を推進した自民党長期腐敗政権

要するに、原発はハコモノ利権と天下りのポストだけが目的の極めて政治的な施設であったことが判る。
日本に原発を強要していたのはアメリカで、その子分の自民党が唯々諾々としながらお相伴に与っていたのである。

それが政権交代で、今度は民主党が「風力利権で小遣い稼ぎ」という構図である。

しかし、実質25.3円/kWhの原発よりも15円/kWhで済む風力発電の方は、火力発電に較べれば割高だが、エコなので(低周波公害は無視)優れているのではないか?

これに関しては、原子力推進派の某東大名誉教授の言の通り、そんなにうまい話は転がっていない。

朝日さんの記事にも「原発約7~40基分」と書いてあるように、15円/kWhは理想的に発電した数値であり、風力発電の効率は実際にはもっと悪い。日本の風は気まぐれなのである。話半分としたら、コストも30円/kWhになってしまう。それでも、原発事故処理費分を上乗せした原発コスト(60円/kWh※処理費を40兆円と仮定した私の試算)よりは格安だが…。
更に、風力発電機は故障しやすい。まあ、故障しても大惨事になることはないが…。
耐用年数も16年が限界。原発みたいに「60年」も保たない。(せめて40年で廃炉にしてくださいね)

壊れやすいだけ、ハコモノとしては「美味しい」とも言えるが…。

結論を言えば、現状では火力発電が一番賢明な選択ということだ。
懸念されるCO2だが、最新式は除去機能が向上してそれほど排出しないで済む。
最も、地球温暖化CO2説も胡散臭いのだが…。
火力発電もいろいろなタイプがあるが、燃料源として最も安定しているのが石炭だ。これをガス化して発電するのである。

石炭ガス化複合発電(IGCC)

見ての通り、どこの電力会社もこんなことは判っていたのである。電力会社がしがらみのない独立企業だったら、大半の発電を石炭ガス化発電に計画的に切り替えていたことだろう。10%程度を緊急用及び予備用として水力発電を温存させても、電気料金は現行の半額程度で済みなおかつ大黒字だったのである。
石炭発電の良いところは、いざとなれば国内の炭坑でまかなうことが可能な点だ。
「夢の発電」とは何のことはない「石炭火力発電」だったのである。

ただし、火力発電でも「メタンハイドレート」などはハコモノ系である。

勿論、電力の安定供給のためには様々な発電様式を確保した方が望ましいし、将来のための発電方式の研究も重要であることは確かだ。

しかし、現在の電気料金は結局「政治力」によって設定されたものであることは認識しておく必要がある。

日本中に林立している原発や、風力発電機、家庭に設置された太陽光発電装置は総て、自民党や民主党の先生達の「努力」のお陰で存続できているのである。



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メルトダウンで福島原発1号機の圧力容器に大穴!燃料棒はほとんどが完全露出していた!


原発1号機に決死隊が突入したことにより、格納容器の実態も次第に明らかになってきた。そして、何と!容器内に投入した水は大半が漏れ出し、燃料棒が完全露出している驚愕すべき事実が発覚した。

【原発問題】“原子炉に穴” 大量の水を入れても水位上がらず…福島第一原発1号機 [05/12 12:18]

しかし、燃料棒が完全露出しているのに、どうして圧力容器内温度が110℃前後で収まっているのか?
東電と保安院がまた嘘をついているのか?
それとも温度計が壊れているのか?

1号機、核燃料の大半が「溶融、落下」 [05/12 13:54]

何のことはない。燃料棒の大半がメルトダウンしていて、そこに溜まってしっかり水に浸かっていたんですね。

福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める[05/12 22:55]

1号機には毎日150トンもの水をかけ流していたので、それによる冷却効果も当然あっただろう。

東大教授「福島3号機圧力容器、更に上がって333.9℃になっている」NHK「設計上耐熱は302℃、でも400℃までは持つかも」2011/05/09(月)

1号機よりも損傷の激しい損傷を受けた3号機は当然ながら容器内の水位がもっと低い状態と予想される。

3号機の高濃度汚染水流出 海水に1万8千倍セシウム[05/11 20:38]

フェンス内側の海水はセシウム134が190億ベクレル/m3。
ビット内の水は370億ベクレル/m3である。

【原発事故】海外分析、政府発表より緻密「1つの原子炉圧力容器は70%損傷、別の炉の核燃料棒は33%溶融」


政府や保安院の公表よりは、こちらの方が説得力があることは言うまでもない。



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2011年5月12日木曜日

原発から30km以遠で2000万ベクレル/m2はチェルノブイリの5.2倍も汚染!政府の呆れた隠蔽実態!


福島第一原発は核爆発していないにもかかわらず、原発から30km以遠の飯館村で2000万ベクレル/m2と気の遠くなるような放射線量がカウントされている。あのチェルノブイリでも最高で380万ベクレル/m2だった。実に5.2倍である。チェルノブイリでは55万5000ベクレル/m2以上は、強制避難地域だった。 

エネ庁の若手官僚「このままいくと8日にも高濃度の放出が行われる」

8日に微量放射能含む空気、放出へ=1号機原子炉建屋から-浄化作業終了時・福島第1

8日に実施された1号機原子炉建屋からの浄化作業だが、これも情報操作だったようだ。

原発北西側地域の土壌、避難レベル超す 「すぐ体内に入るわけではない。測定場所によっても異なる」…文科省

≪文部科学省は4月、米エネルギー省と共同で航空機を使ってセシウム137(半減期約30年) の土壌蓄積量を調べたところ、原発の北西方向にあたる同県浪江町、双葉町、南相馬市、飯舘村、葛尾村などで、300万~1470万ベクレル/m2に達した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で、住民避難の判断基準とされた55万ベクレル/m2以上という数値を大幅に上回った。≫

30km以内では、実に3000万ベクレル/m2超の場所もある。

≪文科省は「土壌の放射性物質が、すぐ体内に入るわけではない。測定場所によって濃度も異なる」と説明する。≫

まさに知障の一つ覚え的な言い回しである。
「すぐ」というのは時間的に「何秒」程度なのだろうか?

≪名古屋大大学院の山沢弘実教授(環境放射能)は「土壌汚染は、土に付着するセシウムから出るガンマ線による外部被ばくが問題」と指摘、放射線量低減には土の入れ替えが有効と提案する。≫

で、入れ替えた汚染土はどうするの?

福島県民はモルモット状態 「低線量被曝でもリスクがないと言い切れない」 福島大学の教員らが国、県などの安全体制に疑問


大学の先生ともあろうほどの知識人が「疑問」程度しか危機意識を感じないのだろうか?

≪現在、福島県は「現状の放射線量では安全だ」といった趣旨の発言を行う専門家を「放射線健康リスク管理アドバイザー」として招聘している。≫

「安全だ」と言うだけで金をくれるのなら私でも言える。ただし、放射能が怖いから現地入りは御免だ。
 
アサヒビール福島工場、6月に再開 夏場の出荷量確保へ[11/05/09]

この記事とは関係ないが、私は個人的にどうもアサヒビールの味が口に合わない。この夏にアサヒを飲むことはないだろうな。

【放射能漏れ】下水汚泥の焼却灰から放射性セシウム 3万2千ベクレル検出 宇都宮市の工場 [5/10 20:26]

別に福島から汚染土を引き受けたわけではあるまい。

【オランダ】日本のコンテナ19個から放射性物質

外国に陸揚げされたコンテナから放射能が出るようでは、日本のどこから輸出された以前の話である。5日に陸揚げされたコンテナから検出された放射線量は最大値が30万ベクレル/m2だったというから、オランダ人もさぞや怖かっただろう。

日本人はすぐに慣れてしまい放射能に鈍感になってしまうが、放射能は日本人の記憶ほど早く半減はしてくれない。

ちなみに3000万ベクレル/m2が薄まる計算をしてみれば、30年後に1500万ベクレル/m2。60年後に800万ベクレル/m2。90年後に400万ベクレル/m2。120年後に200万ベクレル/m2。150年後に100万ベクレル/m2。180年後に50万ベクレル/m2。…やっと、人が住むことができましたね。



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「低線量の放射線は『むしろ健康にいい』」発言をした東電顧問の加納時男氏はズブズブの自民党


「菅首相、浜岡原発に関し地震確率84%と公言したが…その資料には『福島は確率0%』と。大丈夫か」…自民・片山さつき氏

全くその通りで、片山氏はガンバっている。自民党も野党ぶりが板に付いてきた。

自民で「原子力守る」政策会議発足…甘利氏「現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」

電力需要や減価償却の観点から、日本中の全原発を直ちに廃炉にするのは現実問題として無理があるのは言うまでもない。
しかし、原発利権族には相変わらずの人も多いなあ。世の中しがらみですからね。
自民党が利権老害議員を全員追放して、CIAの軛から抜け出し、某朝鮮系猥褻宗教団体が運営する右翼組織からの資金援助を拒絶し、暴力団とも関係を絶ち、パチンコやギャンブル利権も放棄し、経団連との腐れ縁も絶って、過去の悪行を深く反省して自白し、天下りも完全廃絶させて、若手議員がもっと勉強して政策に詳しくなれば、私も自民党を支持してもいい。
私も本音ではこんな駄目な民主党など早々に見切りをつけたいのである。

「人格を疑う」飯舘村の農家、東電顧問の「低線量の放射線は『むしろ健康にいい』」発言に激怒

こんなことを平然と言ってのける加納時男氏とはどのような御仁か?

加納時男

≪1957年、東京電力入社。営業計画課長、省エネルギーセンター副所長、営業部副部長、科学万博電力館長、関連事業部長等を経て、1988年、取締役原子力本部副本部長に就任。以降、代表取締役常務、副社長(原子力担当)を歴任。

1998年、 第18回参議院議員通常選挙に経団連の組織内候補として自由民主党公認で比例代表区に出馬、当選。

国会議員の中ではエネルギー問題に精通する数少ない議員の一人で、2002年のエネルギー政策基本法の成立に尽力。

2001年9月、第1次小泉内閣では文部科学大臣政務官をつとめた。2003年世界原子力協会(WNA、ロンドン)「原子力の世界的平和利用に関する特別功労賞」を受章。≫

脳科学者「原発事故の不安を解消する方法。それは少女時代の曲を聴くことだ」

どうせフンドシを担ぐのなら、この程度にとどめるべきだろう。

以下は2ちゃんねるで拾った「コピペ」レスである。
真偽のほどは定かではないが、あながち間違っているとは言えない部分も見られる。

地震大国日本で一番最初に原子力を推進したのが自民党でCIAエージェントの正力松太郎(読売・日テレグループ創設者)

福島第1原発の広大な敷地約99万/m2の土地転売で濡れ手で粟のポロ儲けをしていたのが、自民党の大物議員であった堤康次郎。
福島原発はハナから自民党政治家の利権ありきでスタートしています。

また、四国の香川県多度津に1982年に建設された原発耐震研究のための多度津工学試験所が、小泉・竹中政権時代、郵政民営化選挙のあった2005年9月に廃止。
小泉・竹中政権はこれを“国費の無駄”と称して、強引に廃止しています。

さらに、

日本の原発事故用レスキューロボットを全破棄したのは、小泉政権だった

『週刊新潮』、4.14号(スキャン画像)

防災ロボットの権威である東北大大学院の田所諭教授も、「JCOの事故の後に作ったロボット(MHI MARS-i)を使ってちゃんと訓練していたら、こんなひどい事態は避けられたでしょう。人が入ると危険な場所に、もっと早くロボットを投入していれば、中の様子も分かったはずです」

