2011年4月27日水曜日

福島原発もびっくり!世界最強核兵器「もんじゅ」のヤバ過ぎる現況 東南海地震で日本終了か?


福島原発事故で、原発の核兵器としての恐ろしさをまざまざと見せつけられた。原発を核兵器と考えると、日本は世界有数の核保有国になってしまう。

現在、福島第一原発の、1号機・2号機・3号機・4号機が極めて深刻な事態になっているが、実はもう一つ「深刻な事態」に陥っている原発がある。
「高速増殖炉もんじゅ」である。もんじゅが臨界爆発したら、北半球は重篤な放射能汚染に晒されることになる。今回の事故やチェルノブイリの比ではない。

そして、今現在、臨界爆発が起きても不思議ではない状況に置かれているのである。

【原発】電力10社の原発ともんじゅ、追加した電源装置では冷却機能に懸念 ほとんどの原発で安定停止状態にできず

調べてみたら、福島第一原発以外でも、ほとんどの原発が非常電源では対応できずアウトであることが判った。
「何重もの安全装置」が聞いて呆れる。

気になる「もんじゅ」だが、

高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)「電源止まっても安全」 滋賀県知事に地震対策を説明…日本原子力研究開発機構

日本原子力研究開発機構はただ「安全」とうそぶくだけで、具体的な内容に関しては黙秘している。

高速増殖原型炉もんじゅへようこそ

公式サイトなのでろくなことは記載されてないが、一応事故に関しては時系列的に記載してある。

もんじゅ

Wikipediaからの参照で時系列的に検分しましょうね。

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1967年10月2日 動燃設立。

1968年9月26日 高速増殖炉の実験炉「常陽」の後継として、原型炉の予備設計開始。

1970年4月 建設候補地に、福井県敦賀市白木を選定。立地自治体の敦賀市の了承、福井県の内諾。地質等調査開始。

≪利権がらみの誘致合戦で、よりによって「地震多発の断層地帯」に建設が決まったのである。佐藤内閣時代である。≫

1975年9月17日 原子力委員会によるチェックアンドレビュー開始。

1976年2月20日 福井県および敦賀市と安全協定を締結。

1978年 環境審査開始。

1980年 安全審査開始。

1980年4月1日 原子炉産業4社(東芝、日立GEニュークリア・エナジー、富士電機システムズ、三菱重工業)が出資して高速炉エンジニアリング株式会社(略称:FBEC)を資本金3億円で設立。

≪「国家的プロジェクト」といえば聞こえは良いが、要するに、「天下りの利権漁り」に企業も「我先に…」と群がったのである。この時は大平内閣末期で、政情はドタバタしていたが、役人どもにはかえって都合が良かったのかもしれない。アーウー氏はああ見えても(…と言っても、もうたいがいの人は知らないだろうが)、結構役人に睨みが利いていたのである。≫

