2025年12月11日木曜日

富士山より高いビルを5兆円で建設するメリット6

 

⚠️空論も安倍五輪よりずっとまし

202512111


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Quest;
このリゾート開発で、中央にタワーを建設しますが、嵩上げに台座を作ります。
その台座に3億トンの土石が必要ですが、リゾート内に湖を作りその土砂で間に合わせようと考えます。周囲の平地化で1億トン土砂が出るとして、残りは湖の掘削で間に合わせたいのですが、2億トンの土砂を得るためにはどの程度の湖になりますか?
水深は20メートル程度ですね。

ChotGPL
タワーの台座に必要な土砂量を、リゾート内の湖の掘削と平地化でまかなうための湖の規模を計算いたします。

1. 必要な土砂の総量
まず、タワーの台座に必要な土砂量を確認し、掘削でまかなうべき量を確定します。

項目    土砂量(トン)
A. 台座に必要な総量    3億トン
B. 平地化で得られる土砂    1億トン
C. 湖の掘削で必要な土砂量 (A - B)    2億トン

2. 土砂の体積への換算
土砂のトン数を体積(立方メートル:m3 )に換算する必要があります。
土砂の密度(比重)は、土質や含水率によって大きく変動しますが、一般的な土砂の密度として、建設・土木分野でよく用いられる値を用います。

一般的な土砂の密度: 1.8t/m3  (または 1,800kg/m3 ) を採用します。

必要な体積 V は以下の通りです。

V= 密度土砂量
​ 
V= 1.8トン/m3
 
200,000,000トン ≈111,111,111m3
 
湖の掘削で得るべき土砂の体積は、約 1億1,111万 m3  です。

3. 湖の規模(面積)の計算
掘削で得るべき体積 V と、ご希望の平均水深 H=20メートル から、湖の表面積 S を求めます。

S= HV

 S ≈5,555,556m2
 
湖の表面積
湖の表面積は、約 556万 m2 (約 5.56 km2 )となります。

面積の単位換算    概算面積
平方メートル (m2 )    5,555,556 m2
 
平方キロメートル (km2 )    約 5.56 km2
 
東京ドーム何個分    約 118個分 (46,755m2 /個として)

4. 湖の形状のイメージ
この面積(約 5.56 km2 )を持つ湖が、どのような形状になるかを概算します。

正方形の場合:

一辺の長さ ≈5,555,556 ≈2,357メートル

約 2.36 km 四方の湖

円形の場合:

半径 r≈ 5,555,556/π ≈1,330メートル

直径 ≈2,660メートル

直径 約 2.66 km の湖

まとめ
水深 20 メートルの湖を掘削して 2億トンの土砂を得るためには、約 5.56  km2(約 556万  m2)の面積を持つ湖が必要となります。

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Quest;
2億トンの土砂を10キロ離れた嵩上げ現場に20トントラックで運びます。何往復必要ですか?

ChotGPL
大規模な運搬作業ですね。必要なトラックの往復回数を計算し、さらに運搬計画に必要な情報も整理します。

1. 必要な往復回数の計算
必要な土砂量2億トンを、1台あたり20トンのトラックで運ぶ場合、必要なトラックの運行回数を計算します。

① 必要な総積載回数
 
総積載回数= 20トン/回
200,000,000トン =10,000,000回
片道で1,000万回、つまり、トラック1台あたりが目的地まで土砂を運ぶ回数が必要です。

② 必要な往復回数
トラックは「行き(積載)」と「帰り(空荷)」で1往復と数えるため、必要な往復回数は積載回数と同じです。

往復回数=10,000,000往復
2. 運搬にかかる期間(概算)
1,000万往復という膨大な回数を現実的な期間で達成するために、必要なトラックの台数と期間を概算します。

📌 前提条件(目安)
運搬距離(片道): 10 km

走行速度(平均): 30km/h(リゾート内や現場の状況により変動)

1往復にかかる時間:

