2011年6月5日日曜日

菅首相このままではあと2年続投?1号機4000ミリ・シーベルトで退陣のメド全くなし


(参照記事)菅首相退陣のメドの「冷温停止」を再定義へ 細野首相補佐官

≪菅首相が退陣時期のメドとした東京電力福島第一原子力発電所の「冷温停止」について、 細野豪志首相補佐官は3日、政府・東電統合対策室の記者会見で、原子炉の水温が100度を下回るという通常の条件に加え、安定的な冷却や放射能の拡散停止なども含め、改めて定義し直す考えを明らかにした。≫

この定義を満たすためには10年以上の歳月が必要になりそうだ。いくら何でも次の総選挙では民主党は過半数割れするだろうから、菅首相は残り2年間の歳月を残務処理に充てることになりそうだ。
w(°o°;)wえっ、8月末で退陣!?
ヽ(τωヽ)ノ 数時間単位で退陣時期を変えられては記事も書けないよ。

(参照記事)福島原発 半径20キロの警戒区域「現状では人も家畜もすめないようなところ」農林水産省の職員が発言

≪参加者の男性から「帰ることを前提としているのに、否定的で夢を壊すようなことを言わないでほしい」との抗議を受けた。男性職員は「言葉が不適切で申し訳ありません」と謝罪したという。≫

ネット上ではこの発言に関して賛否両論だが、やはり本当のことを当人に面と向かって言うのは失礼である。

(参照記事) 1号機周辺で毎時4000ミリ・シーベルト 東電「継続して監視する」 [06/04 12:00]

「4シーベルト」と表記した方が省エネなのだが…。

シーベルト

実効線量
(mSv)
250*************福島第一原子力発電所事故での緊急作業従事者に限って適用されている被曝線量上限。白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合)
500*************リンパ球の減少。国際放射線防護委員会による人命救助を例外とする上限。
1,000***********急性放射線障害。悪心 (吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2,000***********出血、脱毛など。5 %の人が死亡する。
3,000 - 5,000***50 %の人が死亡する (人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)。
7,000 - 10,000**99 %の人が死亡する。ただし、頭部や胴体ではなく手足のみに被曝をした場合は、手足の機能に障害 (熱傷等) が出る。
10,001以上******ヾ(・д・。)

(参照記事) 原子力のコントロールは不可能「対策はいくら立てても無駄」「想定外起きる」と原発専門家

原発事故処理について、「菅政権の対応が遅い」とマスコミは責め立てているが、彼らは重大な誤りを犯している。もしくは、知って知らぬふりをしている。

菅政権には原発事故を収拾する能力がないのである。単に菅政権が無能なだけで、首相が入れ替われば打開できるかというと、それも甘い。

日本国そのものに収拾能力がないのだ。
唯一の方策は、福島原発を国連管理下に置き、国際的手段で対応してもらうしかない。

「この国難時に、何で政争を」という意見もあるだろうが、もはや誰が首相になったところで日本自力での収拾は不可能な状況である。しかしながら、隠蔽癖の強い菅氏が首相を続ける分だけ原発事故処理の手遅れ度は増していきそうだ。つまらない外聞にこだわらず、外国の支援を積極的に求められる度量のある首相への一刻も早い交替が望まれる。

(参照記事)福島県いわき市沖の海底から、通常の2000倍を超える放射性セシウム検出 [6/4]

9000Bq/kgの魚介類を毎日100グラム摂取した場合の年間内部被曝量は4.3mSvである。
子供には食べさせない方が良いだろう。

(参照記事)地下の高濃度汚染水は10万トン強 放射能は72万テラベクレル-福島第1

汚染水10立方メートルで1000トンである。その100倍の容積だ。
一応汚染水処理装置が稼働するとのことだが、処理後の超高濃度汚染水をどこに封じ込めるのかが問題である。


記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>

→人気blogRanking

0 件のコメント: