2010年3月22日月曜日

トヨタに食らいつくハイエナ国家アメリカ


日本、28年守った座から転落…「工作機械生産額」で中国が首位に

≪2009年の日本の工作機械生産額は、前年比56.5%減の58億8890万ドル(約5300億円)と大幅に落ち込み、1982年以来続いていた生産額世界一から3位に転落した。
首位は成長が著しい中国、ドイツは2位を維持した。
米調査会社ガードナーの調べをもとに日本工作機械工業会がまとめた。
中国は、主要国の生産額が世界同時不況で落ち込むなか、同8.9%増の109億5千万ドルで、前年の3位から一気に首位になった。ドイツは同35.2%減の78億2160万ドルだった。
日本は82年に米国を抜いて首位となり、世界のものづくりを支えてきた。≫


人件費の問題で、生産拠点を中国に移設している企業が多いので、当然と言えばそれまでの結果である。今後は中国の国民生活水準が一定ラインに向上するまでは、中国が「物作りNo1」の地位にとどまるだろう。しかし、国民所得が向上すれば競争力は弱体化し、次に控えるインドに抜かれることになる。

記事にもあるように、30年前はアメリカが「物作りNo1」だったのである。

では、物を作らなくなったアメリカ国民はどうやって生活しているのだろうか?

米でトヨタ株主が集団訴訟 リコールによる価格下落で

≪トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題で同社の株価が下落し損害を受けたとして、米国の株主らがトヨタに対し、損害賠償を求める集団訴訟を少なくとも3件起こしたことが21日、分かった。AP通信が報じた。≫

物作りは第2次産業である。物を作らなければサービス業を指す第3次産業に従事することになるが、最近では情報関連を第4次産業などと呼んでいる。更にその分類にも当てはまらない分野は第5次産業である。しかし、ここまでは何らかの生産性を伴う分類だ。ゆすり・たかりの類は第6次産業とでも分類するべきか?

アメリカ経済は急速に第6次産業に収束しているようである。


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頑張れ民主党・仙谷大臣!「日本の医師免許なくても診療OKに」



日本が衰退した3大汚点は、天下り、土建議員、それと日本医師会である。世界で日本ほど医者が威張り腐っている国は他に例がない。

介護事業などでも医者が大きな顔をしてやりたい放題である。不遜な医者の振る舞いの前に涙した医療関係者も多いことだろう。

勿論、何事も個人差である。敬服に値する医者も数多くいる。私も死病を患い、名医に助けられた経験がある。

いざ病気になったら、頼りになるのはやはり医者しかいないのである。
しかし、欲の突っ張った医者、態度の横柄な医者、アホな医者もいっぱいいる。

実力に比べて、医者になる敷居が高すぎるのも問題である。
自民党政権下での最大の罪悪は日本を世襲社会にしてしまった点にある。そのおかげで、社会が硬直化し閉塞感に満ちてしまったのである。
自民党議員自身が世襲議員なので、当然の成り行きではあったが…。

とにかく、金がないと医学部に行けない。金があるのは医者。こんなふざけた論理がまかり通ってしまっては国家が衰退するのも当然である。

他の利権団体は大体民主党になびいたのだが、自民党のパトロンであった医師会はゴタゴタした挙げ句、民主党支持を打ち出せないでいる。
それだけ自民党とどっぷり漬かり合っていたのである。

自民党は現在解党の危機に直面している。その最大原因は資金不足である。利権政党である自民党の存在意義は金を動かすことであるから、肝心の金が入ってこなければ、燃料不足でエンストしてしまうのである。

自民党としては、今医師会に見限られたら、参議院選に惨敗してしまう。したがって、クリンチ、ネッキング作戦で医師会に抱きついている。今までの経緯があって、医師会としても無碍にはできないでいる。

しかし、地方レベルでは続々と本部に反旗を翻しており、茨城に始まった造反は、遂にシンキローのお膝元でも勃発してしまった。もはや収拾がつかない状況になっている。

同じ医療団体でも歯科医師会は寝返るのが早かった。民主党有利と見るや、あっという間に民主党支持を打ち出した。そのせいか小沢氏の覚えもめでたく、民主党政権は歯医者さんに優遇政策を連発している。

