2010年9月1日水曜日

民主党代表選 鳩山仲裁失敗で小沢有利のまま泥沼の消滅戦に


鳩山氏は民主党の実権はないもののオーナーとして認知されているので、政治能力がないくせに何かと口出ししてくる。
折悪しく危機的な円高株安局面で、「内輪揉めしている時ではないだろう」というのが衆目の一致するところだ。
しかし、一端始まった権力闘争はなかなか収束できない。ボス争いは哺乳類の宿命なのである。

民主党・鳩山氏「ボク一体、何だったんでしょう」→中堅議員「宇宙語しか話せない伝書鳩」

もともと期待されていなかった鳩山氏の調整能力だが、案の定不調に終わった。予想された結果ではあるが、中堅議員などからは「やはり」などとため息とも諦めとも取れる声が聞こえた。

鳩山由紀夫前首相「昨夜は一時的に菅首相にご理解いただいた」 小沢支持を重ねて明言の時「恨み節」口にする

当初菅氏の反応が良かったので、鳩山氏も淡い期待を抱いたようだ。菅氏も選挙で負けたら致命的打撃を受けるので回避する気持ちもあったと思われるが、小沢氏側が要求してきた内容はとても呑めるものではなかったのだろう。

菅氏の背後にはアメリカの某財閥系が控えていると思われるので、菅氏個人の一存では進退を決められない状況なのである。

アメリカの某財閥系資本の支配下に置かれているマスゴミどもは最近になって、菅氏を支持するような世論操作を行っている。

一時は読売・毎日VS朝日・産経の対立構図だったのだが、読売・毎日側が妥協した形だ。

しかし、小沢氏も単独で戦っているわけではなく、某財閥系と不仲で知られている別の財閥系の支持を取り付けているものと思われる。

今回の日本での政争も、元をたどればメキシコ湾での原油流出事故あたりに端を発している可能性がある。

アメリカのことだからBPから回収できない損失分の補填を日本に払わせようとするだろう。

今日の日本の衰退と慢性不況の原因は、高齢化と少子化、アジア諸国の台頭が原因と言われているが、それだけではない。アメリカへの冥加金の負担が財政を圧迫しているのである。

円高について民主党の小沢一郎前幹事長「日本経済を守るために市場介入を含むあらゆる方策を果敢に実施する」との方針 

小沢氏が首相になったところで冥加金の負担が減るわけではないが、支払先に変化が生じるだろう。
高価ながらくた玩具である次期戦闘機もF35ではなく、ユーロファイターになるといった類の変化だ。

対米関係は確実に悪化する。バカウヨどもとしても非常に困るわけだ。バカウヨどもは日本が未来永劫アメリカに隷属することが理想なのである。
「バカボン政権よもう一度」で、しがないニートや派遣の身であっても、右翼でこわもてされ肩で風切る自分の姿を自慰しているのである。アメリカ服従主義者ほど、日の丸・君が代・靖国神社にこだわる。

普天間問題は沖縄県民と米国政府が納得できる解決策をめざして、あらためて話し合いを行う 小沢一郎氏が政見を発表 

小沢氏は対安保では対決姿勢を示すだろうが、内政はバラマキ政策だ。田中角栄の弟子だから土建屋が喜びそうな政策を打ち出すことだろう。

事務所費問題、セクハラ…菅vs小沢“醜悪”スキャンダル暴露合戦

仙石氏がポイントになる。暴露合戦も熾烈だ。かつて派閥抗争は自民党のお家芸で三角中大福時代が後世の語りぐさになるほど熾烈を極めた。その自民党も最近はすっかり大人しくなってあまり目立った内紛劇を起こしていないが、替わりに民主党がドンパチやり始めた。
やはり、政権を握っていると血なまぐさくなる。今後死人が何人出ることやら…。


記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>

→人気blogRanking

0 件のコメント: