2011年3月8日火曜日

バカウヨ涙目!アメリカ前駐沖縄総領事「日本はゆすり文化で、特に沖縄人はずるくてしかも怠惰」



一般的に、自分のことは棚に上げて、相手を批判する内容は真実に近い場合が多い。選挙などで対立政党を批判する場合などがそれだ。意図的な誹謗や中傷でない限り、他人には客観視できるので当然そうなるのである。
その意味では今回のメア氏の発言は一考に値する。勿論、自国が「強盗文化」であることをメア氏が理解しているかどうかは疑問だ。

和の文化は「ゆすりの手段」「沖縄はごまかしの名人で怠惰」 米国務省のメア日本部長が発言

メア氏は現在アメリカ国務省の日本部長である。その彼が昨年末、大学生らに国務省内で行った講義で、日本人特有の談合体質を「ゆすりの手段」と表現し、更に、関わりが深かった沖縄県民を「ごまかしの名人で怠惰」などと発言していたことが判明した。

メア氏は普天間飛行場移設問題のアメリカ側の中心人物で辺野古崎現行案を強く主張してきた人物である。

≪メア氏は「日本の和の文化とは常に合意を追い求める」と説明したうえで「日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをしながら、できるだけ多くの金を得ようとする」と述べた。≫

確かに日本の場合、カネが潤滑油の役割を果たしている事実は否めない。譲歩と引き替えに補償金を求める習慣をメア氏は「ゆすり」と解釈しているようだ。

アメリカには「bid rigging」という言葉がある。訳せば「不正入札」だ。日本でも一応談合は犯罪だが、アメリカでは反社会的行為と忌み嫌われている。
アメリカは国土が広いし、日本のように建設業者が乱立していない。アメリカは建前上「自由競争」を尊重しているので、彼らの目に日本の談合は非常に不真面目で卑怯な手段として映るのである。
しかし、不思議なことに、アメリカ人は立場の弱いところに厚かましい要求をするのは「卑怯」と認識できないようだ。

≪沖縄については、日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」 などと発言。≫

この部分は意味不明である。メア氏は沖縄でよほど不快な思いをしたのか、かなり主観的なコメントである。「ごまかしとゆすりの名人」は一部の日本人が朝鮮人に対して抱いているイメージと重なる。やはり、日本の事情に詳しいアメリカ人の内で相当部分は日本人を下等民族と思っているのだろう。とりわけ沖縄県民は劣等なのである。

その気持ちは解らなくもない。アメリカ人の感覚からすれば、敗戦後何十年も属国の地位に甘んじてへらへらしている奴らなど独立心が欠如した「下等な連中」とみなされてもやむを得ない。更に治外法権の基地だらけの沖縄など事実上アメリカの植民地である。島の片隅で蠢いている沖縄県民など、無知で厚かましく欲深く怠け者の「原住民」なのである。「こいつらは鞭で恫喝しないとまともに働く意欲がない」と思っているのだろう。沖縄県の県民所得が日本で最低であることもメア氏は当然知っている。

≪普天間飛行場は「(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港と同じ」で特別に危険でないとし、日本政府は仲井真弘多・沖縄県知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだと述べている。≫

「お前らがゴネ得を狙っているのはお見通し」というわけだ。
確かに、普天間飛行場はアメリカ軍が畑を接収して建設した飛行場である。周辺にはもともと畑しかなかった。飛行場ができた後「原住民ども」が勝手に住み着き、「危ない」「うるさい」「移転補償」などとわざと勝手に騒いで金を巻き上げようとしている。
メア氏にしてみれば、卑怯で薄汚く欲深い連中なのである。勿論、土地を接収したのは戦勝国の当然の権利である。負けた奴らがガタガタ言うな。
日本でも、養鶏場の近くできた新興住宅などで住民が苦情を言うケースも見られる。

≪講義は米首都ワシントンのアメリカン大の学生ら14人に対し、彼らが東京と沖縄へ 約2週間の研修旅行に出発する直前の昨年12月3日、大学側の要請で行われた。≫

なるほど、事前指導だったんだな。建前でなく、原住民対策に関する現実的で率直な説明する必要があったわけだ。それだけメア氏は真面目で責任感の強い人物なのである。

≪発言録を作成した学生たちは「メア氏は間違いなくこのように言った」と証言。「米政府の地位ある人物の偏見に満ちた言葉にとても驚いた」「人種差別的発言と感じた」などと話している。≫

世間知らずの学生だから、言っていることが青い。メア氏が人種差別主義者だったのかは定かではないが、メア氏の沖縄県民に対する不快感はよく伝わる。

戦争等の被害者が、それを逆手にとって阿漕な商売をする事例が現実に存在する。代表例がユダヤ人の「ホロコースト産業」だ。周知のごとく、中国人や朝鮮人もやっている。日本でも他人のことは嗤えない。某圧力団体などの傍若無人ぶりをみれば反論できないだろう。

どうも日本の、とりわけ沖縄の文化風習はメア氏の正義感に抵触してしまったようだ。しかし、メア氏が日本の文化に関してどれほど精通しているのは不明である。
日本には「バカウヨ」というアメリカ人にいくら蔑まれても「それでも中国に支配されるよりはマシ!」としっぽを振ってキャンキャン吠えるかわいい家畜人がいることを、メア氏はご存じなのだろうか?




記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>

→人気blogRanking

0 件のコメント: