2010年8月8日日曜日
現代の錬金術 金を生む植物を発見
現代の錬金術というべきか、金を生む植物が発見された。ただし、植物自体はありふれたもので、正確には、その植物に金を精製する能力があることが発見された。
更に正確には、その能力は以前から知られていたが、その植物を効率よく培養する技術が確立したということである。
だんだん話がみみっちくなってしまったが、これで金が効率よく回収できるようになったことは確かである。
その植物はヒョウタンゴケという苔で、世界中に分布し、特にたき火や火災の焼け跡でよく見られるありふれた苔である。
しかし、そのヒョウタンゴケは何故か重金属を体内に取り込む性質があり、鉛で乾燥重量の70%、金で10%を取り込む能力があることが知られている。
大都市での金の埋蔵量は数千トンと言われているが、大半は金メッキ等のパーツでゴミに張り付いた状態で埋蔵されている。
採算性を考えると、従来は回収コストが金の原価を上回ってしまうため、分離は不可能とされていたのである。
それが今回の培養成功で可能になったと言うことである。
肝心のヒョウタンゴケの金精製メカニズムだが、これについてはさっぱり解らないらしい。解らなくても使い物になればどんどん利用しようという話である。
配線基盤とか金メッキのゴミなど簡単に入手可能だし、肝心のヒョウタンゴケもその辺にごろごろしている。カネに困った連中なら「ちょっとアルバイトで金を回収してみようか」と考えてみたくもなりそうだ。
開発したのが理化学研究所とDOWAホールディングスという巨大組織であるが、やっていることは中学校の理科実験並みのレベルである。
素人でもこの業種に参入できないこともなさそうだ。
さすがにニートや派遣が四畳半の自室で金を回収しようと思っても無理だが、つぶれかかった町工場程度の設備があればやけっぱちでできない話でもない。
金を含んだゴミを集め、粉砕する。粉砕したゴミを寒天培地に混ぜ、ヒョウタンゴケをかき集めて、寒天培地に植える。ヒョウタンゴケから原糸体が出てそれが増えたら乾燥させて燃やし、燃えかすを坩堝で溶かして重金属を回収し、王水を使って金を分離する。
簡単と言おうかめんどくさいと言うべきか、人によって感覚が異なるだろう。化学系に明るい人なら、それほど苦痛な作業でもない。
王水は劇薬だから廃棄物処理業者の認可を取っておく必要がある。
以上は私が適当に考えた方法なのでこの通りにやって金が回収できなくても、自己責任でやってください。勿論仮に回収できたとしても採算に合わない可能性もある。採算に合う可能性は宝くじで3億円をゲットする10000倍程度の確率だろう。
植物『ヒョウタンゴケ』が"金"を蓄積、資源回収に応用へ--理研とDOWAホールディングスが発見
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