2011年5月12日木曜日

「女川原発運転手の仕事」と嘘をついて福島第一原発に連行し強制労働の驚愕実態


場所は大阪の釜ヶ崎である。何故か現在では「あいりん地区」などとより差別的な名称に変更されている。

【原発問題】「宮城県の運転手」の求人に応募も、実際は「福島原発でがれきの撤去作業」 大阪・西成あいりん地区の労働者

≪センターが3月17日ごろ、業者からの依頼をもとに「宮城県女川町、10トンダンプ運転手、日当1万2千円、30日間」との求人情報を掲示。応募して採用された男性は東北に向かった。≫

ところが雇用期間中の3月25日ごろ、その男性からセンターに「福島第1原発付近で、防護服を身に付けがれきの撤去作業をしている。求人は宮城だったのにどうなっているんだ」と電話があった。
10トンダンプの運転資格を持つ者が何が悲しくてカマなんかに住まなければならないのか?
いかにも胡散臭い話である。

≪これを受け、センターが雇用終了後に男性や業者側に聞き取りをしたところ、男性が一定期間、防護服を着て同原発の敷地内での作業に従事していたことが判明した。≫

ところが、何と!この話は本当だった。カマに流れ着くのにはやはり「人生いろいろ」だったのである。
おそらく暴力団の手配師に騙されたのだろうが、この被害者もやはりカマに流れるだけのことはある「有資格者」だったということか?

「放射能は安全」とマインドコントロールされる原発作業員たち

いささか重複した記事内容なので恐縮だが、後半部は新事実が紹介されている。騙されやすい単純作業労働者に、暗示をかけて「危険な仕事をやらせている」という内容である。要するに格言通り「知障とはさみは使いよう」ということのようだ。

現場でも当然ながら高度な技術が要求される仕事も多いだろうが、単純作業も数多くある。それをこなしている連中には騙されて働かされている者も少なからずいるということだ。



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