2011年9月5日月曜日
安愚楽牧場
資本金3000万円の小規模会社である。
こんな小さな会社が4330億円もの負債を出して経営破綻した。
たかが牧場がどうすればこんなに負債が作れるのか?
ニュースを聞いて驚いた諸兄も多かっただろう。
大量に負債を抱えたのは「オーナー制度」をやっていたからだ。
安愚楽牧場 3/3 投資家向け黒毛和牛オーナー制度紹介ビデオ
テレビ等でも一時派手に宣伝していた。
和牛預託商法
「オーナー制度」といえば聞こえもいいが、「和牛預託商法」という現物まがい商法で、大半が詐欺である。
≪1991年以降牛肉自由化の影響で一頭当たりの利益は赤字へと転落しており、出資者の弁済率も1%以下に留まるとしている。≫
とあるので、この段階で「まともな」経営に行き詰まり、「和牛預託商法」が収益のメインなったと思われる。
【安愚楽牧場破綻】40代女性「夫に内緒で8600万円投資したのに全てを失った。私達も原発事故の被害者。国は支援してほしい」
≪東京商工リサーチによると負債総額は約4330億円。出資者は約7万3千人。
九州・沖縄は3972人で投資額平均544万円。うち1千万円以上が609人、1億円以上も1人いるという。≫
エル・アンド・ジー
「円天」である。安愚楽牧場が詐欺ならば、被害額はこれを上回ることになる。
安愚楽牧場 ~ 重大犯罪だ! 口蹄疫発生1ヶ月も隠ぺい
安愚楽牧場は本業でも大損害を与えている。宮崎口蹄疫の発生牧場だったのだ。
安愚楽牧場が「詐欺」に専念していれば口蹄疫も発生しなかった可能性があった。
安愚楽牧場が本業に力を入れていたのは、投資家を信用させるためで、実際牧場の収益などはなから期待していなかったので、いろいろ節約していたのだろう。見物にきたオーナーにそれらしく見せればいいからだ。
倒産危機の安愚楽牧場、女社長の正体は?
いろいろ調べたが、この女性の正体は不明である。
三ヶ尻久美子さんの相関図
これを見る限り、案の定あちらの方ですね。実際にはこの女性はダミーで、黒幕は別に存在するものと思われる。
8600万円喪失した40代女性を救済するには、安愚楽牧場破綻と原発事故との因果関係を証明しなければならないのだが、原発事故を「これ幸い」と計画破綻させた可能性も考えられる。
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