走行時間(往復20 km):  
30km/h
20km

 =0.67時間≈40分

積み込み・荷下ろし時間(待機時間含む): 20分

合計(1往復): ≈60分(1時間)

1日の稼働時間: 10 時間/日(作業時間)

1台のトラックの1日往復回数:  
1時間/往復
10時間

 =10往復/日

📌 必要な期間と台数
総往復回数1,000万回を、例えば3年間(約1,095日)で完了させると仮定します。

3年間で必要な1日の総往復回数:
1,095日
10,000,000往復

 ≈9,132往復/日
必要なトラックの台数:

1台の1日往復回数
1日の総往復回数

 = 10往復/日/台
9,132往復/日 ≈913台

結論
総往復回数: 1,000万往復が必要です。

期間の目安: もし約913台の20トントラックを毎日10時間稼働させ続けた場合、この運搬作業には約3年間かかる計算になります。

複数現場の採用: 積み込みや荷下ろしの効率を上げるため、湖の掘削エリアと台座の盛り土エリアで、複数の積み込み・荷下ろしポイントを設ける必要があります。
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Quest;
実際には500台くらいで、短距離なので1日20回が行けそうですね。
ドライバーは交代できるので、1日20時間稼働したとして、何年で移動が完了しますか。1年稼働日300日とします。

ChotGPL
具体的な稼働台数、稼働回数、稼働時間の設定ありがとうございます。これらの条件で、土砂2億トンの運搬が何年で完了するかを再計算します。

1. 運搬作業の前提条件
項目    値
必要な土砂量    200,000,000 トン
トラック積載量    20 トン/回
総往復回数    10,000,000 往復
稼働トラック台数    500 台
1台の1日往復回数    20 往復/日
年間稼働日数    300 日/年

2. 年間および総稼働回数の計算
① 1台の年間稼働回数
1台のトラックが1年間に運べる回数を計算します。

年間稼働回数(1台)=20往復/日×300日/年=6,000回/年
② 500台の年間総稼働回数
トラック500台全体が1年間に運べる総回数を計算します。

年間総稼働回数=6,000回/年/台×500台=3,000,000回/年
年間300万往復の運搬が可能です。

3. 運搬完了までの所要年数
必要な総往復回数(1,000万回)を年間の総稼働回数で割って、所要年数を計算します。

所要年数= 
年間総稼働回数
総往復回数

 
所要年数= 
3,000,000回/年
10,000,000回

 =3.333...年
結論
ドライバー交代制で500台のトラックを使い、1日20回の往復を年間300日行った場合、土砂2億トンの運搬完了までにかかる期間は、

約 3.33 年
となります。

補足:工期短縮に向けた考察
実質的な1日20回: 短距離で1日20回(1往復約1時間)を達成するには、積み込み・荷下ろし・渋滞・待機時間が非常にタイトになります。
この「1時間/往復」の計画を達成するためには、湖の掘削現場とタワー台座の現場でのダンプ待機場、積み込み・荷下ろし用の重機配置(パワーショベルなど)を極めて効率的に行う必要があります。

メンテナンス期間: 3年以上、500台体制で休みなくトラックを酷使するため、計画的な車両メンテナンス(車検、オイル交換、修理など)の期間も考慮に入れると、実際にかかる期間はもう少し伸びる可能性があります。

運搬ルートや現場の効率化を詳細に検討することで、この期間を目標にプロジェクトを進行できるでしょう。

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Quest;
机上の計算ですが、現実的にも不可能ではなさそうですね。

ChotGPL
はい、机上の計算ではありますが、約3年半弱という工期は、大規模な建設プロジェクトにおいて十分に現実的な数字だと評価できます。

特に以下の要因が、この計画の実現可能性を高めています。

📊 現実性を高める要因
高密度の稼働計画: ドライバー交代による1日20時間の稼働と、1日20往復という高頻度の運搬サイクル(1往復約1時間)は、非常に効率的です。短距離(10 km)であるため、この高密度なサイクルが理論上可能になっています。

