2011年4月9日土曜日

再臨界を政府東電隠蔽濃厚で福島原発復旧めど立たず!海に空に放射能垂れ流し続く


福島第一原発一号機、8日の放射線量が7日の3倍強に 31.7→100Sv/h

≪福島第一原子力発電所一号機の放射線量が、前日値に対して3倍に跳ね上がっている。7日の値が31.7 Sv/hに対して8日は100 Sv/h。これに関して原子力安全保安員は「間違いない」とするも、「計器故障の可能性もあり」と発表≫

東電と民主党政権が再臨界を隠蔽しているという話がネット上で公然と流れている。

えっ!「再臨界ってなんじゃい?」ですか?
幸せな人ですね。知りたければ以下のWIKIサイトで…。

臨界事故


放射能危機を煽る報道で広がる人権侵害、差別…背景に"反原発トンデモ学者”のプロバガンダあり

流言飛語の発信元は反原発派との説もあるが…。

避難指示地域外・福島第1原発40km圏土壌に放射性物質、日本政府は監視強化 「再臨界」はないと東京電力 [3/31] 

福島第一原発、「再臨界」した可能性も-IAEA[03/31]

事故からこれだけ時間が経過していれば、再臨界しているかどうか当事者は当然把握している。日付を見て判るように、4月になってから関係者は口を閉ざしている。これは何を意味するのだろうか?

福島第一原発、「水棺」冷却を検討 政府と東京電力

再臨界はさておき、予想以上に原子炉の内部損傷が激しいことが判り、自力冷却は不可能な状況になった。
つまり、原子炉全体を覆って冷却しようというのである。勿論大がかりな改修が必要で、一朝一夕に行うのは不可能である。

人が入れない福島原発 冷却系すでに閉じたループでなく、高放射線量のため簡単な補修が困難

ところが現場は高濃度の放射能で汚染されており、人間が立ち入れない状況になっている。これも再臨界を疑わせる。作業にはメキシコ湾の海底油田と同等の困難が伴うとのことである。

土壌検査で高い値のセシウム…通常の濃度の150倍 - 福島

爆発事故当時に比べれば空中に放出される放射能量は減少したと政府や東電は主張しているが、依然として垂れ流しは続いている。冷却に使用した水は漏れているだけではなく蒸発もしているのである。
政府は暢気にも1週間程度の累積放射能量を想定していたようだが、この分では再臨界していなくても空中放出は数ヶ月は続くのである。
半減期の短いヨウ素はともかく、セシウムの汚染は深刻な被害を引き起こすだろう。再臨界していれば更にやばい放射性物質がまき散らされることになる。

放射性物質による汚染農地、コメ作付けを制限--鹿野道彦農相

東北地方は米どころだけに大打撃である。今年は深刻な米不足の事態に陥るのは避けられない。備蓄米の処分だけで対応できるか疑問だ。

今のところ政府は原発30キロ圏近辺を想定しているが、累積放射能は広範囲に拡散するので、福島県の海側半分は危険地帯、更にその周辺の近県も警戒地帯とせざるを得ないだろう。
放射能の影響は年齢によって異なる。50歳代以降はそれほど神経質にならなくても良いかもしれないが、若年層ほど安全な食材を求めた方がよさそうだ。ただし、再臨界してなければの話だが…。

「使用済み燃料プールなどで水漏れが確認」 ~女川原発、圧力調整パネル外れる

4月7日の宮城県沖地震の影響である。今後同程度以上の余震が起こる可能性も否定できず、やはり、日本の原発計画は抜本的な見直しが必要なようだ。

放射線専門家 「放射能差別」に苦言 「人から人に伝染することない」

ポストさんの記事だが、実はこれは変な記事である。「放射能差別」をしているのが病院なのだ。
「まったくの無知誤解に基づく風評被害です。人から人に伝染することはありません」 などと間抜けなコメントを載せているが、いくらなんでも病院関係者が迷信を信じているわけがないだろう。通院拒否は別の理由と考えるべきだ。
この記事自体が風評被害記事である可能性が高い。不安を煽るゲンダイさんに対抗してか、ポストさんは風評被害を強調する記事が目立つ。

線量計片手に正門前まで・・・鳥越俊太郎、福島第一原発訪問を報告/加藤登紀子主催チャリティーコンサート発表会見

癌を再発させ現在寛解中の鳥越氏によるパフォーマンスだが、「正門前でも118マイクロシーベルト。CTスキャン一回で6900マイクロシーベルトなので、人体には全然影響がない」はないだろう。118マイクロシーベルトはレントゲン写真の被曝量である。瞬間的に浴びるレントゲンと違って、常時この数値の放射能を浴びて「人体には全然影響がない」わけがない。
「君子危うきに近寄らず」で、被曝量の多い地域にむやみに立ち入るべきではない。その意味で、民主党政権が再臨界を隠蔽していたとしたならば、事情を知らない多くの国民を危機にさらす結果になり、「重大犯罪」と言っても過言でないことになる。再臨界になっていたのなら、それは事実として受け止め、最善策を講じるしかない。そのための時間稼ぎをしているというのならまだ赦せるが…。

農水省、銚子漁港の"水揚げ拒否問題"で千葉県に指導要請

いくら指導をしても…、

北茨城で漁再開 売値は半値から3分の1・・・

これでは市場に出しても大赤字である。コウナゴのような小魚は既にアウトだが、ヒラメやマコガレイのような大型魚に蓄積するのは数ヶ月後と予想される。つまり、今は超お買い得状態だ。

1日1時間以上の停電、基本料金を割引へ--東京電力

これで批判を躱すつもりだろうか?
よく記事を読めば割引料金もたかがが知れている。どうも経営陣は相変わらず「セコいこと」しか思い浮かばないようだ。このセコさが最悪の原発事故を招いたのである。
再臨界していようがいまいが、ここに至れば東電はどうせ破綻して国有化されるのが見え見えで、そうなれば税金で尻ぬぐいすることになる。
「申し訳ありません、お詫びに電気料金を無料にします」と言ったところで、どうせ国民が尻ぬぐいする構図は同じなのである。
ただし、こんなことを言えば馬鹿が電気の無駄遣いをすることは明白なので、無理な相談であることは言うまでもない。


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