2011年5月7日土曜日

ユッケ食中毒の猛毒大腸菌は遺伝子組み換えによる細菌兵器の流出か?


【ユッケ食中毒】 重症だった70代女性死亡 4人目は4日に亡くなった女性の家族

原因菌のO-111の猛毒ぶりが判る。

それでもユッケ--復活要望に苦悩する焼き肉店

ユッケもフグ料理や野生キノコの闇鍋の様相を呈してきた。「どうしても食べたい」という御仁を制止する手段はない。

【生肉食中毒】 生肉食用の衛生基準 馬ならクリアできるけど牛は無理 30分間毎に全員が手袋を交換しマスク・エプロン・包丁まな板を消毒

鳥獣の生肉で安全基準が確立してるのは馬肉だけである。それ以外の肉はいい加減なのである。
自民党政権時代は全くスルーしていたが、民主党政権は今回の騒ぎを受けて、基準作りに着手した。支持率が低迷しているだけに必死なのである。

O-111による死亡 国内初の事例だった

O-157はわりとニュースで取り上げられていたが、O-111は新顔である。

腸管出血性大腸菌Q&A

Q1 「腸管出血性大腸菌」って何ですか?

≪大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原大腸菌と呼ばれています。病原大腸菌の中には、毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。

腸管出血性大腸菌は、菌の成分(「表面抗原」や「べん毛抗原」などと呼ばれています)によりさらにいくつかに分類されています。代表的なものは「腸管出血性大腸菌O-157」で、そのほかに「O-026」や「O-111」などが知られています。
腸管出血性大腸菌は、牛などの家畜や人の糞便中に時々見つかります。家畜では症状を出さないことが多く、外から見ただけでは、菌を保有する家畜かどうかの判別は困難です。≫

ということで、 O-111とO-157はお仲間である。

Q6 腸管出血性大腸菌は、最近みつかった細菌ですか?

≪腸管出血性大腸菌は昭和57年(1982年)アメリカオレゴン州とミシガン州でハンバーガーによる集団食中毒事件があり、患者の糞便からO-157原因菌として見つかったのが最初で、その後アメリカだけでなくアルゼンチン、イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、カナダ、スウェーデン、スペイン、チリ、ドイツ、ニュージーランド、フランス、ロシア、中国、南アフリカなど世界各地で見つかっています。≫

「比較的最近、アメリカで発見された」という点が気になる。

Q9 これまでどのくらい発生があったのですか?

≪腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数(無症状病原体保有者を含む)は、平成16年は3,715件、平成17年は3,589件、平成18年は3,910件ありました(平成18年は概数)。
なお、平成8年以降の腸管出血性大腸菌による食中毒の発生状況は次のとおりです。≫

○腸管出血性大腸菌による食中毒の発生状況

**********発生件数****患者数****死者数
平成08年 ***87****10,322********8
平成09年 ***25*******211********0
平成10年 ***13********88********3
平成11年 ****8********46********0
平成12年 ***16*******113********1
平成13年 ***24*******378********0
平成14年 ***13*******273********9
平成15年 ***12*******184********1
平成16年 ***18********70********0
平成17年 ***24*******105********0
平成18年 ***24*******179********0

見ての通り1996年(平成8年)に大発生している。

O157

このときはカイワレが疑われた。この時の厚生大臣が現首相の菅直人氏である。菅氏はカイワレをテレビカメラの前で食べるパフォーマンスを演じたが、菅氏自体はカイワレ犯人説を信じていたようだ。

O-157はバイオ兵器

このO-157が「細菌兵器ではないか?」という意見は根強い。出自を考えれば、その可能性も考慮するべきだろう。

しかし、炭疽菌などと比較するとその威力は大幅に低下する。実戦向きではないようにも思われるが、低毒であっても攪乱目的ならばそれなりに役に立ちそうだ。

もう一つ考えられるのは、研究所での実験菌が流出してしまった可能性である。
大腸菌は細菌としては入手が容易でしかも巨大サイズなので扱いやすく、実験動物のマウス同様遺伝子学者には重宝がられている。

厳重に管理はされているだろうが、何かの間違いや故意によって流出してしまう可能性も考えられる。

更には本格的な細菌兵器のデータ集めのために、やはり故意に流出させることもあり得るだろう。

勿論、現段階では憶測にすぎない。

今回はO-111とO-157が同時に発見されている。これは何か特別な意味があるのだろうか?

韓国への修学旅行にて発生したO-111集団感染

どうも韓国では両方の菌が同時に発見されることは珍しくもなさそうだ。
「いろいろなバイ菌がごちゃごちゃある中で、0-111やO-157も含まれていた」ということのようだ。

O-111とO-157が遺伝子組み換えで人口的に作られた菌かは定かではないが、「焼肉店にCIAの諜報員が仕掛けた」と解するよりは、「店が不潔だった」可能性の方が圧倒的に高いことは言うまでもない。



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