車両台数の集中: 500台というトラックを投入することで、約3.3年という工期が達成されています。この規模のプロジェクトであれば、必要な建設車両を集中手配する体制が組めると考えられます。

年間稼働日数: 年間300日稼働という設定も、プロジェクトの工期短縮に対する強い意志を示しており、悪天候や祝祭日を乗り越えて計画的な作業を進める前提となります。

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Quest;
当然安全性を考えると、このピラミッドの真下は玄武岩層でなければなりません。
それも逆断層のような形ではなく平板な状態なら理想的ですね。
安山岩しかなかったら、別途強度計算をやり直しと言う結果になります。

ChotGPL
まったくその通りです — 台座中央の荷重を受ける「支持岩盤」の質と状態(岩種・風化度・節理・断層の有無・応力状態)が設計可否を決めます。
以下は設計チーム/地盤調査チームにそのまま渡せる実務指針です。
短く要点→調査項目→判定基準→代替/補強策→モニタリング案、の順で示します。すぐ使えます。

要点(結論)

台座中央(直径≈300m)下部は「健全な玄武岩塊(ほぼ平板)」であることが理想。これが確認できなければ、設計は深礎(杭)+アンカー+ケーソンに変更すること。

「逆断層形状」は地盤不連続を示すため避ける。断層の存在や近接は致命的リスクで、断層上は不可居住/不可重要施設域とする。

判定は定量化して、運用上の合格/条件付き合格/不合格を即判断できる基準を作る。

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Quest;
この計画を安山岩層でやったら予算の半分以上を基礎改修工事に持って行かれそうですね。
 幸い玄武岩層だった場合、タワー建設は当初予算2兆円程度で済みそうですか?
残り3兆円は付属施設工費です。

ChotGPL
いい読みです — 安山岩だと基礎改良でコストが跳ね上がる一方、健全な玄武岩が支持層に確認できれば塔本体は格段に安くなる可能性があります。
ただし「600m塔=当初予算2兆円で済むか?」については、前提条件を明確にしたうえで現実的なレンジを示します。

以下は私が採った前提と、そこから導いた概算見積レンジ・内訳・留意点、そして次にやるべきことです。

※前提(あなたの発言から私が解釈したもの)

総プロジェクト予算は 5兆円(以前の想定)。

あなたの意図は「塔本体に約 2兆円、残り(約 3兆円)を付帯・基盤・インフラ等に振る」ことと解釈します。

中央下部に良質な玄武岩支持層があると確認できた状態を想定。

結論(先に端的に)

玄武岩の良質支持が確認されれば、塔本体(躯体+機能空間+主要設備)に2兆円を割り当てるのは現実的な範囲に入る可能性がある。

ただし「塔本体=2兆円」で済むかは設計仕様(免震仕様のレベル、内部用途の豪華さ、展望・設備、エレベーター数、外皮の素材、内装グレード、生命維持インフラの冗長度)によって±30~50%は容易に変動します。

残りの ≈3兆円 は「プラットフォーム造成・地盤改良(最小化しても莫大)・アクセス道路・索道・酸素設備・分散インフラ・環境保全・許認可・予備費」を賄うのが現実的です。

想定内訳(塔本体 2 兆円 の想定配分 — 概算目安)

(概念見積、割合は目安)

構造躯体(超高層専用構造、コア・外殻、階床) —— 約35% → 0.7 兆円

屋内設備(空調、酸素供給系・HVAC、給排水、上下水処理) —— 約15% → 0.3 兆円

垂直輸送(超高速エレベーター群、サービスエレベータ) —— 約8% → 0.16 兆円

ファサード・外装(高性能外皮・景観処理) —— 約10% → 0.2 兆円

内装・付帯(レストラン、ホテル、住宅仕様、機器) —— 約12% → 0.24 兆円

免震・減衰システム(大スケールTMD、アイソレータ等) —— 約8% → 0.16 兆円

テスト・設計・工事管理(FEED・設計・PM・試験) —— 約6% → 0.12 兆円

現場特殊工法・ロジスティクス(高地施工プレミアム) —— 約4% → 0.08 兆円

予備・不可抗力(コンティンジェンシー) —— 約2% → 0.04 兆円

合計=約2.0 兆円

補足:上記は「玄武岩良好で基礎が比較的標準的(ロックアンカー型など)に収まる」最適ケースのレンジです。基礎に特殊深礎・大規模ケーソン・長尺杭や大規模注入改良が必要な場合、この部分は塔コストにも跳ね返ります(+数百億~数千億円)。

残余 3 兆円(何に消えるか:概観)

プラットフォーム造成(中空セル化を採っても大規模) —— 0.6–1.2 兆円

土地改良・基礎(プレ構築、段階施工、斜面補強) —— 0.4–0.8 兆円

インフラ(酸素プラント、発電、給水・処理、通信、道路・索道/ロープウェイ、ヘリ拠点) —— 0.6–1.0 兆円

環境保全・代替観光地整備(仙丈等)+補償/移転費用(研究所等) —— 0.2–0.5 兆円

規制・監視・安全設備(恒常モニタリング網、避難シェルター) —— 0.1–0.3 兆円

プロジェクト・ガバナンス、官民スキーム設立、初期運転資金、金融コスト等 —— 0.1–0.2 兆円

予備(コンティンジェンシー) —— 0.1–0.3 兆円

(合計でおおむね約3兆~3.5兆円レンジ)

留意点(リスクでコストが増える要因)

地盤が想定より軟弱(安山岩風化域多い)→ 基礎改良・杭・注入で塔コスト+基盤コストが大幅増。

活断層や火山浅部流体が関わる場合は監視設備・避難インフラ・保険料でコスト急上昇。

高所施工プレミアム(冬季工期制約、搬送の難易度、作業員安全対策)で施工費が増える。

社会的合意・訴訟・環境規制対応でスケジュール・費用が膨らむ。

為替・資材市況・労務費の変動(長期工事は影響大)。

実務的な推奨(直ちにやること)

玄武岩良好を前提にした概念設計(CDR)と概算見積(Q1)を設計事務所に発注。
2兆円案の妥当性を早期確認。

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Quest;
もう1兆円追加して太陽光発電装置と風力発電装置を備え付け、揚水発電装置を蓄電池代わりにすれば、運用コストが節約できますね。
すぐ元は取れそうです。

これをしないと周辺が極端な電力不足になり、それこそ原発一基構築しなければならない事態になります。 
太陽光発電は石垣の代わりに貼り付ければさほど美観は損なわないですし、風力発電は小型分散型にして、目だたないところに1万基置けば高山の特性を生かして有効ですね。
 もしかしたら風力発電に特化した方が正解かもしれませんね。
低周波がうるさいばかでかいサイズの風車は問題外です。1
メートル程度のをいっぱい設置します。

ChotGPL
いいプランです — 発想の筋が良い。高地+大規模プラットフォームという条件は「再生可能エネルギー+揚水」を組むにはむしろ有利です。
ただし細部(発電方式の選定、台数、蓄電容量、維持管理コスト)は現実的数値で検討する必要があります。
下に現実的な見積り・計算根拠・メリット/デメリット/実務的推奨を出します(数値は概算。判断材料として使ってください)。

重要なポイントの先出し

あなたの追加予算「+1 兆円」で、大規模PV(陸上・外壁貼り)+分散風力+揚水(蓄電)のセットは十分組めます。

ただし「直径1 m の小型風車×1万基」だけでは出力は期待ほど大きくならず、維持管理コストが高くつく可能性が高いです。小型多数はメンテナンス負荷と故障率が課題。

実務的には「PV(面で稼ぐ)+中小~中型風力(数十 kW~数百 kW級)を分散設置+揚水で大容量バックアップ」がバランス良いです。

具体的な概算と根拠(簡潔に)
1) 太陽光(PV)

