2011年6月4日土曜日

菅辞任拒否騒ぎはただの時間稼ぎ 次期首相は岡田か前原か?


(元記事)【菅・辞任否定】 「紙に書いてある通り」 菅首相、改めて「辞任の約束」否定…満面の笑みで閣議に

≪菅直人首相は3日午前の閣議で、内閣不信任決議案採決前の鳩山由紀夫前首相との会談について「自分と鳩山氏の会話はあの紙(確認文書)に書いてある通りであって、それ以外のことは一切話をしていない」と述べ、鳩山氏との辞任の約束を否定した。≫

不信任決議否決後、途端に辞任撤回表明をした菅首相に世間は唖然とした。

(参照記事) 鳩山前首相 「不信任案、賛成すればよかった」「…でも、今でも菅首相を信じている」

今回不信任案を握りつぶした張本人なった観がある鳩山氏も何やら菅氏の豹変ぶりに怒り狂っている。

(参照記事)松木氏「何なんだよ、みんな。意味がわからない。みんな、おかしいよ」 小沢“野望”潰えた…マヌケ伝書「鳩」に子分マジ切れ

鳩山氏の突然の寝返りで当てが外れた小沢派はカラオケ店で残念会。小沢氏はテキーラをがぶ飲み。

今回の醜態騒ぎで内閣支持率は10%切れが確実になり、世間は完全にソッポ状態になったものと思われる。

(参照記事)菅内閣の支持率、「33.4%」に急上昇…枝野長官「メドをつけて次世代に引き継ぐという思いに、評価いただいた」

(^^;)あれっ、どうしちゃったのかな?
マスコミ報道をいちいち真に受けるのも愚かだが…。

(参照記事)「菅降ろし」激化の様相 早期辞任否定、広がる反発

≪また、松本防災担当相は3日の閣議後の記者会見で「6月いっぱいというのは私の頭の中にある」と早期の辞任を要望。
枝野幸男官房長官は会見で「首相発言が、国民からわかりにくい状況になっていることも残念だ」と指摘した。≫

閣内からも不協和音が聞こえてくる始末だ。

以上は総てマスコミ報道だが、表面を眺めていても真相は見えてこない。

いくら菅首相が粘り腰を見せても、土俵を割るのは時間の問題で、退陣時期を口濁ししているのはやむを得ない事情がある。

それを明言してしまったら、内閣の機能が停止してしまうからだ。民主党内でもその事情は理解していて、一応芝居に付き合っているのだろう。どうせ退陣する内閣だから、この際支持率など気にする必要もない。

水面下で動いているのは次期首相選びである。
ただし、日本はアメリカの属国なので、どこまで日本側が主体になって次期首相を決められるかは疑問だ。

(参照記事)不思議なのは、なぜ多くの党員が指導力があるとは思えない「宇宙人」鳩山氏に付き従っているかだ 米WSJ

(^^;)付き従っているのは鳩山氏が属している某結社で…。

民主党も人材が薄いので首相候補も自ずと限られている。例によっての代わり映えしないメンツだ。

菅首相は「若い人材から選出する」と言っていたが、要するに「小沢首相だけは阻止する」という意味だ。

以前の記事でも触れたが、アメリカからの指令も錯綜しているので、「ただ命令に従っていればいい」という単純なものではない。

枝野氏にまだ芽はないだろう。仙谷氏は若くないし裏方タイプなのでダメ。というと、岡田氏か前原氏くらいしか残っていない。
その内、岡田氏に対する風当たりは強い。菅氏の道連れになってしまいそうな勢いである。

と言うことで、本命は前原氏なのだが、この人物は軽いのが欠点だ。アメリカも小もの扱いしているのだろう。前回に代表になった時でも簡単に降ろされてしまった。
アメリカ側もどちらを選ぶか決めかねている様子だ。

選定が長引けば、だらだら菅「死に体」内閣が続くことになる。

(参照記事)「自民党が50年以上かけて作ってきたつけを民主党が1、2年で返せるわけがない」 永田町のドタバタ劇に有権者は冷めた目

(^o^)毎日さんのヨタ記事だが、これを真に受けたバカウヨの苦し紛れのレスが面白い。
いちいち紹介はしないけど…。



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交流戦パ・リーグ41勝26敗 セリーグ弱体の原因はやはり審判の不正か?


