2010年3月20日土曜日
マニア垂涎!「透明マント」がついに実用化寸前に
透明人間というとSFものでは定番のテーマで、漫画やおとぎ話などにも登場する。日本風に言うと「隠れ蓑」のことである。
3次元物体の存在を見えなくする「透明マント」の開発に成功 サイエンス誌
覗きが趣味や職業の御仁には是非とも欲しいアイテムである。
この分野は専門用語では「光学迷彩」という。
一見非現実的なテーマだが、需要はあるので研究は進んでいる。
特に熱心なのは軍事関連産業である。「視覚的ステルス」とか「ステルス迷彩」などと呼ばれている。
光学迷彩?イギリス、「透明な戦車」を2012年にも実戦配備へ
光学迷彩にはいくつかの方法がある。
光学迷彩
一番原始的な方法は、背景と同一色になる方法である。「黒衣」などはまさにこれに当たる。最新技術では背景画像を撮影し、それを前面に映し出す手法などが考えられている。前面が平面ならば可能だが、立体構造だと現段階では難がある。
次に考えられるのは、実際に透明化する方法。条件によっては可能だが、人間を本当に透明化することは不可能である。
最も研究が進んでいるのは光を屈折させる方法。これは更に光を迂回する方法と、反射を対消滅させる方法に分かれる。
空間をゆがませる方法も理論的には考えられるが、これこそSFの話である。
最後は、光を全吸収してしまう方法。ただし、視覚的には真っ黒に見えるだけで透明化したとは言えないが、電磁波センサーなどには効果がある。
世の中、どんな方向に進化していくのか、それを予測するのは難しい。数年後には透明化された社会になっているかもしれない。
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