2010年11月20日土曜日
中国「ノーベル平和賞」をパクって「孔子平和賞」の設立検討は正論だ 頑張れ中国!
中国が「ノーベル平和賞」で嫌がらせされたことに反発し「孔子平和賞」の設立を検討していることが判った。
高慢で強情なノーベル賞委員会の偏見変えられない ノーベル平和賞に対抗し、「孔子平和賞」の設立を―中国紙
≪環球時報は15日『中国で孔子平和賞の設立を』と題した国際論壇を展開。スイスのチューリッヒ州立銀行北京駐在員事務所首席代表の劉志勤氏は「ノーベル賞委員会は劉曙波の代償として中国13億人を敵に回した。人民の反抗だけでは、高慢で強情なノーベル賞委員会の偏見は変えられない。逆に彼らの英雄的な気持ちと達成感をかり立てるだけだ。中国の民間機関が孔子平和賞を設立し、中国の平和・人権への観念をアピールすることが最適な方法だ」と述べた。 ≫
「民間機関」とは嗤わせてくれるが、中国政府がノーベル賞に仕返しを考えていることは判る。
≪10月18日付けの環球時報『ノーベル賞委員会に未曾有の謝罪を求める』と題した社説では「本当の意味での全世界のノーベル賞を見てみたいが実現は困難だろう。われわれはノーベル賞委員会と平和賞に幻想を抱いてはいけない。他人の変化を望むのではなく自ら孔子平和賞委員会を設立しよう」と呼び掛けた。≫
「未曾有の謝罪を求める」とは中国や朝鮮では「おまえの態度は気にいらねえな」程度の意味のようである。
どうして「孔子」が出てきたのかはよく解らないが、「適当な人格者を捜していたらそこまで時代が遡っちゃった」ということか?
≪11月12日も単仁平記者の文章を掲載。「ゲイル・ルンデスタッド事務長が10月末、英オックスフォード大学でノーベル平和賞についての講演を行った際、ロシア、アメリカ、イギリス、中国など各国の学生や教授から鋭い質問攻めに遭い、講演は途中で打ち切られた。ノーベル平和賞は既にアルフレッド・ノーベル氏とは無関係で、「平和」とも切り離され「賞」だけが残されている。平和賞はノーベル賞のブランドと平和的なイメージを利用し、資本主義国家が共産党国家非難をするための政治的道具にすぎない」と決め付けた。≫
選挙などでも対立候補を非難する部分に関しては正鵠を射ている場合が多い。今回もそれに相当する。自己主張の方を鵜呑みにする奴は馬鹿である。選挙の時に候補者を選ぶとしたら、相手候補同士の非難をよく聴き分け、少しでもマシを思われる方に投票することが肝要である。ゆめゆめマニフェストなどまともに信じないように…。
日本人は馬鹿の一つ覚えのようにノーベル賞をありがたがる傾向が強いが、実はとんでもない賞である。
ユダヤ主導のノーベル平和賞 劉暁波氏いやがらせ受賞で中国と険悪化
ノーベル賞のパクりに関しては日本の方が先輩である。
ノーベル賞の補完?「世界文化賞」に見る日本の稚拙外交ぶり
ただし、こちらは東京ディズニーランドや太平洋マスターズよろしく、ノーベル賞委員会の認証済みである。
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