2011年5月27日金曜日

首都圏放射能まみれ!放射線量を低めに改竄&放射能汚泥を都内に15万トン流通


(参考記事)
政府・東電の大嘘!実際の放射線量は公表値の10倍だった!(1) 足柄茶はどうして汚染されたのか?

政府・東電の大嘘!実際の放射線量は公表値の10倍だった!(2) 恐怖の常磐線ホットスポットの実態

これは5月17日付の本ブログ記事であるが、その後政府・東電による放射線量捏造に関して新たな情報も入ってきた。

(元記事) 実はこんなに高い! あなたの町の「本当」の放射線量 公表されていた東京のデータは「低く出る」よう細工をしていた!

≪公表されていた東京・新宿の放射線量データは、地上18mの高さで計測されたものだった。
地面から離れれば離れるほど、数値は低く出る。実際に人間が行動している、地表1m地点の数値は---。≫

これは多くの識者から指摘されていた事実である。

≪東京・永田町の首相官邸のすぐ近くに、「溜池交差点」がある。この東京のど真ん中で、購入したばかりのガイガーカウンターを用い、放射線量を計測した人物がいる。国土交通省政務官の小泉俊明代議士だ。≫

小泉氏は茨城県の選挙区で住民にいち早く警鐘を鳴らした御仁である。

≪真新しいガイガーカウンターが示した数値は、「0・128μSv/h(マイクロシーベルト毎時)」。この結果を見て、小泉氏は目を疑った。
私の事務所には、小さなお子さんを持つ親御さんから放射線量を心配する声が多く寄せられていました。
ならばと、いつ、どこでも調査できるよう、ガイガーカウンターを買ったのです。≫

今や富裕層が放射能測定器を常備しているのは常識である。知らぬは庶民ばかりなり。

≪地元に帰る直前の5月2日、試しに溜池交差点付近で測ったのですが、 この『0・128』という数値を年間の被曝量に換算すると、1・12mSv(ミリシーベルト)となります。
これは、国際放射線防護委員会の定める一般公衆の年間被曝許容限度(1mSv)を超えるものです。≫

この程度の数値だと運の悪い人が放射線障害になるレベルである。中高年は心配しなくてもよろしい。

≪ちなみに、首都高速の『霞が関』入り口付近でも測ったのですが、やはり0・11と高かった。
福島第一原発から220km以上離れた東京で、これほど高い数値が出るとは予想していませんでした」≫

本心からそう思っているのなら、この御仁は「情弱」だ。

≪後日、驚きの事実が判明する。溜池交差点で計測した「0・128」という数値が、実は文部科学省の公表している「都道府県別環境放射能水準調査結果」(以下、「調査結果」)の東京都の数値の、2倍近くも高かったのだ。≫

2倍程度で済んでいればまだ「良心的」な方である。ところで、小泉氏所有の放射能測定器が中国製の安物でないことを祈る。

≪たとえば、東京都の場合、新宿区百人町にある「東京都健康安全研究センター」の屋上に設置されたモニタリングポストによって計測している。地表からの距離はおよそ18m。

千葉県は市原市岩崎西にある「千葉県環境研究センター」の地上7mの地点にモニタリングポストを設置している。≫

あの千葉県でさえ7mで測っているのに、18mとは…!

≪同氏はその後、同じ方法で、茨城県南部の9市町村の放射線量を測ってみた。結果は、取手市=0・484、守谷市=0・503、龍ケ崎市=0・326、牛久市=0・315だった。文科省の「調査結果」によれば、地上3・45mのところで測られている茨城県(水戸市)の放射線量(5月2日)は0・104~0・110だから、同じ茨城県内でも文科省の「調査結果」の3~5倍の高い数値が出たということになる。≫

やはり筑波颪の地域はホットスポットなので数値が高い。年間被曝量は5~10ミリシーベルトと、子供だったら危険な数値だ。文科省は20ミリシリーベルトまでOKと言ってるが、この実数値をを見越して安全基準を設定した可能性が強い。

≪測定地点を変えるつもりはないのか。東京都健康安全研究センターの企画管理部に取材すると、「あくまでも文科省からの委託を受けて、ウチは測定した数値を文科省に上げているだけです。(測定方法を)変えるつもりはありません」 というばかり。≫

このまま政府の情報を真に受けていたら、首都圏の子供は健康上深刻な危機にさらされることになりそうだ。

(元記事)放射能汚泥、建築資材で都内に15万トン流通か! 台湾で発覚したマンションの鉄筋にコバルト混入、ガンなどの健康被害が多数確認

≪ 福島県が1日、汚泥焼却後に生成され、セメントなどに再利用される溶融スラグから1キログラム当たり最大44万ベクレル超の高濃度セシウムを検出したと発表、東京や茨城など各都県でも同様の発表が相次いだ。≫

高濃度に放射能汚染された汚泥を売りさばき日本中にばらまくとは、まさに悪魔の所行である。

まさかいないだろうが、この汚泥を毎日100グラム食べる御仁がいたら、その人は年間48ミリシーベルトを内部被曝することになる。間違いなく重篤な放射線障害に至るだろう。

「何を下らないことを書き散らしている」とお叱りになる諸兄もおられるだろうが、この汚泥が粉塵化したら、一日中その場所にいる現場作業員などで10グラム程度は吸い込んでしまう可能性は充分考えられる。
その場合年間5ミリシーベルトは内部被曝する結果になる。

しかし、どうして汚泥なんかが都内にばらまかれる自体になったのか?

≪だが、首都圏のある自治体幹部は「国の対応が遅過ぎる。判断基準が示されない以上、地方はなにもできない。国の福島県への指針を待って、測定値公表に踏み切った自治体もある」と反発する。
中央と地方が責任をなすりつけ合うなか、“被害者”であるセメント業者は、「国は下水汚泥のリサイクルを推進しておきながら、無責任に過ぎる」と憤る。≫

そう、リサイクル利権が犯人だったのである。天下りが各省庁に圧力をかけて「リサイクル汚泥」の購入を土建屋に強要していた結果がこれである。

≪1992年に台湾で発覚したマンションの鉄筋にコバルトが誤って混入した問題では、1500世帯が長期間被ばくし、 ガンなどの健康被害が多数確認された。他国の教訓も生かせずに後手に回る対応は、まぎれもなく人災である。≫

そもそも、原発事故自体が天下りが安全基準を骨抜きにさせたやらかした結果の犯行だが、彼らはそれだけではまだ気が済まないらしい。

これ以上天下りが存続すれば、日本中が屍の山になることだろう。


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