(元記事)強力投手陣のパ・リーグ、今季もセ・リーグを圧倒…交流戦、半分の日程を消化

≪半分の日程を消化したプロ野球の交流戦は過去6年とも優勝チームを出しているパ・リーグが41勝26敗5分けと、今季もセ・リーグを圧倒。パが誇る強力なエースにセの打者たちが抑え込まれているのが要因だ。≫

セリーグの方が資金は潤沢なので、強力な打者はそろえられる。にもかかわらず、一向に勝てないのは、この記事でも指摘しているように投手力の差である。

では、どうして投手力に差が出てきてしまうのか?
投手の補強に関しても、これまたセリーグの方が有利なはずだ。

やはり、実戦環境の違いだろう。パリーグの投手の方が鍛えられる環境にあるのだ。

では、パリーグの投手はどのように鍛えられるのか?
それは相撲と同じで、ガチンコでやるのが一番有効な鍛錬法なのだ。

ということは、セリーグの投手はあまりガチンコでは試合していないのか?

結論的には、「その通り」ということだ。
勿論選手が意図的に八百長をやっているわけではない。
しかし、昔からセリーグの某球団と審判団との癒着が問題になっていた。審判団がその球団にだけ有利な審判を行っているという話や証拠はいくらでも出てくる。
しかも、マスコミもその球団と結託して帳尻合わせをしている。

セリーグの選手間でも半ば諦めムードがあり、その問題を口外するのをタブー視する傾向がある。

マスコミが握りつぶしているので表沙汰にはならないが、ネット上でも、「(某球団名)・審判・八百長(または不正)」で検索すると目白押し状態になる。

選手にとっては成績が報酬に直結しているので、真剣にやっているだろうが、それに見合う結果が出なければやはり伸び悩んでしまうのである。

今日の野球人気の衰退も某球団の人気衰退と連動しており、このままいけば、プロ野球そのものも某球団と共に心中する結果になってしまうだろう。

( ゚o゚)えっ、「その某球団とパリーグ球団が試合する時審判団はどうしているのか?」ですか?

(^^;)やっぱ、依怙贔屓していると思いますよ。そのハンデがあっても実力差はかくのごとしです。



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欧州で猛威の大腸菌104はやはり細菌兵器か?