歯医者さん達はどうして、いとも簡単に民主党に寝返ったのか?
理由は簡単である。歯医者さんの医者に対する憎悪は想像を絶するほど深いのである。

医者の歯医者に対する差別たるや、被差別部落の比ではない。部落解放同盟みたいな圧力団体が暴れることもできないので、歯医者さん達はひたすら医者の横暴に耐えていたのである。

何せお医者さんには国家権力が控えていたので、歯医者さんはひたすら我慢するしかなかったのである。

日本にもインドのカーストみたいなものが存在する。病院である。病院はカースト制度によって成り立っていると言っていい。

更に大学病院などでは医者の中にもひどいカーストが存在して、そのヒエラルキーたるやインド人もびっくりである。

病院で言えば、薬剤師も医者に対して相当頭に来ていることだろう。薬剤師の資格も簡単になれるものではない。苦労して薬剤師になり、病院に勤めたのに、威張り腐った医者にいじめられてやる気をなくしている連中も多い。

仙谷大臣、日本の医師免許が無い外国の医師でも診療が行えるように制度改正を検討

これは、「医師会に対する露骨な嫌がらせ」と見ていいだろう。
政権獲得以来、想像していたとおりではあるが、ろくでもない政策しか頭に浮かばなかった民主党の連中だが、医師会から利権を奪う今回の政策は大いに結構である。

医者不足などと言うが、歯医者を医者に認定してしまえば簡単に解決してしまう。無医村問題も深刻だが、失業してホームレスになっている歯医者さんを見つけて赴任してもらうのも方策である。医者不足とは裏腹に、歯医者は多すぎて共倒れが相次いでいる。歯医者の失業対策もかねて一石二鳥だ。

一般的な医療行為程度ならば、その気になれば私でもできる。歯医者ならば私よりは医学知識もあるだろう。診断できないような難しい症例に行き当たったならば、その時は専門医に回せばいいのである。

それにしても2ちゃんねるの医者ネタは民主党を罵倒する書き込みが多いな。バカウヨの手によるものだが、工作員臭いのが多い。
彼らへの金の出所も判ろうというものである。



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2010年3月21日日曜日

温暖化問題 やはり切り札は原発だった! 14基の大増設に


以前は、原発というと、危険で汚らわしいイメージがつきまとっていた。そして、実際にちっとも安全ではない。地震大国の日本においては相変わらず「おっかない」エネルギー生産手段なのである。

なんと原発14基を新増設・・・温暖化対策に軸足 エネルギー基本計画原案

≪経済産業省が検討している2030年までの新たな「エネルギー基本計画」の原案が20日、明らかになった。従来の原油の安定確保・供給から、地球温暖化対策の重視に方針を転換。原発14基を新増設し、稼働率を90%(現在60%台)に引き上げることを柱に据えている。≫

とにかく、電気を作らないことには生活も産業も成り立たない。
一昔前まで、社会党や共産党は「原発」をあたかも悪魔の申し子であるかのように罵倒し続けて、「絶対、反対!」と叫び続けていた。

で、当時少年だった私は「反対!」と騒いでいる共産党のおっさんに、「じゃあ、原発をやめたら、電気はどうやって作るの?」と質問してみた。
すると、おっさんは「そんなものは火力発電で作ればいいんだよ」と平然と言ってのけた。当時はまだ地球温暖化が騒がれていなかったが、大気汚染は深刻だった。子供心にも「馬鹿か、こいつは!」と呆れたものである。

政府が火力発電に消極的になったのは、環境問題よりも原油価格と関係があるだろう。尤も、現在の火力発電所は石炭や天然ガスが主力である。

水力発電は元祖エコエネルギーでクリーンエネルギーなのだが、現実には環境破壊の代名詞になってしまった。特に自民党時代に無意味なダムを乱発し、赤字国債増発の原因にもなり深刻な山林被害を与えた。天下りと土建議員によって国土が陵辱されたのは確かである。

太陽光発電も、結局は効率が悪い上に、天下りが跋扈するための詐欺まがいの助成金システムによって赤字国債を無駄に増やした。
金をばらまくだけで経済活性化にも結びつかず、国力は消耗しただけである。