1983年1月25日 建設準備工事に着手。

1985年 正式着工。福井選出の自民党議員である熊谷太三郎が経営する熊谷組が建設を担当した。

≪土建国家としての最盛期である。「自民党=ハコモノ利権」の黄金期だ。首相は勿論風見鶏の中曽根。≫

1990年7月20日 動燃アトムプラザ開館。

≪海部内閣。海部氏は操り人形で、天下りもやり放題だった。≫

1991年3月22日 ナトリウム現地受入れ(国内輸送)開始。

1991年5月18日 機器据付け完了式典、試運転開始。

1992年12月 性能試験開始。

1994年4月5日午前10時01分 原子炉が初臨界達成。

1995年8月29日 初発電達成。

≪ここまでは良かったのだが…≫

ヽ(≧Д≦)ノ 1995年12月8日 ナトリウム漏洩事故発生。

≪(´;ω;`)初発電から3カ月で壊れちゃいました。≫

1998年10月1日 動燃解組。核燃料サイクル開発機構発足。

≪莫大な税金を使って灰燼に帰したので、例によって責任問題が発生。この場合、偽装解散別組織でっち上げは常套手段。≫

2005年3月3日 ナトリウム漏洩対策の準備工事を開始。

2005年9月1日 ナトリウム漏洩対策の本体工事着手。

2005年10月1日 独立行政法人日本原子力研究開発機構発足。

≪m(・ω・m)国賊小泉内閣。財政赤字は国家破綻の状況で、なおかつ天下り優遇政策とは…。「天下りだけは救済しよう」という総理の強い決意が伺えます。≫

2007年5月23日 本体工事終了。

2007年8月31日 運転再開に向けて、プラント確認試験の開始。

2008年5月15日 高速増殖原型炉もんじゅの新燃料(初装荷燃料)の1回目の輸送。

2008年7月18日 高速増殖原型炉もんじゅの新燃料(初装荷燃料)の2回目の輸送。

2009年11月19日 もんじゅ運転再開費(232億円)を削減しなかったことに福島瑞穂大臣「事故後、10数年間動いていない。何百億円も使っていいのか」

≪今にして思えば、この程度はハシタ金でしたね。我々も社民党を小馬鹿にしすぎました。≫

2010年3月6日 もんじゅ」など請負3社、地元3政治家(福井県知事/敦賀市長/自民党の高木毅衆院議員)側に資金1085万円

≪ズブズブですね。≫

2010年5月6日午前10時36分 運転再開。

≪鳩山内閣末期。まさにどさくさ紛れの運転再開ですね。民主党も自民党の利権体質をそのまま継承。本当に民主党は自民党の悪いところだけはしっかりバトンタッチしていますね。≫

2010年5月6日午後11時9分・7日午前10時1分 放射性ガスの検知器の2回の誤作動。

≪(・A・)嫌な予感…≫

2010年5月7日 運転再開の高速増殖炉「もんじゅ」で、警報6回 公表遅れに批判 原子炉内のガス検知器で

≪利権のためなら、安全など糞喰らえである。≫


2010年5月8日午前10時36分 臨界確認。試験として約1時間後、19本の制御棒のうち2本を挿入し未臨界とした。今後、臨界と未臨界など各種の試験を経て2013年春に本格運転を目指す。

2010年5月8日 制御棒の挿入操作にミス、試験を一時中断 運転員は今回制御棒を初めて操作、約2時間後に全挿入を完了

ヽ(≧Д≦)ノ2010年8月26日 原子炉容器内に筒型の炉内中継装置(重さ3.3トン)が落下。後日、吊り上げによる回収が不可能と判明。長期の運転休止を余儀なくされた。

≪~\(_ _;)/~これで、もんじゅは回復絶望の植物人間状態に…。長期の運転休止というのは50年くらいらしい。毎年500億円の維持費だから、総計2兆5000億円ですね≫

2010年12月23日 北陸新幹線の県内延伸が見送りなら、「もんじゅ」を厳しく監視する

≪何事も利権がらみでないと思考できない連中である。≫

2010年12月28日 海抜21mにあるディーゼル建物に設置されている非常用ディーゼル発電機(発電出力4250kw)3台のうち1台(C号機)がシリンダライナのひび割れにより故障。

≪∑(=゚ω゚=;)この間に大地震がなくて何よりでしたね。M8級地震で日本終了でした≫


2011年1月29日 高速増殖炉「もんじゅ」、燃料貯蔵槽の点検用装置を分解点検中に配管が引きちぎれる

≪ささやかな事故である。≫

2011年2月14日 高速増殖炉原型炉もんじゅ復旧に13億8千万円 原子炉容器内装置落下事故

≪臆面もなく、よくこんなでたらめが言えるものである。≫

ヽ(≧Д≦)ノ2011年2月22日 高速増殖原型炉「もんじゅ」の燃料環境課長が自殺

≪(°◇°;) 現場の責任者が「もんじゅ」が回復不能と悟って自殺してしまいました。ズルズルと臨界爆発へ向かうのか?≫

2011年2月27日 もんじゅ落下事故で東芝に賠償請求検討 文科省笹木副大臣が言及

≪福島原発対策で、東芝には全くお呼びがかからなかったが、こういう事情があったのか?東芝側は10年で完全復旧させると言っていたが、「もんじゅが」がこれでは…。≫

2011年3月30日 もんじゅ周辺でも放射性ヨウ素検出 福島から飛来か

≪飛来ではなく自前でも不思議はありませんね。≫

2011年4月22日まだ何か隠しているのではないか…高速増殖炉「もんじゅ」事故の教訓

≪ここまで徹底した隠蔽体質なのは、利権犯罪の発覚を恐れているからだろう。日本が破滅しても、我が身の保身が優先なのである。≫

2011年4月25日保安院、「もんじゅ」立ち入り検査 緊急時の電源など確認へ

≪気休めにもならないですね。≫

で、いったい「もんじゅ」がどれくらいヤバいのか?
気の弱い私にはとても詳細を報告する度胸がない。

もんじゅの危険性については以下のサイトが詳しい。

福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること

高速増殖炉の危険な特徴



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