病原性大腸菌の出自が細菌兵器だったのではないかという疑惑は以前からあった。

しかし、いくら猛毒でも大腸菌では壊滅的威力は期待できない。本格的に殺戮を目的にするならば、もっと感染力が強力な細菌候補がいくつも考えられる。

(参照記事)大腸菌

大腸菌は細菌としては巨大なので遺伝子組み換え実験に良く用いられる。

(参照記事)腸管出血性大腸菌

病原性大腸菌が最初に発見されたのは1982年と比較的最近である。

病原性大腸菌にはいくつかの種類があるが、何れもベロ毒素を出すことが確認されている。

(参照記事)ベロ毒素

ベロ毒素は別名志賀毒素とも言われ、赤痢菌発見者の志賀博士に由来している。

何故赤痢菌の毒素が大腸菌で生産されるのかについては謎とされているが、「遺伝子組み換え実験の結果」と解すれば合理的である。

病原性大腸菌が遺伝子組み換えによる人工的な細菌であった場合、細菌兵器以外に、漏洩事故も考えられる。バイオハザードだ。

バイオハザード

いくつかの漏洩事故が報告されているが、決定的証拠はないもののその疑いがある事例も多数検討されている。エイズや豚インフルエンザもそうだ。

漏洩も偶発的な場合と、故意の場合とに分別される。

バイオセーフティーレベル

今回の病原性大腸菌レベルだとGroup2か3程度の隔離施設で実験が可能だ。

(元記事)【欧州】大腸菌感染者は1500人に急増 原因は依然特定できず

一時スペイン産のキューリが疑われたが、いまだに感染経路は特定できないでいる。

(元記事)ドイツで18人死亡の大腸菌O104、多くの抗生物質に耐性

≪ドイツで18人が死亡するなど被害が広がっている新種の腸管出血性大腸菌O104は、幅広い抗生物質が効きにくい多剤耐性の遺伝子も持っていることがわかった。北京ゲノム研究所(BGI)が2日、解析結果を発表した。
今回の菌は強毒性に加え、薬剤が効きにくいことで、治療が難しくなっている。 ≫

ウイルスなどでは遺伝子が自然に変異する可能性はあるが、これだけご丁寧だと、遺伝子組み換えを疑った方がいいだろう。

感染経路が特定できないことも踏まえると、人為的にばらまいている疑いが濃厚である。

故意にばらまいているとしたらテロ組織が一番有力だ。大腸菌は比較的手軽な実験材料なので、さほど大規模な施設も高度な専門知識も必要とせず細菌兵器化が可能だからだ。

日本でも焼き肉チェーン店を中心に病原性大腸菌騒ぎが起きたばかりだ。

勿論、日本の場合は不潔な環境が原因だった可能性の方が高いが、病原性大腸菌関連は一応テロの可能性も考慮するべきなのである。



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2011年6月3日金曜日

自民党後藤田正純氏 内閣不信任案採決日に銀座ホステスとトイレで抱き合い議員宿舎で不倫熱愛発覚


(元記事)水野真紀ショック!夫で自民党の衆院議員の後藤田正純氏が銀座の高級クラブホステスと不倫

「 政治より性事!? 」とはサンスポさんのコメントである。

≪内閣不信任案採決日の2日、女優、水野真紀(41)の夫として知られる自民党の衆院議員、後藤田正純氏(41)=徳島3区=と東京・銀座の高級クラブホステスとの不倫が発覚した。≫

正確には、ヤッたのは5月23日である。スクープしたのが「FRIDAY」なので公表されたのが6月3日というだけの話だ。サンスポさんは自分のスクープのように得意満面に書き立てている。

≪ 美人ホステスと東京・銀座の中華料理店で食事し、クラブに“同伴出勤”した。
この数時間後、今度は“アフター”で2人は六本木のバーへ。店内で並んでカウンターに腰掛け、他の客の目も気にせず抱き合ってキス。後藤田氏の左手は、ミニのワンピースを着たホステスの太ももをまさぐった。
その2つの場面を同誌は激写。さらに、2人は一時、男女共用のトイレに約20分こもりきりだったという。≫

盛り上がった二人はそのまま赤坂の議員宿舎へ直行。
二人が議員宿舎で熱い一夜を過ごしたことは言うまでもない。

(参照記事)議員宿舎

400億円の税金を投入して建設された赤坂議員宿舎だが、民主党の中井洽氏を筆頭に格安のラブホと化していることは以前から知られていた。

週刊誌もネタに困ったらここで張っていれば次からカモがかかることになっている。記事になってしまうかもみ消すかは情勢と交渉次第と言ったところか?

※注…素人衆が小遣い稼ぎのつもりでマネをしたら命の保証はありません!

(参照記事)民主党政府 支援物資の放射能測定器4万個をほとんどを隠匿し被災者に配布せず:2011-05-23

これが後藤田氏が熱愛した5月23日で問題になっていた案件である。
相も変わらずいい加減で無責任な民主党政権を厳しく追及しなければならない野党・自民党の立場なのだが…。

(参照記事)後藤田正純公式サイト

「政治に誇りと信頼を取り戻す」がスローガンのようだ。まあ、頑張ってくださいね。
「持続可能な国家」…、下半身の持続に関しては充分証明されました。
「国民の生命と財産を守る」後藤田氏も銀座ホステス嬢も国民であることには違いないからなあ。

しかし、5月21日以降は更新してないですね。

(参照記事)後藤田正純 Wikipedia

典型的な七光り議員である。陣笠系議員の割には上層部につっかかる習性があるようだ。

有名女優と結婚したがるなど見栄っ張りの性格なのだろう。

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憲法観:現在の自民党では数少ない護憲派である。

金融行政: 多重債務者が増加を続ける中で、「利息制限法は必要ない」と発言し、最高裁で否定されていた出資法に一本化しようとして物議をかもしていたが、その後は貸金業規制の先頭に立った。

外交姿勢:北朝鮮への経済制裁に反対している自由民主党の数少ない国会議員の1人。

週刊文春によると、統一教会の下部団体であるUPF主催の文顕進の昼食会に、国会議員が数十人出席したとされているが、後藤田も出席したことを認めている。

主な所属議員連盟等

日中友好議員連盟
北京オリンピックを支援する議員の会
チベット問題を考える議員連盟
日韓議員連盟
高速道路建設推進議員連盟
自民党動物愛護管理推進議員連盟
自民党遊技業振興議員連盟-パチンコ・チェーンストア協会の政治アドバイザーでもある。
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道路族でパチンコ議員のくせにサラ金とはコネが少ないようだ。
親中派なのでどちらかというと思考パターンは民主党に近い御仁だが、故後藤田正晴氏の地盤で商売しているので「自民党」ということか?

今まで小生意気でいられたのは大叔父様のお陰だったが、ご他界して既に7年。今は誰が面倒を見ているのかは私もよく判らない。

今回の事件だが、奥さんとも別居中らしいし、議員会館さえ使わなければ、「カラスの勝手でしょ(もう知らないか)」ということだったのだが…。


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産地エゴ!「荒茶への放射能検査を産地自治体拒否」放射能まみれの静岡茶なんか絶対に飲むな!


正確には神奈川、埼玉、栃木、静岡なのだが、お茶と言えば静岡なので、失礼ながらタイトルでは静岡茶とさせてもらった。

(元記事)厚労省の荒茶への放射能検査要請、産地自治体続々拒否へ 生茶葉に比べ5倍以上に濃縮されるため[11/05/20]

≪厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、 神奈川、埼玉、栃木の3県は19日までに、検査をしない方針を決めた。
静岡県の川勝平太知事も18日、検査要請に応じないと表明しており、産地自治体の反発が広がっている。≫

生産者のエゴ丸出しで、消費者に対する配慮が全く伺えないのには呆れ果てる。
私としてはお茶を飲む立場なので、自己防衛の観点からも今後これらの県の茶は絶対飲まないことにしたい。

≪荒茶は生茶葉に比べ放射性セシウムは5倍以上に濃縮されるが、厚労省は生茶葉、荒茶とも1キロ当たり500ベクレルと同じ暫定規制値を設定している。
「足柄茶」の産地である神奈川県は「今の規制のままでは、生茶葉で規制値を下回っても、 加工段階の荒茶では上回るという矛盾が生じる。湯に溶けだすセシウムは生茶葉の数十分の1で、 飲む状態に合わせた規制値に改定すべきだ」と指摘、新たな規制値が示されるまで荒茶の検査は実施しない意向だ。≫

乾燥すれば放射能が濃縮するのは当たり前の話で、どこが「矛盾」なのか理解に苦しむ。
「湯に溶けだすセシウムは生茶葉の数十分の1で」という根拠も何のことか解らない。生茶葉には直接セシウムが付着しているので、荒茶は洗浄後の数値だから放射能が少ないという意味か?