風力発電に至っては、回らない風車、無意味に倒壊する風車が乱立し、回っている風車からは人体にきわめて有害な低周波がまき散らされた。
景観破壊の被害も深刻である。

火山国日本は地熱が豊富だが、温泉組合とトラブって計画すら立たない状況である。

そう、日本は原発しか残されていないのである。完全に管理すれば、他のどの発電形式よりも環境破壊は少ないが、メルトダウンすると「ハイそれまでよ」である。
金融と同様、ハイリスクに手を出さないとニッチもサッチも行かない状況なのである。


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千円床屋VS全理連 仁義なき戦い「洗髪なしは不衛生だから不可」


安くて早い「1000円散髪店」、洗髪台義務化で大ピンチ!…「出店妨害としか思えない!」の声も

≪倹約家サラリーマンには由々しき事態が勃発だ。洗髪なしの“10分1000円カット”で知られる簡易型散髪専門店に対し、業界団体が「不衛生だ」と物言いを付け、それを受けて店内の洗髪台設置を義務づける条例改正を行う自治体が続出しているのだ。専門店には新規開店の大きな足かせ。愛用者も、“安くて早い”散髪の機会を奪われると心配している。≫

誰が見ても全理連のごり押しである。議員に泣きついて強引に「洗髪台設置義務を条例化」を画策しているのである。

毛髪の少ない御仁や、五分刈りで上等という御仁には千円床屋で充分である。何が悲しくて4倍近くの金を払わなければならないのか?

とはいうものの、全理連の必死度も痛いほど解る。私の通勤路にも数軒の床屋がある。しかし、客が入っているのを見たことがない。店主はいつも暇そうに新聞を読んだり、突っ立ったりしている。1日に最低5人は客が来ないと生活もできないだろう。

実は私もこの数年千円床屋を愛用している。別に生活に困っているわけではない。私の行きつけは美容院と併設されており、若いおネーちゃんがカットしてくれるのである。接近してカットしてくれるので感触がよろしい。

「これで千円で良いのかなあ?」と思うくらい気持ちが好い。この店は洗髪台もついており、500円のオプションで洗髪もしてもらえる。勿論、私は毎度洗髪している。

楽しいから、月に2~3回通っている。これで費用の月額負担は普通の床屋並みだから安いものだ。

全理連の床屋さんには悪いが、時代のニーズに合わなくなれば消えていくしかないのである。厳しいが現実だ。
美人理容師がレオタードやビキニ姿でカットすれば、1万円でも商売になりそうだ。


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2010年3月20日土曜日

マニア垂涎!「透明マント」がついに実用化寸前に



透明人間というとSFものでは定番のテーマで、漫画やおとぎ話などにも登場する。日本風に言うと「隠れ蓑」のことである。

3次元物体の存在を見えなくする「透明マント」の開発に成功 サイエンス誌

覗きが趣味や職業の御仁には是非とも欲しいアイテムである。
この分野は専門用語では「光学迷彩」という。

一見非現実的なテーマだが、需要はあるので研究は進んでいる。
特に熱心なのは軍事関連産業である。「視覚的ステルス」とか「ステルス迷彩」などと呼ばれている。

光学迷彩?イギリス、「透明な戦車」を2012年にも実戦配備へ

光学迷彩にはいくつかの方法がある。

光学迷彩

一番原始的な方法は、背景と同一色になる方法である。「黒衣」などはまさにこれに当たる。最新技術では背景画像を撮影し、それを前面に映し出す手法などが考えられている。前面が平面ならば可能だが、立体構造だと現段階では難がある。

次に考えられるのは、実際に透明化する方法。条件によっては可能だが、人間を本当に透明化することは不可能である。

最も研究が進んでいるのは光を屈折させる方法。これは更に光を迂回する方法と、反射を対消滅させる方法に分かれる。

空間をゆがませる方法も理論的には考えられるが、これこそSFの話である。

最後は、光を全吸収してしまう方法。ただし、視覚的には真っ黒に見えるだけで透明化したとは言えないが、電磁波センサーなどには効果がある。

世の中、どんな方向に進化していくのか、それを予測するのは難しい。数年後には透明化された社会になっているかもしれない。


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クロマグロ禁輸案、大差で否決 珍しく日本外交勝利?


