2010年8月3日火曜日

超高齢者年金詐欺多発 113歳女性悪質事例発覚で遂に長妻厚労相100歳以上全員の身元確認決定


慎太郎知事が慌てて100歳以上の老人を確認するよう役所に命令でも出したのだろうか?
案の定超高齢者に関する年金詐欺事件が各地で発覚する事態になった。少しの手間で簡単に判ることをお役所は手抜きをしていた。役人どもは勤労者から強制的に徴収した血税に等しい年金保険金を、全く無頓着に犯罪者のもとに何十年も送り続けていたのである。
年金の無駄遣いと言えば下らないレジャー施設も酷かったが、犯罪者に荷担して改めなかった対応ぶりは言語道断である。

東京都では113歳で都内最高齢の女性が詐欺であった可能性が高まった。

杉並区の113歳女性が所在不明 都内女性最高齢

例によって身内の話はいい加減だ。

都内では先月、戸籍上111歳の男性が30年以上前に死亡していることが確認されたばかり。

「都内最高齢」113歳女性不明、同居の可能性があった長男(71)も所在不明 - 東京

年金を不正受給していたと思われる79歳の長女は「母親の所在は知らない」と言っている。

「都内最高齢」113歳、どこに 同居をしていたとみられる千葉の次男宅は更地に

弟も行方をくらませている。殺人も視野に入れた方が良さそうな状況である。

所在不明113歳女性の長女「もっと早く役所に伝えれば…」住民票を修正しなかった理由については言葉濁す

本当のことはなかなか喋れないだろう。

八王子でも「102歳」男性不明

111歳、113歳と続いたので、102歳程度だとほのぼのとした感じですなあ。
しかし、日本では100歳超が4万人。そのうち確認を取れているのは半数の2万人しかいない。残りの2万人は既に死亡しているか殺害されて年金詐欺に遭っている可能性が高い。2万人以上の逮捕者が出たら、刑務所の収容が大変だ。しかも、始末が悪いことに、受刑者も70歳以上の高齢者揃い。新たに老人刑務所を大量に作らなければならない。
千葉大臣は早急に手を打つべきだろう。ハコモノだが、この場合はやむを得ない。

100歳超す高齢者「確認方法見直す」 長妻厚労相

自民党時代の悪政によるものだから、現実に発生していることはやむを得ないが、子供手当なんかよりこっちの方を優先して処理してもらいたいものだ。

05年にも長寿番付19位の110歳が所在不明に…40年以上前に失跡したとみられる

≪同省は05年までは、年齢が上位100位までの高齢者について、名前や生年月日も含めた高齢者名簿を発表していたが、非公表を希望する人が増えたことを理由に、06年から発表を取りやめている。 ≫

マスコミや野次馬などに押しかけられると迷惑なのは事実なので「非公表を希望する人」全てが年金詐欺犯とまでは決めつけられないが、相当数が怪しいと考えられる。
自民党政権下の2005年段階で、超高齢者の年金不正に厚労省も気づいていたものと思われる。しかし、その後やったことは長者番付を廃止したくらいで、年金は漫然と支払い続けていたのである。

2005年以降の厚労相は以下の通り。犯罪を看過した彼らの責任は免れない。

尾辻秀久 第3次小泉内閣 2005年(平成17年)9月21日
川崎二郎 第3次小泉改造内閣 2005年(平成17年)10月31日
柳澤伯夫 安倍内閣 2006年(平成18年)9月26日
舛添要一 安倍改造内閣 2007年(平成19年)8月27日


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