2010年4月24日土曜日

天下り絶滅へ徹底した事業仕分けせよ


天下り行政法人の中には結構黒字の所も多い。つまり、税金の流用をしなくてもやっていけるわけだ。
では、そのような法人は健全なのかというと、とんでもない話である。

そのような法人は税金の代わりに、不必要な手数料や登録料をボッタクっているのである。

その手口は暴力団が縄張り内の店に芳香剤やおしぼりを売りつけるのと同じである。
鳩山首相 「国民が大いに期待してる。長年の天下りのアカを完全に洗い流す」…事業仕分け第2弾スタート、支持率アップなるか

見た目の税金のみにこだわっていると何やらあくどそうな団体がスルーして、国家の将来に必要な団体がばっさりやらせそうな気もするが、仕分けするメンツが頼りないだけに杞憂ではなさそうだ。

そんな中、ゲンダイさんが天下りの典型的事例を取り上げている。こういう事例を見つけて来るのに事欠かないのが悲しい現実だ。
【公益法人】渡り生活16年、生涯賃金10億円--天下りの天皇はコイツだった

この手の愚劣な事例が横行したのは自民党による腐敗政治が原因であったことを国民は忘れてはならない。
そして、自民党と大して変わらない体質の議員で構成されている民主党が同じ過ちを犯さないよう監視する工夫を確立するべきなのである。

天下りのたちの悪さは、無駄が無駄を呼ぶ構造にある。天下り天皇の事例でも、定年まで官庁にいさせて退職金を1億円くらい払ってやった方が、天下りさせるよりは遙かに安上がりなのである。

こいつを天下らせるためのハコモノの用意、活動を偽装するための職員の人件費、不必要な登録料や手数料の徴収など、多少はGDPの見かけ上の増加には貢献するだろうが、国民生活を苦しめる無駄以外の何ものでもない。

こんな下らないシステムを考えついた国賊は公開処刑してもおかしくはない。


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