2011年1月5日水曜日
「中国人学生たちはゴキブリ」中国人侵入に怯えるアメリカ
アメリカは移民によって成立した国だから、基本的には移民を拒めない。そして、現在大量のアジア系移民がアメリカに押し寄せている。「先住民」であるゲルマン系としてはそれが大変な脅威になっているのである。
‘中国産が働き口奪う’…米国人、ますます‘中国疲労感’ 米国人学生たちは金がない中国人学生たちを‘ゴキブリ’と呼ぶ
≪1990 年代‘アメリカ中心主義’を謳歌した米国は、ますます大きくなる中国の力を認めながらもこういう状況を全ては受け入れようとしない。景気低迷で苦痛にあう米国人たちは‘中国の安い製品が米国の働き口を奪っている’という式に不満を吐露したりもする。≫
韓国・ハンギョレ新聞の記事である。他人事のように書いているが、アメリカ人の韓国人に対する見方もかなりシビアだ。ただし、人口規模が中韓では比較にならないので、アメリカの関心は自ずと中国に向けられる。自己顕示欲が異様に高い韓国としては、相手にされないのも気にくわないことだろう。
韓国人の発想は理解できる。韓国系アメリカ人はアメリカでは明らかに3等国民として差別を受けている。不法滞在している韓国人は大概が売春等の犯罪に関与しているし、韓国人が正規の手続きで外国に旅行しても、騒いだり落書きしたりと民度の低さによるトラブルを頻発させている。だから、もっと程度の低い連中を見つけて自慰したのである。この記事からはその意図が臭気となって充満している。
更に注目したいのはこのスレッドのレスである。
例によってバカウヨどもが勇んでカキコしている。そしてその内容は、案の定中国や韓国を愚弄するものだ。バカウヨの基本はアメリカ追従主義である。プライドがないのだ。
かつて日本が朝鮮を植民地にしていた時代、「高麗棒子」なる朝鮮人が中国で狼藉を働いていた。
高麗棒子
バカウヨの発想もこれと同じである。
日本人も朝鮮人も中国人もアメリカ白人から見れば黄禍論でしかない。
黄禍論
バカウヨの悩みは「自身の外見が朝鮮人や中国人と区別が付かない」点である。
ユダヤ人を弾圧したナチスと同様の悩みだ。外見で差別できればこれほど楽なことはない。
しかし、「日本人は朝鮮人や中国人よりは『優秀』だ」とアメリカ人に「褒めて」もらえば、尻尾を振ってキャンキャン吠えてしまうのがバカウヨなのである。先ほど「バカウヨにプライドはない」と書いたが、強いて言えばこれがバカウヨ的プライドなのだろう。
韓国マスゴミとバカウヨの民度はほぼ同じと考えていいだろう。民度どころか「DNA」的にも同じかもしれない。
スクールカースト
日本でもいじめ問題は深刻だが、アメリカの場合は人種差別がらみでより激しい。大学でも同様にスクールカーストは存在する。
ジョック
≪ジョック(Jock)とは、アメリカ合衆国における人の類型のひとつで、狭義ではアスリートの男性を指し、広義ではしばしば同国の社会―特に学校社会のもとでの、スポーツマンを主とする「人気者の男性」を名詞として総称する。アメリカ合衆国の社会、特に学校社会のヒエラルキーの頂点に位置するジョックは、対概念たるナードとともに、アメリカ合衆国の社会・文化の最たる象徴の一として語られもする。≫
この記事では運動神経だけを問題にしているようだが、そんな単純なものではない。
アメリカ合衆国の人種差別
インドのカーストも細かく複雑だが、アメリカのカーストはインド人もビックリものである。
基本は白人&アーリア系アジア人・セム系・黄色人種・黒人&オーストラロイド系先住民の順であるが、白人でもゲルマン・ラテン・スラブ・アジア系の差別が存在する。
ゲルマン系でもアングロサクソンが最上位である。イギリスからの移民でもアングロサクソンとは限らないので、「ドイツ系移民の下位に置かれる場合もある」と言った具合だ。
アメリカンカーストは階層で言えば100階層くらいありそうだ。白人系で70、セム系で10、黄色人系で10、黒人&先住民系で10と言ったところだろう。
要するにアングロサクソンに近いあたりは細分化されるが、遠くなればそれだけどうでもよくなり、十把一絡げ状態になるのだ。
人類の分類上遺伝子的には黒人が90%以上のカテゴリーを持っているのだが、白人にしてみればそんな見分けは付かず、同じに扱ってしまう。多少コーカソイド系の血統が濃いエチオピア人などは上位に位置するだろうが他のネグロイド系は同列のはずだ。かつてブッシュマンなどと呼ばれていたコイサン人はもっと下位に置かれる。
ハワイ系とネイティブアメリカンは黒人よりも上位だが、それ以外の先住民系は黒人よりも下位で、認識としては「動物」扱いである。尤も、彼らがアメリカに占める人口比は0に近い。
黄色人種の順位はよくても81位以下である。日本人が83位だとしたら韓国が84位、中国が85位あたりか?
ブルネイやシンガポールは日本より上位のはずだ。勿論、シンガポール人が事実上中国人などという認識はない。
しかし、地理に弱いことで知られる平均的アメリカ人が区別できるモンゴロイドの国といったらこの日本・中国・韓国くらいだろう。あとは、東南アジア系・南インド系・北アジア系・ポリネシア系(ミクロネシア系・メラネシア系なども含む)と雑になるはずだ。
しかし、アメリカの差別は「人種差別」に加えて「所得差別」「宗教差別」「運動神経差別」などが加味されており、結果的にはそれが幸いして「人種差別」を目立たなくさせている。
金持ちの黒人は極貧のアングロサクソンよりも上位に位置する可能性もあるが、その力関係が全般的に通用するわけではない。
一般に、都市部では人種差別は少なく、田舎ほどきついと言われているが、白人の本性にそう変わりはなく、「都市部の人間の方が内心を隠すのが上手なだけ」という見解もある。
バカウヨにとって非常に重要な「自分と、朝鮮人・中国人との身分差」は、白人系アメリカ人から見ればどうでもいい差でしかないのである。
ちなみに、現在黒人ハーフのオバマ氏が大統領だが、彼自身が自力で上り詰めるような才覚や背景など持ち合わせていないことは周知の事実である。つまり、傀儡なのだが、今回女性と黒人で大統領選をやらせた意図として、「人種差別」や「女性差別」に対する対策的な意味合いがあったと思われる。
フィクサーの狙いは、これらの問題の解消を目指しているのではなく、逆にこれらを利用して支配を強化する目論見があったのである。
大衆は横の連帯によって威力を発揮する。大衆を支配するためには縦に分断する方が為政者には好都合なのである。大衆同士はいがみ合ってくれなければならない。
民主党と共和党という同質の政党を適当に政権交代させ、事実上の一党支配を隠蔽しているアメリカにとって、今回の大統領選も大衆騙しの一環であったのである。
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