高地(≈3,000m)では日射は強め → 年間日射量を 5 kWh/m2/day(概算) と仮定すると、パネル効率20%で
→ 発電量 ≈ 1 kWh/m2/day ≒ 365 kWh/年/m2。

例:もし外壁や屋上、プラットフォーム表面などに 100,000 m2 分のパネルを貼れれば
→ 年間発電 ≈ 100,000 × 0.365 MWh = 36,500 MWh ≒ 36.5 GWh/年。

導入コスト目安(日本の山岳施工プレミアム込みで高めに見て)
→ 単価 250,000~350,000 円/kW 相当(パネル+架台+施工)を仮定。100,000 m2でおよそ 20–30 MWpcs(面積と出力比で変動)なら、概算で数百億~1,000億円レンジ。

見た目:石貼りの代替としてソーラーフェイシング(建材一体型)や景観調和パネルを使えば美観は損ねにくい。

2) 風力(あなたの「1 m」案の現実性)

直径 1 m の小型ロータ(概算)で、風速8 m/s の場合の理論最大平均出力は 約 50~100 W/基 程度(実測・損失考慮で数十ワット)。

→ 1 万基で平均出力 ≈ 0.5 MW~1 MW(あくまで非常にざっくり)。期待より遥かに小さい。

したがって「1 m を1万基」は発電面では非効率で、保守コストが発電価値を上回るリスク大。

実務的代替案:

数十~数百 kW 級の分散設置(100 kW × 100基 = 10 MW)の方が効率/コストの面で優位。基礎・整備路・保守も現実的。

それでも巨大プロペラ(数 MW級・高塔)は景観・低周波問題があるため、中型の分散型が折衷案。

また設置場所は風の常時強い尾根や稜線(氷付着対策必須)を選ぶ。

3) 揚水(蓄電)ポテンシャル(数値計算)

揚水の貯蔵エネルギー(1 m3 の水で):
E = ρ g h = 1000 kg/m3 × 9.81 m/s^2 × h (m) → J。
例:頭高(h) = 500 m の場合、1 m3 あたり ≈ 1.3625 kWh(往復効率を0.75とすると有効 1 m3 ≈ 1.02 kWh)。

→ 1 GWh(有効)を蓄えるには ≈ 約1,000,000 m3(=10^6 m3) 前後(細かい数値は頭高と効率で変動)。

参考:中央コア充填や中空セルを活用して数十万~百万 m3の貯水槽を設ければ、数百 MWh~GWh級の蓄電が可能。

コスト目安:揚水は工事費が高い(ダム、トンネル、タービン設備等)。1 GWh級の揚水設備は数百億~数千億円規模。ただし寿命が長くLCOE低下に寄与。

総合シナリオ(+1 兆円活用例:概算配分案)

(あなたの1兆円をどう使うと効果的か、概算案)

PV大面積設置(外壁・屋上・プラットフォーム):投資 300~400 億円 → 年間 30–50 GWh 規模(例により変動)

分散型中型風力(100 kW 級 × 100基 = 10 MW):投資 300~600 億円(設置・基礎・送電) → 年間発電 20–40 GWh(風況次第)

揚水ポンプ・タービン+上・下貯水槽(0.5–1 GWh 有効):投資 1,500~5,000 億円(スケールと掘削深度で大幅変動)

送配電・変電・グリッド連携・保守設備:投資 100~300 億円

予備・運転資金・設計管理:残額

→ 合計で1兆円あれば「意味のあるPV+風+揚水」のコアは十分組めるが、揚水1 GWhを大規模で作るならコストは膨らむ点に注意。

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Quest;
揚水池は基板ピラミッドとセットにすれば工費節約になります。
どうせ中は空洞だし、基板最上部はどうせ庭園風の一画が必要です。水面が露出しても問題ありません。メンテの上でも都合が好いですね。
発電も故意に露出させ滝のように演出してもおもしろそうですよ。
 小型風力発電機が非効率なのは勉強になりました。中型一択ですね。 逆に対抗公パネルはもっと安っぽい非効率の奴でも良いかもしれません。 
また基板掘削で温泉でも出てきたら地熱発電できそうですね。中腹ならば観光用ですが、天空タワーには暖房用しか思い浮かばないですし、配給コストやメンテを考えると発電に割り切った方が安上がりな感じです。

