2010年10月16日土曜日

エコを騙る悪魔の風力発電 環境破壊と税金無駄遣いの実態 


落雷で次々故障する風力発電…赤字膨らむ[10/10/15]

≪新潟県上越市がクリーンエネルギーの普及を目的に進める風力発電事業の累積赤字が、2009年度時点で約1億5600万円に上ることが13日、分かった。≫

風力発電というとのどかなオランダの風車を連想させ、ただで風からエネルギーを得られ、公害を出さない極めてエコでクリーンなエネルギーのような印象を持つ。

しかし、そのように思っている人は「情弱」である。

実は風力発電はエコエネルギーの風上に置けないとんでもない代物だったのである。はっきり言えば、インチキ、ペテンだ。

≪市は4基の風力発電施設を市内で管理・運営しているが、落雷による故障が相次ぎ、 しかも4基のうち3基が外国製で、部品取り寄せや修理に時間がかかることが 響いている。市は落雷対策の強化に乗り出したが、抜本的な赤字解消策は見えていない。 ≫

「どうしてメンテナンスが面倒な外国製を使うのかな?」
誰しもが当然抱く疑問である。
例によって本体の値段が外国産の方が安い可能性もある。技術的にも風車作りの伝統はヨーロッパの方が上だ。したがって、これに関してはとりあえず良しとしておこう。

≪市の風力発電施設は、三の輪台いこいの広場に2基、直江津港の港公園と 道の駅うみてらす名立に各1基。
01年4月から03年11月にかけて順次発電を開始、 耐用年数は17~20年とされ、販売先の東北電力の設備に向けて送電されている。
建設費は1基当たり約1億6600万円~約2億6400万円。 ≫


上越市は新潟県第3の人口を誇る市だが、市域が佐渡島よりも広く、大部分は過疎の農村部と山林が占める。

現在東北電力の大規模な火力発電所が建設中であり、柏崎原発とも隣接している。

上越市はエネルギー供給基地ではあるが、環境的にはとてもエコな地域ではない。

風力発電も市の予算ではなく助成事業によるものと思われるが、臭いものをごまかすための偽装の臭いが漂っている。

(参照)原子力発電施設周辺地域企業立地支援給付金のご案内

≪最大の敵は、冬に多い落雷。最近では、港公園にあるドイツ製の施設が昨年1月に落雷で故障して発電ができなくなり、修理して運転を再開するまでに1年かかった。≫



落雷が多そうな地域なのに変な話ですねえ。どうして対策を練らなかったのかな?

≪昨年度は全4基が、345~32日間故障。売電額は約1000万円と伸び悩み、 売電と維持管理費の収支だけで約3800万円の赤字となった。 ≫

高性能な外国産のはずなのだが…。
仮に風力発電施設がフル稼働したところで、1基あたり年間1000万円も稼げれば御の字のようだ。

で、1基の建設費が「約1億6600万円~約2億6400万円」。耐用年数は「17~20年」。

失礼ながら、上越市の方々は小学生にも劣る計算力しか持ち合わせていないのだろうか?

≪市議会からは「市財政が窮迫する中で、赤字を出しながら風力発電を続ける必要があるのか」と疑問視する声も聞かれるが、施設の耐用年数に達する前に撤退すると、建設費など計約3億円の補助金を拠出した新エネルギー・産業技術総合開発機構から、 補助金返還を求められる可能性があるという。≫

あっ、金持ちの道楽と思ったら、市の財政は逼迫していたんですか。

更に悪いことにクリーンエネルギーと思われていた風力発電だが低周波を大発生していることが判明した。

風力発電は環境に無茶苦茶悪かった! 健康被害続出の恐怖

これは本ブログの過去記事である。

日本風力発電協会

ここが元締めです。低周波問題はガセと主張しています。

風車問題は誰が責任を取るのか8

ここは糾弾サイト。

黙殺の音 低周波公害

そこのトップページ。


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