2011年3月14日月曜日
計画停電、無計画にならないように政府は全力を挙げて努力せよ
【停電】決定的な周知・準備不足:対応遅れで混乱必至
≪東京電力が初めて行う「輪番停電」は、政府や同社の対応があまりにも遅く、周知や準備の時間が決定的に足りない。
病院や自宅で使用している医療機器の停止など人命にかかわる可能性もあり、電力供給を担う公共企業としての責任の欠如の批判は免れない。
同社が停電地域の大まかな市町村を公表したのは、13日午後8時。
詳細な地域をホームページで公表したのは同9時40分ごろ。
同社は「需要予測による地域の組み合わせに時間がかかった」と説明するが、非常事態という“甘え”の姿勢が垣間見える。
東電の公表を受け、厚生労働省は自治体に対し各病院で停電時間を確認するよう通知したのは午後10時だ。
各病院への要請は自治体から行われるが、連絡が取れず、14日早朝に突然、停電に見舞われる可能性も否定できない。
東電は発電機を無償で貸し出すとしているが、必要な医療機関を把握しているわけではなく、すべてに対応できるかも不明。
自宅で医療機器を使っている人に十分に用意するのは困難だ。
パソコンが使えず、詳細な情報を入手できない高齢者は多い。
そのホームページも同日夜、アクセスが殺到して情報を確認できない状況に陥った。
政府の対応も遅かった。
政府は13日午後になっても、「可能性がある」とするだけで、具体的な方法や影響を国民に周知する姿勢はなかった。
本来は行政機関などと綿密に連携し準備する必要があるが、現実はまったくのぶっつけ本番だ。≫
全くその通りなので、全文引用させてもらった。
案の定、交通機関の対応もまちまちで、通勤客は大混乱をしている。突然の停電よりは幾分かマシという程度だ。
停電はやむを得ないがこういう時こそ綿密な連携が必要なのである。鉄道が止まってしまったら国民生活に重大な影響を与えるのだが、優先的に配電できないものなのだろうか?
国交省 「14日の朝は、通勤・通学を控えることも検討してほしい」
≪14日の朝から行われる計画停電で、鉄道各社は、列車の運転本数を減らしたり、部分運休をしたりする見通しで、国土交通省は、ラッシュ時に大勢の人が駅に滞留して混乱が起きるおそれもあるとして、できれば14日の朝は通勤・通学を控えることも検討してほしいと呼びかけています。≫
学校等ではそれも可能だろうが、通勤となると国民のライフラインに関わってくる。そうも行かないだろう。
成田の近くで鳥インフルエンザ陽性反応
震災関連のニュースで一色だが、他のニュースも関心を持たなければならない。
東電の計画停電、14日午前6時20分から
≪東京電力は13日、14日以降に実施する計画停電(輪番停電)の詳細を発表した。東京都、神奈川県など1都8県を市や区などで5つのグループに分け、 14日については午前6時20分から午後10時までの間、3時間ずつ実施する。グループによっては1日に2回停電する区域もある。
第1グループは午前6時20分~同10時と午後4時50分~同8時30分、第2グループは午前9時20分~午後1時と午後6時20分~同 10時、第3グループは午後0時20分~同4時、第4グループは午後1時50分~同5時30分、第5グループは午後3時20分から同7時。
各グループともそれぞれの時間帯のうち3時間程度の停電となる。≫
なぜこのような解りにくい割り振りになるのかは理解できない。
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