2010年8月24日火曜日
教育崩壊でサラ金化した奨学金制度 天下り法人 滞納者へ取り立て強化へ
奨学金
≪奨学金は、能力のある学生に対して、金銭の給付・貸与を行う制度。金銭的・経済的理由により修学困難とされる学生に修学を促すことを目的とすることも多いが、金銭的・経済的な必要性を問わず、学生の能力に対して給付されることもある。
なお、日本国外においては貸与されるものは一般に奨学金ではなく学生ローンと呼ばれる。≫
簡潔なまとめ方である。
単なる学生ローンを「奨学金」などと言うから混乱を招くのである。
奨学金滞納に法的措置強化、訴訟急増4233件
≪巨額の滞納が問題となっている奨学金の「貸し倒れ」を防ぐため、学生に奨学金を貸与している独立行政法人「日本学生支援機構」(旧日本育英会、横浜市)が法的措置を強化している。 ≫
天下り法人が勝手に奨学金と称している言葉を学生ローンに置き替えれば、文章の不自然さも幾分か減少する。
サラ金に手を出すような人間は一般的には人間のクズと見なされるが、同じように学生ローンに手を出す学生は学生のクズということになる。
しかし、ここまで言うのは酷だ。昭和40~50年代くらいだったら、平均的サラリーマンが子供2人を私立大学に通わすことはさほど困難ではなかった。
しかし、その後日本の物価は安定しているものの、教育費に関してはうなぎ登りに値上がりし、現在のサラリーマンの収入では1人の子供の大学進学もままならない状況である。
両親が大卒なのに、子供を大学に通わせられないのも情けない限りだ。
頼みの綱の公立大学まで私立並みに授業料を値上げされては、結論的にローンを組むしかなくなるわけだ。
一方少子化で大学の敷居も低くなり、かなりの馬鹿でも金さえあれば進学可能になった。
中には金のない馬鹿も進学するようになったので、学生ローンの焦げ付きが増加したのである。
今回の取り立て騒ぎは、学生ローンの場合、一般のサラ金よりも取り立てが甘いので、なめて踏み倒す奴が増加したのが原因である。
で、そっちがその気ならこっちもサラ金並みに取り立てようということだ。
右翼団体などとタイアップして回収に当たれば効果がありそうだ。美形の女子学生ならばアルバイトを紹介して給料から天引きさせればいいだろう。
男子学生でも夜のアルバイトが可能なイケメンもいるだろうが、返済に集中させるために人里離れた建設現場などでバイトしてもらう必要があるかもしれない。
しかし、始末が悪いのは親が子供名義でローンを組んでしまうことだ。同じローンでもサラ金より審査が甘いので借りやすい。
この場合、直接責任のない子供が不憫である。特に成人に達していれば、自己責任は免れないので、親を詐欺罪で訴えでもしない限り、体で払うしかないのである。
日本学生支援機構のせいでソープに沈められる女子学生が増えそうだ。
せいぜい泡まみれになって天下りの退職金を稼いでください。
しかし、日本は返済不要の本来の意味での「奨学金」が極端に少ないなあ。
頭のいい奴しか行けない一流大学の学生は大半が金持ちなので需要がないのかもしれない。無償奨学金を設立してやってもこいつらの小遣いになるだけか。
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