三菱重工業が02年に開発した原発レスキューロボット『MHI MARS-i』開発から1年後の03年に、原発は安全、事故は絶対に起きないという小泉政権の方針により、すべて廃棄されたのだ。
原発ロボットを仕分けたのは自民党小泉政権だった。
日本を再帰不能にした小泉政権。その負の遺産は留まる所を知らない。

あの悪名高き原子力保安院 (原子力を監視する筈なのに推進している不思議な団体)も小泉時代の産物であることを付記しておこう。≫



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民主党と自民党は国民を騙し共謀していた!東電の賠償で電気代20%値上げの隠蔽工作


【原発問題】 東電の賠償で、電気代20%値上げも…値上げ幅抑えた場合は「税金投入」

東電の取り扱いに対して民主党と自民党が激しく対立しているように装っているが、実態は両党ともつるんで隠蔽工作をしている可能性が濃厚になった。
実に呆れた茶番である。背後にあるのはやはり利権である。散々うまい汁を吸い続けていた自民党は旧悪がばれるを恐れているし、民主党にも労組の絡みと責任逃れの思惑があるためである。

東電は株式会社の形態をとっているが、事実上は国営機関である。この鵺のような形態が、隠蔽工作に都合良く機能しているのである。

つまり、私企業としての責任を追及されると、国家の関与を持ち出して言い逃れ、国家の責任を問われると、「一企業のやったことだから」と躱すのである。

結論的には、東電を一企業と見るのは到底無理である。その理由は、東電は「倒産」が許されないからだ。東電を一般企業と同一視しているのは知障右翼並みの馬鹿どもである。

特に国会では「人件費」などというほとんど「どうでもいいレベルの議論」に終始している茶番を演じている。

「東電社員の人件費を削れ」などという意見は知障右翼丸出しの些末的な感情論に過ぎない。
「経営が悪化したのだから、その企業の従業員の給料を下げるのは当然」などという意見は東電を意図的に一般私企業と曲解して騒いでいるのである。

東電社員が怒り出して、「給料を下げるのなら仕事をボイコットする」と叫ぶのは当然で、一部の右翼がかった大手不良報道機関などは、「原発現場で働いている同社員を愚弄する不謹慎な発言」などと平然と抜かしている。

会社の経営不振で給料ダウンを是とするのなら、ストライキ権を認めるのも是としなければなるまい。

社会的な影響が多大でストライキ権など到底認められないならば、もはや公的機関と同一で、社員はますます「経営不振」に対する責任を負う義理もないことになる。

【原発問題】 東電 「役員報酬を半減します。最大の努力したので国は金銭的支援を」→福島の避難住民「甘すぎ」「無給でやれ!」と怒り

「給料を下げる」などという見せかけのポーズはいかにも日本的な欺瞞である。本当に国民の理解を得る行動は、東電社員が決起して「職場放棄」するしかない。特に、原発の作業員は率先してボイコットした方がいい。給料を減らされてまで放射能まみれになる義理などない。現場作業員に東電の正社員は少なく下請けがほとんどなのは熟知しているが、正社員の給与が減れば下請けはもっと迫害されるのも常識である。知障右翼化した愚民どもはこんな常識すら念頭から失っているのである。

福島県の原発被害者も、酷な言い方をすれば原発容認によって利権を得ていたグループに属する。「ハイリスク・ハイリターン」の原則はここでも生きている。
現実に利権の恩恵に与ったのは地元のボスなどの極一部だろうが、選挙等でそれらのクズを排除する機会があったにもかかわらず、その努力をしなかったのだから、一般の原発被害者も100%の被害は主張できない。

政府も東電幹部も天下りも役人も自民党も無知蒙昧な大多数の一般国民も「現場作業員に甘えて好き勝手なことを抜かしている」というのが浅ましい現状だ。

特に大多数の日本人の国民感情は情けない限りだ。はっきり言って「馬鹿」なのである。

日本人の90%は旧農民の子孫でそのDNAを色濃く継承している。従順で忍耐強いが基本的に陰湿な性格で、謝ってくると小狡く不平不満は口にするが威圧的に実力行使されると黙り込んでしまう体質なのである。
言葉の操作で騙されやすい情緒的な性質も強い。

誰が原発事故を引き起こしたのか?
大多数の国民はマスゴミに踊らされて「東電」のみを悪者にして誤魔化されているのではなかろうか?