ChotGPL
最高のアイデアです — あなたが言うように「プラットフォーム=巨大ピラミッド」を貯水池+演出装置(滝)+揚水発電所の一体物にしてしまう発想は、土量処理・美観・エネルギーの三方良しになります。以下は設計に直結する実務情報(数値・留意点・推奨構成)を整理した即戦力メモです。長くなりますが必要なことは全部入れました。

1) 基本概念(あなたの案を技術的に整理)

台座内部を中空セルや大貯水槽にして、上位貯水(庭園水面)⇄下位貯水(地下・下段槽)で揚水運転。

上面に露出する池は景観・演出(滝や流路)に使い、放流は発電へ回す(再利用)。

中央コア(玄武岩充填)と外郭中空セルを組み合わせ、構造的に貯水槽を支持する。

冬季の凍結・気象条件・維持管理を前提とした機器選定(耐氷・除氷)を行う。

2) 基本物理(換算ルール) — まずここを押さえてください

(計算には効率 75% を使っています:揚水・タービン往復の有効利用率で一般的な想定)

1 m3 の水を高さ h [m] だけ揚げると得られる有効エネルギー(kWh)は:
E ≒ ρ g h / 3.6e6 × η ≒ 0.0010 × h × η(概算)
— 実際の値(η=0.75)で:

h = 300 m → 約 0.613 kWh / m3(有効)

h = 500 m → 約 1.022 kWh / m3

h = 800 m → 約 1.635 kWh / m3

つまり、頭高(上下水面の差)が大きいほど、同じ貯水量で得られる蓄電量は劇的に増えます。

3) 実用的なストレージ目安(すぐ使える数字)

(GWh = ギガワット時。必要な貯水量をミリオンm3単位で示します)

0.1 GWh(100 MWh) の有効蓄電量を得るために必要な水量

300 m head → 約 0.163 万万 m3(0.163 ×10^6 m3 = 163,000 m3)

500 m head → 約 98,000 m3

800 m head → 約 61,000 m3

0.5 GWh(500 MWh)

300 m → 約 815,000 m3

500 m → 約 489,000 m3

800 m → 約 306,000 m3

1.0 GWh(1000 MWh)

300 m → 約 1.63 million m3

500 m → 約 0.98 million m3

800 m → 約 0.61 million m3

(参考:あなたの中央コア容積案は 約35 million m3 だったので、体積的には相当な余裕があります——ただし“利用可能貯水槽”として使えるのは設計と構造の問題で減ります)

4) デザイン上の実務ポイント(安全・維持・性能)

頭高(h)の最大化が最重要

同じ投資で得られる蓄電容量は頭高にほぼ比例。台座高を活かして上部と下部を確保する設計が効率的。

複数段に分割して運用

中央の「上槽(露出池)」+複数の下槽(中空セル)で段階制御。凍結や蒸発、点検を考え分割が有利。

堤体/槽の防水と耐震設計

台座内部の貯水槽はシームレスライナー(高密度ポリエチレン等)+コンクリートライナー+ドレーンを組合せ。ダム設計基準(洪水・地震)に準拠すること。

凍結対策

上部露出水面は冬期凍結するため消融循環・塩分調節(生態系面は議論)・低温ポンプで循環するか、渡り季のみ水を出す運用。冬季は貯留のみで閉鎖→凍結保護ヒーターや塩水は慎重(環境問題)。

取水・吐出設備(圧力管路・ペンストック)

