2010年12月22日水曜日
水嶋ヒロ小説大賞受賞はやはり八百長か? 小学館とポプラ社が戦争状態に
週刊ポスト「水嶋ヒロ受賞は八百長」 事実無根とポプラ社は抗議
≪小説大賞を受賞した水嶋ヒロさん(26)が一般応募というのはウソだったと、週刊ポストが報じている。本人側からポプラ社に売り込みがあった「出来レース」だというのだが、同社は、事実無根として、ポスト側に抗議している。≫
水嶋氏の著作に関して、私は拝読していないし、今後も読む予定はないので作品自体を評価するのは差し控えたいが、ニュースの流れ的には「出来レース」ぽい印象があったのはまぬがれない。
「出来レース」で検索すると水嶋氏のネタが大量にヒットしてしまうことからも世間の認知度が知れる。
≪水嶋ヒロさんは、シンガーソングライター絢香さん(23)との勝手な入籍発表や所属事務所移籍の画策がとがめられて俳優業を干され、八方ふさがりと なった。そんな中で、受賞作「KAGEROU」の原型小説を書いていたこともあって、小説家への夢が次第に膨らんだ。≫
芸能事情に疎いもので、よう解らんが、そんなことがあったんですか?
水嶋氏の画像を見ると女癖もといなかなかイケメンですね。
絢香夫人も存じ上げなかったが、私好みの美人ですね。周囲の連中はさぞやムカムカしたことでしょう。
≪絢香さんの働きかけを通じて、ある広告代理店の営業マン(29)に相談したところ、この営業マンが知り合いの60代女性出版プロデューサーに話を通した。そして、プロデューサーは、以前同じ出版社にいたポプラ社の役員に売り込むことに成功。 社内編集者13人による選考で否定的な意見が多かったものの、社内で発言力のある人物が強くプッシュして受賞が決まったのだという。≫
内助の功というやつですね。人脈はどうも絢香夫人のほうがあったみたいだ。格上の女房なんですね。
≪ヒロさんは、大賞賞金2000万円を辞退して話題になったが、ポストの記事ではそのシナリオはすでに決まっており、その代わり、ヒロさんに十数%、プロデューサーに数%の印税を支払う約束だったという。受賞作が決まってから、本にできるレベルにするため、12月15日発売を前に、複数の書き手が後半部分を中心に手直ししたとしている。≫
いかにもまことしやかな話だなあ。
≪かなり具体性のある記事だが、ポプラ社は、同誌の取材に対し、ヒロさん側からの売り込みやプロデューサーへの印税支払いの事実を明確に否定している。≫
半分くらいは当たっていたのかな?
≪同社のサイト上でも20日、「一部週刊誌の報道について」とのお知らせを出し、記事における選考過程や印税支払いなどについての記述は事実と異なっており、著者らの名誉を損なう恐れがあるとして、発行元の小学館に厳重に抗議したことを明らかにした。≫
訴訟したくらいだから、「選考過程」と「印税支払い」の部分に関してだけは小学館側に事実誤認があったものと思われる。
≪ポプラ社の宣伝広報課では、水嶋ヒロさん側からの売り込みを改めて否定。社内で否定的な意見が多かったこともなく、発言力のある人物のプッシュもないとした。≫
ここは記者に与太話をしているだけだから嘘をついてもかまわない部分だ。
≪また、印税支払いについて、ヒロさんに規定額を支払い、その他の支払いは一切ないとしている。小説の手直しについては、「著者と編集者のあいだで、ブラッシュアップの作業を行いました」とだけ言っている。≫
「複数の書き手が後半部分を中心に手直しした」はズバリ正解だったようだ。まあ、手直しはこの業界では常識だし、むしろゴーストライター説を払拭させる効果が期待できるからポプラ社側も否定しなかったのだろう。
≪受賞を巡っては、週刊女性が2011年1月1日号で、ヒロさんが豪雨被害に遭った奄美大島に賞金から500万円を寄付したと報じているが、この記事についても、ポプラ社宣伝広報課が、同誌側に抗議したことを明らかにした。≫
辞退したはずの賞金の用途を巡って怪情報が飛び交っている。もはや魑魅魍魎の世界である。
似たような経緯を辿った田母神論文よりも金に汚いエピソードが目立ったネタでした。
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