2010年5月8日土曜日

カルムイキア共和国の大統領 宇宙人と会見に成功


宇宙人に遭ったと主張する人は星の数ほどいるが、著名人では珍しい。まして、国家元首ともなると今回が初めての事例かもしれない。某国の首相夫人は遭ったことがあるみたいだが…。

「宇宙人と遭遇」発言の共和国大統領が物議

≪ロシア連邦南部の仏教共和国、カルムイキア共和国の大統領が「UFOに乗った宇宙人に自宅を訪問された」と発言し、連邦議員が機密漏えいに関する質問状を政府に送るなど物議を醸している。≫

と言うことで、宇宙人と会見以前に、カルムイキア共和国なる国が存在している方がビックリである。ちなみに仏教の経典を読み解くと宇宙的な概念を解説しているものが多い。

カルムイク共和国

≪カルムイク共和国(ロシア語: Республика Калмыкияリスプーブリカ・カルムィーキヤ)は、カスピ海の北西に位置するロシア連邦内の共和国である。

人口は約30万人で、半数がオイラト族のカルムイク人、約3分の1がロシア人である。首都はエリスタ。

カルムイク語及びロシア語 を公用語とする。特に中央アジアにルーツを持つカルムイク人によってチベット仏教が信奉されており、ソ連時代の末期からチベット亡命政府と接触し、チベット亡命政府の拠点ダラムサラ等への留学生の派遣、学識の高いチベット人僧侶の招聘などの交流を開始した。住民には「ヨーロッパ唯一の仏教国である」と自称するものもいる。≫


人口はかなり少なめだが面積は76,100km2と北海道くらいある。かなりスカスカな国である。
ロシア内に仏教国が存在したのだ。

≪トークショー内でイリュムジーノフ大統領は、モスクワのマンションのバルコニーに透明のチューブに入った宇宙人が現れたと語っていた。近くにいた運転手、閣僚、側近の3人も目撃したという。≫

キルサン・イリュムジーノフ

≪1962年4月5日ソビエト連邦のカルムイク自治共和国の首都エリスタに生まれる。父ニコライは、技師、母は獣医。中等教育終了後、工場勤務。モスクワ国際関係大学を卒業する。18歳のときに徴兵され、1980年から二年間兵役に就く。除隊後、国際ビジネスの起業を開始し、1989年日ソ合弁企業「リコーラドガ」専務となる。1990年サン社会長。

1990年ロシア人民代議員大会代議員に当選し、最高会議評議員に選出された。最高会議では国際問題、対外経済関係の各委員会に所属。1993年4月11日カルムイク共和国大統領に選出される。同年12月の連邦議会選挙で上院連邦会議代議員に当選。1995年10月15日大統領に再選される。同年国際チェス連盟会長に就任。1999年の下院国家会議選挙では、与党「統一」の設立に奔走した。カルムイク共和国大統領としては、政治手法は独裁的とも評価されるが、シンガポール、大韓民国、中華人民共和国をモデルに、積極的な外資導入による企業誘致を図り、治安も維持されている。また、カルムイク人は、チベット仏教徒(ラマ教)であるが、イリュムジーノフは、国内に32の仏教寺院を建設すると同時にキリスト教、イスラム教など他の宗教とも融和策を取り、国内には教会やモスクも建設し、宗教の融和に成功している。≫


事業に成功して莫大な資産を持っている。現在ではカルムイキア共和国の事実上のオーナーである。日本語も話せるようだ。頭はいいのだが変わり者との評判である。

≪熱烈なチェス愛好家のイリュムジーノフ大統領が地球外生物との接触について口にしたのは これが初めてではなく、2001年にもUFOに乗せてもらって飛んだことがあると発言している。 ≫

別にチェスが好きだと宇宙人と接触できるわけでもあるまい。

昔は「神に遭った」とか、「仏に遭った」とか主張する人がかなりいた。宗教の教祖になる場合、一応神に遭っていないと今ひとつ権威が発生しない。
近頃は神に遭った人よりも宇宙人に遭った人の方が多くなった。

現在科学的には神の存在も宇宙人の存在も確認されていない。では、これらに遭ったと主張する人の信憑性はどれくらいなのだろうか?

考えられるパターンは次の三つである。

①嘘をついている。

全体の過半数はこれだろう。新興宗教の関係者に多いパターンだ。新興宗教の実態はそのほとんどが詐欺である。騙すことがその前提にあると言っていいだろう。くだらない霊感壺を売りつけたリする商売である。

②勘違いをしている。

嘘をついていなければ、大概がこのパターンだ。本人だけがその気になっている状況である。一番多いのは夢を見た場合だ。夢と現実が混濁しているのである。勿論覚醒状態でも幻覚を見ることがある。ドラッグをやっていれば容易に霊体験することができる。一番ありふれていて入手しやすいドラッグは酒である。
精神異常も広義ではこの分類に属するだろう。「宇宙人が電波で私に命令した」というのはよくあるパターンだ。新興宗教でも教祖が精神異常者で、マネージャーが商才に長けていた場合、思いの外成功してしまう場合がある。
集団ヒステリーというのもある。誰かが「神を見た」とか「UFOを見た」と言い出すと、周囲にいた連中もその気になってしまう現象である。
有名なァティマの予言などもこれだろう。

③実際に神や宇宙人に遭遇した。

神や宇宙人が存在しないことを証明した者はいないから、可能性としては存在する。別に神や宇宙人でなくても広義の霊体験もこの範疇に含めていいだろう。
宇宙人は霊的存在なのかもしれない。その場合、宇宙人が火星人だろうが金星人だろうが、太陽人だろうが、別の銀河からこようがすべてOKなのである。霊ならば物理的拘束を受けないから、どこに存在しようが大威張りである。

よく、「金星人に遭った」などと言う人を「こいつ馬鹿じゃないか」と真っ向から否定する御仁もいるが、金星人が霊的存在なら現在の物理的金星環境でも存在できる。例によってNASAが嘘の金星情報を流しており、実際の金星は住みやすい場所である可能性もわずかではあるが考えられる。金星人が物理的存在であっても過酷な環境でもそれを凌駕するテクノロジーを持っていれば居住は可能だ。

ここでは詳しく書かないが、私自身霊体験をしている。世の中は物質的な側面だけで捉えられないのである。

イリュムジーノフ大統領が超金持ちになったのも、偶然だけでは説明できない。


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