2011年1月21日金曜日

アエラ右翼団体ネタを載せる「バカウヨは下品」


朝日新聞の週刊誌「アエラ」がどういう風の吹き回しか右翼団体の発言を記事にしている。しかも、それを批判しているわけではなく賛同しているのである。
しかし、朝日が方向転換して右傾化したわけではなさそうだ。

「彼らの品性は下劣」「自分と考えの違う相手はすべて『朝鮮人』『シナ人』」…ネット右翼に告ぐ、リアル右翼「愛国の作法」

要するに、バカウヨを肴にするために右翼団体をダシに使っただけの話だった。
アエラが採用している「ネット右翼」という言葉はバカウヨのことである。

この「ネット右翼」という表現は非常に気に入らない。どこの馬鹿が最初に言い出したのだろうか?
語感が「ネチズン」と似ているからそちら方面の連中の創案だろうか?
以前は「バカウヨ」で通用していたのに、どうして「ネット右翼」などと変名しなければならないのか、その理由が皆目判らない。

「ネット右翼」は私の感覚では「ネット上で主に活躍している零細な右翼」である。彼らがバカとは限らないから、「ネット右翼」がバカウヨを意味することにならない。
それに対し、バカウヨは「右翼を自称している連中でバカな奴」という意味なので明解そのものだ。

バカウヨどもは朝日新聞を左翼系と勘違いしているが、マスゴミに右翼も左翼もない。総てアメリカの御用組織である。
産経だろうが朝日だろうが、その体質に変わりはない。ラーメンと同じだ。消費者のニーズに合わせて味噌仕立てや醤油仕立てに味付けを変えているだけの話である。
いちいち新聞の論調などを真に受けるのは愚の骨頂である。

アエラでは「リアル右翼」という珍妙な言葉も使用している。右翼なんぞにリアルもバーチャルもファンタジーもあるわけがないだろう。
このお間抜けな言葉はまだ辞書等には登録されていない。Wikipedia もまだのようである。
「バカウヨ以外の在来右翼」という意味だろうか?

在来右翼のうちかなりの部分はアジア系外国人や被差別部落出身者、暴力団員だったはずである。当然バカも多かっただろう。つまり、在来型でもバカウヨが大部分だったのである。
「活動の場がネット中心ではない右翼団体」とでも解すれば「ネット右翼」と対比可能だが、前述したように「ネット上で右翼活動をしている連中」はバカとは限らないのである。右翼系のブログも大半はお粗末なものだが、中には博識ぶりに感心してしまうブログも存在する。

そもそも右翼とは何か?
この根源的な定義まで考えなければならないだろう。

要は「右翼」と自認すれば、何でもありだ。ヒトラーなどは国家社会主義を目指していたのだから、社会主義は右翼を否定していない。天皇制を否定しても右翼でないとはいえない。
アメリカを否定して中国やロシアとの連帯を訴えてもかまわないのである。

しかし、大多数の右翼はあからさまなアメリカ追従主義である。それに反対する組織を攻撃し、それで生計を立てたり憂さ晴らしをしたりしている。

実例としては、朝鮮人主導の某宗教団体が右翼団体を経営し、それが自民党の議員に資金援助をしていたのは有名な話だ。日本における右翼活動の実態の代表パターンである。
中道を偽装した朝鮮系の某宗教団体も自民党とつるんでいたが、これは「隠れ右翼」とでも称するべきか?

こうやって見ると、やはり右翼問題は朝鮮抜きに考えられず、「自分と考えの違う相手はすべて『朝鮮人』『シナ人』」と騒ぐバカウヨどもの主張は皮肉にも当たらずしも遠からずと言ったところか?
売国行為はやはり外国人の方がやりやすいので、「アメリカが日本を属国支配するための洗脳工作に『朝鮮人』『シナ人』を積極利用した」ということなのだが…。

屈辱的な属国状態の棒振り役を嬉々としてやっている大半の右翼は、プライドの観点で見ると左翼(プロ市民系を含む)よりも劣る。


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