クロマグロ禁輸案、否決…各国が日本に同調

≪絶滅のおそれがある野生動物の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議は18日午後(日本時間同日夜)、第1委員会が開かれ、地中海を含む大西洋産クロマグロの国際取引を禁止するモナコの提案を賛成20、反対68、棄権30で否決した。≫

日本も必死のロビー活動をしていたが、世界中の漁業関係者がこの法案の成立を危惧していた背景があった。

しかし、大西洋のクロマグロが減少しているのは事実である。これに対する明確な対策を講じる必要があることはいうまでもない。
環境保護には不熱心なアメリカだが、クロマグロに関しては異様なほど敵愾心を抱いていた。

【米国】「マグロにとって痛手。戦い続ける」と米内務省 クロマグロ禁輸案否決

EUは元々国内でも漁業関係者が猛抗議していたこともあって、今回の採決を受けて脱落を決めたようである。しかし、クロマグロ漁を妨害すると何か美味しい話でもあるのだろうか?
アメリカは執念深そうだ。

【国際】「世界中の消費者にクロマグロの不買を呼び掛ける」 マグロ禁輸案否決で国際NGOが強い失望感

国際NGOと言っても環境ゴロが多い。「嫌がらせしづらくなった」ということだろう。 

シー・シェパード クロマグロ漁妨害に向け出航

魚介類に含まれる総水銀濃度(ppm)は以下の通り。

≪イワシ0.027 ,マグロ0.383, タラ0.04 , イカ0.046 , アサリ0.058, アジ0.072 , サバ0.113 ≫

マグロやカジキなど大型魚が断トツに高い。毎日大型魚を食べていれば、必ず体に障碍が起きるだろう。イルカの水銀濃度はマグロの10倍以上だが、食べている人はそれほど多くない。

ウナギ・ハマチに代表されるように、日本の養殖漁業のイメージはすこぶる悪い。養殖物の魚介類が不味いのは有毒性分が大量に含まれているからである。

【三重】有機スズ化合物を使ってタイやハマチを養殖していた

養殖技術を進歩させて毒魚イメージを改善してもらいたいものだが、一度できあがってしまったイメージを改めるのは難しい。
マグロの養殖は比較的後発の部類に属する。安全なマグロ養殖が可能になれば、天然物よりも望ましいのである。


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2010年3月19日金曜日

龍馬が泣いている? 造幣局のがめついプレミアム型の記念貨幣商法



「プレミアム型の記念貨幣」とは額面以上の価格で売り出す貨幣のことである。
今回は坂本龍馬コインを売り出すのだが、額面は1000円で、売り出し価格は6000円。ケース付きで7400円。最近不人気の記念切手と抱き合わせで7800円である。
6000円で買って、コンビニで1000円として使うもの好きはあまりいない。

実際は発行数以上の希望者がいて、売り出し価格より高値で取引される場合が多いので、買って損をするリスクは少ない。しかし、そのためにはケース付きで買う必要がある。

この方法だとお札の刷りすぎでインフレになる心配もないから、赤字国債を発行するよりはましな方策だが、政府がやるにしてはセコい商売である。

「プレミアム型の記念貨幣」はアメリカがよくやる手口で、日本はそれの猿まねである。

龍馬硬貨の販売を開始 60周年記念シリーズ

≪造幣局(大阪市)は16日、坂本龍馬の肖像入り貨幣セットの通信販売受け付けを始めた。地方自治法施行60周年の記念硬貨シリーズの高知県分。造幣局によると、図柄に実在の人物を採用した硬貨は初めて。≫

外国ではポピュラーな肖像コインであるが、日本ではこれが初めてである。当然、皇族や権力者の肖像コインを造る企画はあったようだが、「畏れ多くも高貴なお方の御影を下々の手垢でまみれさすような非礼はまかりならん」ということになったらしい。

坂本龍馬風情なら手垢にまみれても問題ないのである。

尤も、ケースから出してしまえばプレミアム価値が低下してしまうので、そういう事態にはならないだろうが…。

記念貨幣

余談だが、坂本龍馬が有名になったのは比較的最近である。

坂本龍馬


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