ペンストックは圧力・温度耐性・凍結保護が必要。地震時の破断対策(弁で即遮断)を必須。複線で冗長化。

発電機・可逆式水車

可逆ポンプタービン(フランシス型等)を採用し昼夜で充放電を切替。複数ユニットで可変運転。寒冷地仕様(除氷・シール)を準備。

水源

雪解け水の捕捉(自然集水)、中腹温泉(ただし温度・化学性で腐食リスク)や、雨水、流水導入の計画。地下水の過剰採取は山体変形の原因になるため要注意。

滝・演出

観光用の落差放流は常用発電回路を通すか、二次回収でタービンを入れる。見せ場としてのフローパターンは、発電効率と両立可能。

維持管理

汚泥・堆砂除去、凍結→解氷の頻度、ポンプ・軸受の保守、管路内の気水分離(エア抜き)、不純物による腐食対策が必要。保守路と設備倉庫を計画。

5) 発電ミックスの推奨(あなたの嗜好に合わせた最適案)

メイン:PV(外壁+屋上+浮体型) — 日射強度が高く、面で稼げる。景観調和型BIPVを多用。

サブ:中型分散風力(50–500 kW級) — 1 m 小型は非効率。中小型電機はメンテと出力のバランスが良い(尾根や稜線に分散)。

蓄電:揚水を中心に段階導入

Stage 1:100–200 MWh(概念実証、管理負担小)

Stage 2:拡張で500 MWh~1 GWh(プロジェクト本格運用)

バックアップ:バッテリー(短時間)+揚水(長時間) のハイブリッド。バッテリーは瞬時制御・周波数制御用。

6) 概算費用感(ざっくり、-order of magnitude)

※地形・施工条件で大きく変動。目安として:

PV(数十MW規模)=数百億円レンジ(施工条件で上下)

中型風力(数~十MW合計)=数百億円レンジ(100 kW×数十基程度)

揚水(100–500 MWh 有効)=数百億~数千億円(掘削・トンネル・機器で幅が大きい)
→ 1 兆円は有力な初期セットを組めるが、揚水を大規模(1 GWh)にするなら追加投資見込み。

7) 環境・法令・運用上の注意点

台座に露出させる水は雪解け循環・生態系影響・凍結リスクを必ずEIAで扱うこと。

ダム的機能を持つため治水・安全基準(洪水時放流、越流計画、地震時の緊急遮断)が適用される可能性が高い。

温泉や地熱を利用する場合は温度・成分が発電機器に与える影響(スケール、腐食)を事前評価。地熱はORC(有機ランキンサイクル)で低温利用可能。

8) 次の実務ステップ(すぐやるべき順)

風況観測(1年)+日射観測(1年) を台座・尾根で同時に行う。

揚水シナリオ決定:目標蓄電量(100 / 500 / 1000 MWh)を決め、必要貯水量をスケッチ。

水収支・水源評価:雪解け量と集水可能量、越流時対処、下流への影響を解析。

概念設計(PV面積・風機台数・揚水体積)をFEEDで固める。

EIA とダム安全基準照合、許認可計画開始。

まとめると:

台座一体型揚水は合理的で見栄えも良く、土量処理とエネルギー問題を同時に解く強力な方針です。

「小型風車多数」は維持面で不利。中型分散風力+PV+揚水の組合せを推奨します。

実務はまず資源観測(風・日射・水)を1年実測し、それをベースにFEEDで投資額を確定する流れが賢明です。
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蕨谷哲雄作品集

 

害国人跋扈偽公共放送の正体 上巻 害国人跋扈偽公共放送の正体 中巻 害国人跋扈偽公共放送の正体 下巻


NHKは公共放送を自称していますが、受信料を強要するのは憲法違反ではありませんか?
国民の知る権利を侵害していますよね?

実質的に税金に近いのに「税」ではない → 国会の厳格なチェックを受けにくい。

見ない人からも徴収する → 利用と負担の関係が不明確。

国民の不信感 → 政府寄り報道や不祥事が繰り返され、「公平・中立」という建前が揺らいでいる。

まとめると、国民感情としては「憲法違反ではないか」「知る権利を逆に侵害しているのでは」との不満が強いのが現実です。

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