2011年7月9日土曜日
福島の子ども45%が甲状腺被曝!深刻な内部被曝が東日本中で拡大
週刊誌では煽り派と隠蔽派が激しいマッチポンプをやっている。おそらく裏ではつるんでいるのだろう。
(参照記事)「高い値が出た」「ここが危ない」と大騒ぎの“煽り派メディア”…「被曝限度20倍に引き上げた」は大誤報・ポストセブン
例によって、ポストさんの記事である。
≪福島第一原発事故に伴う放射能漏れについて、“煽り派メディア”は ガイガーカウンター片手に被災地や東京都内を走り回り、「高い値が出た」「ここが危ない」と大騒ぎだ。≫
(^_^;) ゲンダイさんの記事ですね。
≪その種の記事に必ず出てくる大誤報は、政府が決めた被曝限度量を「通常は年間1ミリシーベルトなのに20倍に引き上げた」と批判するフレーズである。≫
(^_^;) ポストさんは4ミリシーベルト以下ならOKと言っているが、20ミリシーベルトはやはりやばいでしょう。
(参照記事)「子供が被曝してるんだよ!」「本来なら倒産のはず。役員は全財産出せ!」…東電の株主総会、怒号飛び交う
放射能は子供ほど深刻な被害を及ぼす。政府も東電も相変わらずこの辺りの見解が曖昧だ。
≪「本来なら東電は倒産している。(役員は)全財産を売却して賠償に充てるべきだ」との厳しい意見も出た。≫
東電は事実上特殊法人である。原発を積極的に推進して、安全基準を押し下げた連中を調べ上げて、全員の財産を没収するべきだ。政財界・官界で肥え太った奴らが大勢いるはずだ。
(参照記事)福島第1原発で4月から働いていた作業員、全4325人中1295人が所在不明…2人に1人が被曝検査受けず、3人に1人が連絡も取れず
≪一方、被曝検査した作業員で、通常時の年間限度にあたる50ミリシーベルトを超えたのは10人。最高は111ミリシーベルトで、協力会社の社員。厚労省の担当者は「4月になってもこれだけ高い数字が出るのは異常だ」と話している。≫
こんな暢気なことを言っていたが…。
(参照記事)被曝は眼鏡着用が原因? 600ミリ・シーベルト越え被曝の社員2人の作業状況を公表 東京電力
次々と、とんでもない事実が出てくる。
(参照記事)検査した全員が内部被曝…福島県民200万人調査へ
≪その結果、放射性セシウムはごく微量を全員から検出、放射性ヨウ素は最初の検査で6人から検出し、推計で最大3・2ミリシーベルトだった。外部被曝の推定線量は13・5~4・9ミリシーベルトで、内部と外部の被曝の合計は約2カ月間で14・2~4・9ミリシーベルトだった。≫
ポストさんが安全と主張していた4ミリシーベルトは軽く越えている。
しかも、今後内部被曝量が増えていくことが予想される。
≪政府の方針に理解を示し、「20ミリシーベルトの年間規制量には至っていないが、住民の判断材料として利用してほしい。国は内部被曝も考慮した対応が必要だ」と話している。≫
国はいまだに内部被曝に対する指針を打ち出せずにいる。
汚染された食料を食べ続ければ内部被曝は累積していくことになる。
(参照記事)「避難区域の拡大を」と市民団体 埼玉・三郷市では1万ベクレルを超える放射性セシウムを検出
≪山内教授は「高線量がスポットではなく、面として存在している」と説明。土壌調査では、最大で1キロ当たり4万6540ベクレルの放射性セシウムが見つかったという。≫
更には埼玉県三郷市の小学校周辺からも1万3812ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
(参照記事)尿から微量の放射性物質 福島市の子ども10人から「内部被曝の可能性」
これは自主検査で、全員から得られた結果である。
(参照記事)子供の尿から放射性物質 高木文科相「問題なし」に医療専門家が猛反発「無責任な発言だ」
国は「何もしないぞ」と言っている。
↓こちらはお役所の検査。
(参照記事)「福島の子ども45%甲状腺被曝明らかに」 ~“精密検査不要”と原子力安全委員会
≪安全委の加藤重治審議官は「精密検査の必要はないレベル」と話している。≫
では、微量なのかと思ったら…。
≪最高値は毎時0.1マイクロシーベルト(1歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年50ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時0.04マイクロシーベルト以下。同様の換算で年20ミリシーベルトに相当する≫
(;゚д゚) もしかして、ヤバいんじゃないの?
乳幼児の内部被曝だろ?
≪が、加藤審議官は4日の記者会見で「換算するには(調査の)精度が粗い。精密測定が必要な子供はいなかった」と述べた。≫
( ゚o゚) 私の読解力では「高めの数字が出たが、調査の仕方がいい加減だったので、改めて精密測定する必要はない」と聞こえるのだが?
(;゙゚'ω゚') 呆れるのを通り越して「怖い」。
≪国際放射線防護委員会(ICRP)勧告では、年間100ミリシーベルトの被曝で発がんリスクが0・5%高まるとして、同量を緊急時の年間被曝限度としている。今回の調査でも100ミリシーベルトを基準とし、1歳児の甲状腺被曝の年換算でこれに相当する毎時0.2マイクロシーベルトを超えた場合、精密検査をする予定だった。≫
w(°o°;)w この役人は1歳児相手に「年間100ミリシーベルトは安全」と言っているのである。
≪国が国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書では、1080人の子供の甲状腺被ばくを調査したことを記しているが、何割の子供が実際に被ばくしていたかは明らかにしていなかった。≫
ヽ(τωヽ)ノ このデータもIAEAに勧告されて渋々集めたものらしい。
(参照記事)1シーベルトの放射線被曝時に生じる致死的ながんの発生確率=0.04%→4%の間違い
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