今回の厚労省の対応は珍しくまともである。補償問題を棚上げして規制だけ出したのでこじれる原因になってしまった。しかし、国民の安全を考えれば、時間のかかる補償より緊急を要する規制を優先させるのはやむを得ないだろう。

政府の放射能公表値も低めに改竄されていて信用できないのに、更に検査自体しないとなれば、もはやお話にもならない。

≪狭山茶」で知られる埼玉県も「現在の荒茶の規制では茶の産地は壊滅する」としている。

「奥久慈茶」などで知られる茨城県は最終方針を決めていないが、19日時点で検査に応じていない。≫

生産者が放射能茶を強引に売りつける気なら、こちらもボイコットキャンペーンを繰り広げるだけの話だ。

(参照記事)お茶の国しずおか

≪静岡には、地元のお茶と共に全国の荒茶が集まってきます。全国のお茶の約7割が一度静岡に集められ、再び全国へと流れていきます。
特に静岡市の茶町は茶問屋、茶小売店が軒を並べる文字通りの「お茶の町」です。≫

食品関連ではよく中国と韓国を小馬鹿にしているが、日本も相当酷い。「宇治茶だから大丈夫」と思ったら「他の産地もブレンドされていた」なんてことにもなりかねない。

要するに、このままでは日本茶が全部アウトである。

「今後俺はウーロン茶しか飲まない」などと宣言している御仁も見かけるが…、

(参照記事)あなたは毒ウーロン茶を飲んでいませんか? 輸入中国産食品の危険性 その2

(^_^;)ウーロン茶を飲むくらいなら、まだ日本の放射能茶の方が安全です。


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鳩山土壇場の寝返りで不信任案否決!ぬか喜びのバカウヨ無残


自民党の不信任案は数的には勝負にならなかった。
成立の前提として小沢派の造反待ちだったのだが、解散総選挙になれば、民主党の100議席割れは確実で、せっかく握った権力の座をみすみす明け渡すようなマネは常識的には考えられなかった。

しかし、小沢派が新党を作り、それに鳩山派が乗れば、自民党と連立して「再び政権交代」という絵図はあった。

(元記事)反対多数で否決…賛成152、反対293、小沢氏は欠席

≪菅内閣に対する不信任決議案は2日午後、衆院本会議で採決され、賛成152、反対293(投票総数445、過半数223)で否決された。≫

菅氏は小沢氏に同調する議員は多くて50人前後と楽観視していたが、鳩山氏も不信任をちらつかせたことによって、80人を越える議員の造反が確定し、不信任可決が確実になってしまった。

≪菅直人首相が民主党代議士会で自発的な退陣を表明したことを受けて、小沢一郎元代表が「首相から今までなかった発言を引き出したのだから自主的判断でいい」と支持派議員に不信任案に賛成しないよう呼びかけたため、民主党内からの大量造反はなかった。≫

土壇場になって菅氏も遂に鳩山氏に屈服し、「退陣表明」をすることによって党内分裂騒ぎは急転直下収拾された。

自民党は予想以上の民主党の党内抗争激化に一時は小躍り状態だったのだが、直前で肩すかしを食った形だ。
「民主党内の亀裂を深めることに成功したし、菅氏の退陣させる言質も取った」と強がってはいるが、落胆の色は隠せない。
ぬか喜びに終わってしまった空虚感は否めないだろう。

自民党から何の恩恵も受けていないのにもかかわらず、一緒に踊って騒いでいたバカウヨどもも同様に虚無状態に陥っている。

≪ただ松木謙公元農水政務官が賛成票を投じ、小沢氏は本会議を欠席した。≫

現在の執行部に小沢氏を処分する力量はないだろう。

結局、造反したのは松木氏と横粂氏だけで、両名とも小沢氏の子分である。処分されるだろうが身代わり出頭みたいなものだろう。
政治の世界はヤクザのシステムと酷似している。

いずれにせよ、今回の騒動は、菅氏が退陣することで収拾がついたのだが、自民党側も疑問視しているように、菅氏が具体的な退陣時期を明示しなかったことから、あとどれくらい菅内閣がズルズル続くのかは皆目見当が付かない状況である。

(参照記事)首相の原発冷温停止まで続投方針に与党内から反発の声広がる 鳩山グループ「辞めると理解して不信任案反対したのに」

以上は表面的な動向なのだが、水面下では全く別の政治力学が働いているものと思われる。

(参照記事)「自民党がこれみよがしに攻め立てることへの違和感をぬぐえない」 ~不信任案提出、無責任にもほどがある…朝日新聞

≪いま、国会の使命は東日本大震災の復旧・復興に向けた予算や法律づくりだ。
それなのに露骨な権力ゲームにふける国会議員たちに強い憤りを覚える。≫

今回はどのマスコミも朝日さんと同じ論調か解散反対である。あっ!サンケイさんがいたか…

今回の結末はマスコミ(サンケイさんを除く)の絵図通りの展開になったわけだ。

(参照記事)「菅首相が震災復興にもたつけばもたつくほど、長く地位にとどまれることになる。笑うしかない」 ~断ち切れなかった国難

(^^;)サンケイさん、残念!

私の政治観は「日本はアメリカの属国」というスタンスである。この観点で眺めなければ真実は見えてこないと思っている。

マスコミは日本の権力よりもアメリカの権力の影響を受けている。スポンサーを通じて間接的にアメリカに支配されているのである。
つまり、マスコミの報道はそのままアメリカの「意志」を色濃く反映していると言っていいだろう。

基本的にアメリカは民主党政権の継続を望んでいるのである。
これでは、アメリカによって作られた傀儡政党である自民党の立場が丸でない。しかも、自民党の中でも清和会系はCIAの下部組織である。アメリカの国益のためにのみ存在する組織との極言も可能だ。

その自民党を差し置いて、アメリカが民主党に肩入れしている理由は何か?
少なくとも民主党内にアメリカ追従グループが存在しなければならない。
言わずと知れた現執行部である。菅氏が首相の座に留まっていられるのもアメリカに絶対服従しているからである。
鳩山氏が首相の座を追われたのはアメリカのに逆らったと言うよりは逆鱗に触れたからだろう。
小沢派は安保反対でも判るように、アメリカと距離を置いている。それでかつての師田中角栄と同様に疑獄事件を仕掛けられ政治的抹殺を迫られているのである。

この状況を今回の騒動に当てはめてみると、いくつかの不自然な点に気付く。

その1は、「どうしてこんな時期に内閣不信任案を提出しなければならないのか?」

その2は、「アメリカに服従している自民党が反米的な小沢氏と連携して同じくアメリカに追従している菅氏を追い落とそうとしているのは何故か?」

その3は、「菅氏に付いたり小沢氏に付いたりしてめまぐるしく動き回る鳩山氏はどこの権力組織に服属しているのか?」

そのうち、2は比較的簡単に解釈できそうだ。権力を得るためには野合する場合もよくある。
特に自民党の派閥など金と権力という接着剤でくっついているだけの存在で、イデオロギーのイの字も存在しない。
民主党も似たようなものだが、党自体が野合集団なので、派閥単位では旧イデオロギーグループを引きずっている。皮肉なことに極左グループと極右グループが仲良かったりしている。
むしろ中間グループの方が離合集散が激しい。自民党に近い政治力学が働いているためだろう。

一見して無関係のように思われる1と3に関しては共通性がある。「アメリカ」をどのように解釈するかでその意味合いが違ってくる。

この場合の「アメリカ」はオバマ大統領を代表とするアメリカ政府ではない。

アメリカを実質的に動かしている影の政府である。オバマ氏の経歴を見れば判るように、彼が実力で大統領になることは不可能である。つまり、お飾りということだ。オバマ氏は実質的には菅氏以下の権力しか授与されていない。

この影の政府だが、現在2つある。こう考えれば1と3の謎が解ける。勿論この2つの政府は仲がよろしくないわけだ。
結論的には、「アメリカ内の権力闘争の代理戦争が日本で展開されている」ということだ。