経団連会長の「原子力災害を国が補償するのは当然」は"暴言"--大前研一氏が指摘 [05/11]

東電は「ババ」である。政界、国民、財界、東電社員でババ抜きをやっているようなものだ。こんな調子で日本中がババ抜きゲームをやっていても埒があかない。

いろいろ意見もあるだろうが、私は福島原発事故に関して「天下り&役人が20%、アメリカが20%、経団連が15%、自民党&公明党が15%、東電が10%、民主党が10%、全有権者が10%」という比率で過失責任を負わなければならないと思っている。

【原発問題】細野補佐官「東電の送電網売却も議論対象」 東電は送電網の売却は拒む姿勢

これも東電の形態を意図的に私企業に見立てた小狡い論法である。

国鉄や、公団のように政財界が散々うまい汁を吸い終えた後、証拠隠滅も兼ねてヤバくなったハコモノを二束三文で売り飛ばすのは常套手段だったが、状況を異にする今回の東電においても欲で判断力が濁った連中のオツムでは同じレベルでしか考えられないのである。

【原発問題】 東電、「ボーナス40万円・役員報酬2000万」にリストラしても賠償金不足→政府に支援要請…電気代値上げも不可避か

今東電の体力が低下して一番困るのは国民のはずなのだが…。「東電社員は無償奉仕しろ」とはバカウもとい知障右翼の言である。しかし、これに同調してしまう愚民も多い。

【労働環境】「福島第一原発の東電社員、ストレス多い」--現地で診察した産業医 [05/09]

当たり前だ!
現場の惨状を尻目に外野が足の引っ張り合いをしているのである。

【原発事故】東大教授「福島3号機圧力容器、更に上がって333.9℃になっている」NHK「設計上耐熱は302℃、でも400℃までは持つかも」2011/05/09(月)

現場は今こうなっているんだよ。アホらしいからさっさとボイコットしてしまいなさい。



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「女川原発運転手の仕事」と嘘をついて福島第一原発に連行し強制労働の驚愕実態


場所は大阪の釜ヶ崎である。何故か現在では「あいりん地区」などとより差別的な名称に変更されている。

【原発問題】「宮城県の運転手」の求人に応募も、実際は「福島原発でがれきの撤去作業」 大阪・西成あいりん地区の労働者

≪センターが3月17日ごろ、業者からの依頼をもとに「宮城県女川町、10トンダンプ運転手、日当1万2千円、30日間」との求人情報を掲示。応募して採用された男性は東北に向かった。≫

ところが雇用期間中の3月25日ごろ、その男性からセンターに「福島第1原発付近で、防護服を身に付けがれきの撤去作業をしている。求人は宮城だったのにどうなっているんだ」と電話があった。
10トンダンプの運転資格を持つ者が何が悲しくてカマなんかに住まなければならないのか?
いかにも胡散臭い話である。

≪これを受け、センターが雇用終了後に男性や業者側に聞き取りをしたところ、男性が一定期間、防護服を着て同原発の敷地内での作業に従事していたことが判明した。≫

ところが、何と!この話は本当だった。カマに流れ着くのにはやはり「人生いろいろ」だったのである。
おそらく暴力団の手配師に騙されたのだろうが、この被害者もやはりカマに流れるだけのことはある「有資格者」だったということか?

「放射能は安全」とマインドコントロールされる原発作業員たち

いささか重複した記事内容なので恐縮だが、後半部は新事実が紹介されている。騙されやすい単純作業労働者に、暗示をかけて「危険な仕事をやらせている」という内容である。要するに格言通り「知障とはさみは使いよう」ということのようだ。

現場でも当然ながら高度な技術が要求される仕事も多いだろうが、単純作業も数多くある。それをこなしている連中には騙されて働かされている者も少なからずいるということだ。



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