2010年4月20日火曜日
アイスランド大噴火で小氷河期に! 世界経済に深刻な影響
火山が噴火すると気象変動が発生する。遠く離れたアイスランドのことなので、日本では今ひとつ関心がわかないようだが、欧米ではパニック状態になっている。
既に北極圏経由の航空便が壊滅状態に陥っている。
今回のアイスランド火山の噴火は規模も最大級の上に、火山灰が上空に留まりやすい微細なサイズなので、それに伴う日照不足が長期化する懸念が持たれている。北半球は今後数年にわたって気温低下状態におかれることは間違いない。それが摂氏2度以上の変動だと農作物に深刻な影響を与える。
政府のお馬鹿政策によって食糧自給率が極端に低い日本では、食料価格が高騰して、現在の不況下にインフレも加わって、スタグフレーションが発生する恐れがある。
アイスランドの噴火、火山灰で世界的寒冷化か!?
フランス革命もそうだが、天明の大飢饉の原因も実は浅間山の噴火ではなく、アイスランドの火山が主役だったのではないかと言われている。
歴史上でも巨大帝国が謎の崩壊を遂げた原因として、気象変動を取り上げる研究が進んでいる。
天明の大飢饉
現段階でも航空関係で被害が発生しているが、農作物にまで被害が及べば、その被害額は天文学的数字になると予想される。
5年間で地球平均気温が2度下がれば経済損失は数百兆円になるだろう。ロシアやカナダの穀倉地帯は壊滅的被害が発生する。
アイスランド火山噴火、経済的損失「数百億円以上」
ところで、アイスランドは人災によってすでに氷河期状態に陥っている。アイスランドは寒い国だが、国民の懐具合もかなり寒い。
「アイスランドの復讐」か、火山噴火でネットにジョーク
「借金まみれのアイスランドが払ってくれたのは煤だった」という洒落である。
英・蘭へ「借金返せぬ」アイスランド国民投票
アイスランド国民も開き直っている。借金踏み倒し決議だ。
今回の噴火騒ぎで唯一恩恵に与ったのは日本である。
ポーランド大統領の国葬に鳩山氏も歴代首相も出席できず恥をかきそうになっていた日本だったが、航空麻痺状態なったため、他国の首脳級も葬儀に参列できなくなり、日本のチョンボが目立たなくなった。
ポーランド国葬、オバマ米大統領ら欠席-火山灰の影響
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