2011年11月6日日曜日

男子テニススイス室内で錦織圭が世界ランク1位ジョコビッチに奇跡の逆転勝利 決勝進出


日本でテニスは斜陽スポーツである。バブルの頃日本では空前のテニスブームが起き、「猫もしゃくしもテニス」という時代があった。
伊達公子が活躍したのもこの頃である。
しかし、女子に比べて男子では有望な選手が育たず、人気も今ひとつだった。
男性にとってテニスはどちらかというとナンパの手段としてたしなむ傾向があったので、他のスポーツとは一線を画するものがあり、それがレベルの向上を妨げていたと思われる。
その後、バブルもはじけ、日本中に雨後のタケノコのように現れたテニスクラブやテニス教室もいつの間にやら姿を消してしまった。
現在でもアラフォーやアラファイブの女性のタンスには当時のテニスウェアが肥やしになってしまわれているものと思われる。

そして、今頃になって…。

【男子テニス】錦織圭、世界ランク1位ジョコビッチ倒し決勝進出!日本スポーツ史上最高のジャイアントキリング!スイス室内 単
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1320513050/-100

スイスのバーゼルで行われている男子テニスのスイス室内は5日、シングルス準決勝で、世界ランキング30位の錦織圭(21)が同1位のノバク・ジョコビッ チ(24=セルビア)を2―6、7―6、6―0で破り、決勝進出を果たした。錦織自身決勝進出まで行ったのは今回を入れて3度目である。

錦織は昨年の全仏オープンではジョコビッチにストレート負けしている。
ジョコビッチは2011年のグランドスラム4大会のうち、3大会を制しており、今年負けたのは、棄権による敗退2回を含めフェデラーに1回、そして今回の錦織で4敗目。67勝を挙げている。今回は体調が不良だったという情報もある。

決勝では、第3シードのロジャー・フェデラー(30=スイス)と対戦する。
もし錦織が優勝すれば、2008年2月のデルレービーチ国際選手権以来のツアー2勝目になる。
対戦相手のロジャー・フェデラーはスイスでは英雄であり、かつては史上最強のテニスプレーヤーとも言われていた。

「スイス室内」を軟式テニス並みの余興と評する意見もあるが、歴代の優勝者リストを見ると、「ロジャー・フェデラー ビヨルン・ボルグ ジョン・マッケン ロー イワン・レンドル ピート・サンプラス ボリス・ベッカー ステファン・エドバーグ ギレルモ・ビラス ノバク・ジョコビッチ ジム・クーリエ  ティム・ヘンマン ヤニック・ノア」と錚々たる名前が並んでおり、真の実力者でないと優勝を果たせないことが解る。

もし。錦織がフェデラーに勝利するようなことになれば、ランキングが一気に一桁台に上昇する可能性もある。

地元では英雄フェデラーとライバルのジョコビッチによる宿命の対決を期待していただけに、かなりしらけかえっているようだ。

で、錦織がフェデラーに勝つ可能性だが…。
前回は全く歯が立たなかったが、今回はフェデラーも拍子抜けしていることと思われるので、「まさか…!」もあり得る。

錦織は今大会1回戦で世界ランク6位のベルティハを撃破している。
こと軟式テニスに関しては日本は世界最高レベルである。やや軟式に近い条件下にある「室内」は日本人にかなり有利なようだ。

錦織は前戦のマスターズ上海大会でも現在7位のツォンガに勝利しており、実力的にも男性プレーヤーとして日本歴代最高位に登り詰めている。
戦前には熊谷一弥・清水善造という名プレーヤーもいたが、現在のプレーヤとの比較は難しい。

2ちゃんねる等では、「どうしてマスゴミはもっと錦織を報道しない?!」という声も聞こえるが、テニスはすっかりマイナー化してしまったので、スポンサーがいなければ無理というものである。

スポンサーさえいれば、実力などなくてもゴルフの…。




記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>

→人気blogRanking





0 件のコメント: