2011年6月27日月曜日

インチキ太陽光発電利権と結託した橋下知事「電気料金に税金上乗せ」の愚挙


(元記事)大阪府 橋下知事が新税提案…太陽光発電普及促進目的、関西住民が支払う電気料金に税金上乗せ

≪大阪府の橋下徹知事は25日の関西広域連合の会合で、太陽光発電の普及促進を目的に、関西の住民が支払う電気料金に上乗せするなどして徴収する新税の導入を提案した。参加府県知事らと検討を進める意向だ。

これまで橋下知事は、発電した電力の全量買い取り制度が実現することを前提に、新築住宅などへの太陽光パネル設置の義務化を提唱。制度が実現しない場合の策として新税を提案、パネル設置者への補助財源に充てる考えだ。

会合で「全量買い取りが無理なら、広域連合で税のオプションを考えてもいいのではないか」と強調した。≫

(参照記事) 発電コスト比較

発電方式 発電単価(円/kWh)
水力.........8.2~13.3
石油........10.0~17.3
LNG.......5.8~7.1
石炭.........5.0~6.5
原子力.......4.8~6.2
太陽光......46
風力........10~14
太陽熱.......9
コージェネレーション産業用 9~10
コージェネレーション民生用 15~20
廃棄物発電...9~15
地熱........21円/GJ
燃料電池....28

(-_-)このサイトのコスト設定もかなりいい加減である。

コージェネレーションとは廃熱利用タイプの発電。

地熱発電はギガジュールという変な単位を使用しているが、別なサイトによると、≪地熱........18.25~27.8(円/kWh)≫

(¬¬)このサイトの原子力の発電コストは当然胡散臭い。

(参照記事)原発の発電単価


これによると、東京電力が自己申告した発電コストが、≪10.32~19.71(円/kWh)≫
初年度を高めに設定し、次第に原価を引き下げていく計算だが、それでも10(円/kWh)を下回ることはない。

原子力発電と平行して行われる揚水発電は≪60~70(円/kWh)≫とむちゃくちゃ割高である。モーターを回して水を汲み上げて、再び落下させて発電するのだから、効率が悪いのは当たり前だ。

このこのサイトでは送電ロスも取り上げている。発電所と消費地が遠いほど、ロスも多くなるわけだ。
原発の場合はロスだけでも火力発電よりも2(円/kWh)損をしている。

採算性を考えたら、10(円/kWh)以下が原価として望ましい。

水力発電用に新規のダムを建造するなど、よほどの事情がない限り環境破壊を招くだけだ。

火力発電は有望だが、そのうち石油は高騰しているので採算が合わなくなっている。
LNGが優等生ということになる。
資源的には豊富になる石炭はCO2排出がネックだ。しかし、「CO2増加が地球温暖化の原因と主張することで成り立っている環境ビジネス」は「陰謀」であった。
ここにきて、太陽活動が極小期に入ることが確認されており、寒冷化に移行する可能性も高い。
これまでの見解とは逆に、保温効果を促進させる必要性に迫られる状況なのだが、まだ誰もそれを言及していない。
環境ビジネスの連中が必死の妨害活動をやっているのだろう。
ちなみにCO2を排出しない液化石炭発電だと、11(円/kWh)である。

火力発電でも日本近海に豊富にある「メタンハイドレート」はまるでダメ。
回収技術が確立していないのである。
ただし、外国に権益を取られないようにツバを付けておく必要はあるが…。

再生可能エネルギーの中では比較的発電コストが安い風力発電だが、≪10~14≫(円/kWh)という数字はおそらく嘘だろう。
常時強風が吹きすさぶ地域ならば10(円/kWh)以下での稼働も可能だが、日本の場合はまさに風まかせ。
1基あたりの発電量も少ないのが泣きである。その割には故障が多い。鳥をバラバラに切り裂く。騒音がうるさく、低周波で人体に有害。景観を損ねる。

…と、いくらでもケチを並べ立てられる。


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