2010年12月12日日曜日
第四次世界大戦 ヨーロッパに戦線拡大 バルト3国防衛でNATO秘密合意
【ウィキリークス】バルト3国防衛でNATO秘密合意、露が猛反発
独立国がどこと防衛協定を結ぼうと自由のはずだが、ロシアが反発している。
バルト3国は長い間ロシアの植民地だった。彼らがロシアを嫌悪する感情は非常に強い。独立を果たした段階でロシアとの関係はすでに疎遠なものだった。
一方、ロシアとしてもソ連時代の領土がアメリカの勢力圏になることは、第三次大戦で敗北したことを嫌が上でも自覚しなければならないので非常に辛い立場なのである。
ロシアは捲土重来を期し、今回は中国と組んで枢軸連合を作った。ロシアに残存している軍事力と中国の経済力をもってすればアメリカに対抗できると踏んでいたのだ。
アメリカに対して距離感を置いているEUの存在や、新興著しいブラジル・インド・メキシコなどもあわよくば自陣に引き込みたい思惑もあった。イスラム圏も反米の色彩が強いので、格安の武器輸出などで協定を結ぶ戦略も実行された。
さらに、隠し球は何と日本だった。
長い間アメリカの属国に貶められ、バブル崩壊後は衰退の一途をたどっている日本を寝返らせれば、勝機は充分にあったと思われたのだが、まずEUで目論見が外れた。EUのロシアに対する警戒感はプーチンの予想を上回るものであった。背景には西欧のスラブ民族対する根深い差別意識が働いていた。
日本に対してもプーチンは有効な戦略を行使できなかった。民主党が政権を奪取して早い段階で北方領土問題を解決させてしまえば日本の世論もそれなりになびいたと思われるのだが、プーチンはお膝元のロシアのバカウヨどもを黙らせるのに失敗した。
中国も小沢氏を窓口に交渉をしていたようだが、どのような条件が提案されたのかは残念ながら情報を得ていない。
現段階では中露に対するアメリカの包囲網が着々と完成しつつある状況である。
しかし、中東の情勢如何によってはまだ変化の余地は残っている。
それにしても、日本のへたれ具合はお話にならないレベルである。
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