千葉県柏市根戸市有地の高濃度放射能汚染問題が思わぬ展開に向かっている。
57・5マイクロ・シーベルト地下土壌からも27万ベクレルというこれまでとは桁違いに高い放射線量が計測されたことから、誰かが故意に放射性物質を放置 させたという説が根強かったが、その後、放射能の種類が福島原発のものと一致したので、それが原発由来である可能性が強まった。
この時点で私は自然濃縮したにしては異常に高い放射線量なので、誰かが福島原発周辺から出た高濃度の汚染ゴミを不法投棄したのではないかと疑った。
しかし、文科省の調査結果では自然濃縮の可能性が高いことが判った。
千葉・柏の高濃度セシウム 原発由来の雨水が側溝から漏れ出し、土壌に蓄積 文科省調査結果
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319374623/-100
≪文部科学省は23日、現地調査を行い、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを含む雨水が現場の側溝から外に漏れ出し、土壌に染み込んで蓄積された可能性が高いとの調査結果を明らかにした。
汚染土壌の投棄といった人為的な要因は否定され、原発事故そのものの影響の広がりが示された形だ。≫
確かに、よく考えてみれば処理に困って不法投棄するのならば、わざわざ福島から遠隔の千葉県まで運搬し、人口密集地を選択するのは不自然だった。
それでもやるとしたら、怨恨目的か非常にたちの悪い悪戯になってしまう。
やはり、自然濃縮と考えた方が良さそうだ。
だとしたら、今回はたまたま千葉県柏市だったが、「日頃放射線量が高めの地域なら、条件さえそろえば以上濃縮が発生してしまう」という恐ろしい結果になる。
では、どのようなメカニズムで濃縮が行われたのだろうか?
≪文科省放射線規制室によると、最も空間線量が高かった地点のすぐ横で、深さ30センチ、幅30センチのコンクリート製側溝の壁が幅0.5~1メートル程度にわたって破損・欠落していた。側溝は雨水を流すために設けられ、現場から下流部分は市道に沿って掘られている。
普段、どの程度の流量があったか不明だが、上流部分に降った雨が集まって側溝を流れる際、破損部分から漏れ出たとみられる。≫
側溝から漏れ出た汚染水が蒸発乾燥を繰り返していく内に濃縮されたようだ。
ということは、これと同じような現象は東日本の至る所で起こっている可能性が高い。
≪市有地は、戸建ての市営住宅が95年に取り壊され、地元町会が広場として利用していた。
今回の問題は、散策中の市民が持っていた測定器の高線量に気付いて市に通報したのが発端。≫
これからは外出する際には一人に一台測定器を携帯していた方が良さそうだ。
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2011年10月24日月曜日
千葉県柏市根戸市有地57・5マイクロ・シーベルト地下土壌からも27万ベクレルの怪 原発由来の雨水が濃縮か?
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