詳しい説明は次の機会に譲るが、鳩山氏の爺さんはある団体に所属していたことで有名だった。小沢氏もそことの関与が噂されている。

バカウヨにとっての目の上のたんこぶである自民党の友党・公明党の存在だが、どうしてこの両党がくっついているのか?
これも「CIA」との関連を考えれば簡単に判る話なのである。


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2011年6月2日木曜日

WHOがケータイの発癌性を公式に認めるも心配するほどではない理由


ケータイのマイクロ波が人体に極めて有害であることくらいは識者の間では常識だった。

本ブログでも、たびたびこの問題は取り上げていた。

(参照記事)電話番号覚えられない!携帯は「バカ量産」の主犯か

(参照記事)ミツバチ大激減の原因は携帯電話の電磁波だった!

(参照記事)WHOが携帯電話の発癌性を強引に否定した裏事情

WHOは金と利権でどうにでも転ぶ組織である。かたくなにケータイの危険性を無視していたのは、企業論理に従ったまでだ。

それが突然…

(元記事)携帯電話の電磁波で「発がんの可能性も」…WHOが分析

≪「(脳のがんの一種である)神経膠腫(こうしゅ=グリオーマ)や、耳の聴神経腫瘍(しゅよう)の危険を高めることを示す限定的な証拠がある」とした。

検証した過去の研究では、1日30分、10年以上の携帯使用で、グリオーマの危険性を
40%高めたとの報告があるが、発がん性が明確に証明されたとまでは言えないという。≫

(元記事)携帯電話の電磁波に脳腫瘍リスク WHO組織が指摘

≪危険性は数値化していないが、がんとの因果関係の可能性について5段階の3番目に当たる「Group 2B」に分類できると考えているという。同カテゴリーには、職業で行うドライクリーニングやガソリンによる排気ガス、アジアの漬け物なども含まれる。≫

どうやら、「アジアの漬け物」も発がん性の強力ライバルらしい。確かに怪しげな添加物まみれの某国製は危なそうだ。
これと同じ発がん確率では、考えようによっては、やはりケータイは相当ヤバい。

しかし、WHOの今回の脅しは「このまま使い続けるとちょっと危ないぞ」という印象を与える程度である。

それにしても、今回どうしてWHOが突然心変わりしてケータイの危険性を唱え始めたのか?

理由は簡単だ。企業論理である。
標準タイプのケータイが中国やインドあたりでもほぼ普及が完了した状況なので、売り上げも頭打ちなのだ。で、もっと利幅が大きいモバイル系を今後メインに売り込みたいのである。大型のタッチパネルが付いた製品もケータイ機能を付加する計画のようだ。そんなやつを耳に押し当てる御仁はいないだろうから、受話機能はイヤホンが使用されることになるだろう。つまり、大型モバイルケータイなら「安全」という理屈だ。

しかし、WHOの勧告をあまり気にしなくてもいい理由は別にある。

(参照記事)がんになりやすい性格

(参照記事)ガンになりやすい性格?

(参照記事)「ガンになる性格」を知っていますか?

(参照記事)性格でガンになるって本当?

この手のサイトはほかにもいろいろあるが、要するに「ストレスが溜まると免疫機能が低下するので癌になりやすい」と説いているのである。

「病は気から」ともいうが、当たり前のことを言っているのである。

「ネガティブ思考はダメ、ポジティブ思考で行こう」「リラックスを心がけよう」などと言うのはたやすいが、心がけることによって余計にストレスが溜まったら何をやっているのやら解らない結果になる。

自然体でポジティブかつリラックス状態を維持できなければならない。これが可能は人間は2種類のみだ。「達観した人間」「バカ」ということだ。
情弱で思慮が浅くおめでたい性格ならばストレスが溜まらない。切れやすくすぐ暴れ出す奴もストレスが溜まらないだろう。
公衆マナーなど気にせず傍若無人に振る舞える奴もストレスは溜まらない。

達観した人間は極めて少ないが、バカはそのへんにごろごろしている。

「鬼に金棒、バカにケータイ」という格言もあるように、両者は相性がいいのである。

故に心配は無用だ。



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