2010年7月26日月曜日
中国政府の宇宙犯罪で国際宇宙ステーション破壊の危機
国際宇宙ステーションに宇宙ゴミが接近、中国が破壊した衛星の破片
国際宇宙ステーションに宇宙ゴミが接近、中国が破壊した衛星の破片
ロシアの国際宇宙ステーションコントロールセンターの関係者が23日、「中国が2007年にミサイルで破壊した気象衛星の破片が国際宇宙ステーションに接近している」と語った。
≪この関係者は破片はISSにとって危険な軌道をとっているが、ISSが回避運動をとるには遅すぎると語り、 軌道計算で破片がISSに極めて接近することが分かれば、ISS滞在中の6人の飛行士に、ISSにドッキングしているロシアのソユーズ(Soyuz)宇宙船に避難するよう命令する可能性もあると述べた。≫
しかし、これに対してNASAの報道官は、「 破片とISSの間には十分な距離があり、ISSを移動させて破片を回避する必要はないことが確定した」と述べている。
今回はロシアが騒いだだけかもしれないが、中国が勝手に行った犯罪行為が人類に多大な損失を与えたことは間違いない。
ロシアもチェルノブイリ原発事故で世界中に迷惑をかけたが、今回の中国の行為は過失ではなく故意であるから、その悪質度は比較にならない。
≪中国は2007年、老朽化した気象衛星「風雲1号C」を地上から発射したミサイルで破壊した。
人工衛星の撃墜実験はそれまでの20年間で例がなく、米国などは大量の宇宙ゴミが発生するなどとして重大な懸念を示していた。≫
中国側はこの件に関して沈黙しているが、「既に米露が大量の宇宙ゴミを排出しているのだから、後発国が多少のゴミを排出してもやむを得ないだろう」という、公害垂れ流し容認理論と同じ発想でいることは見え見えである。
確かに米ソ冷戦時代、両国は宇宙兵器開発に躍起になり、その過程で、意図的に宇宙ゴミをばらまく愚かしい実験を重ねていた。
しかし、自ら犯した過ちに気付いて以降はほとんどの国は宇宙マナーに神経を使うようになった。
中国の場合はそのような過程を承知の上で強行してしまった悪辣行為なのである。
他人の迷惑を全く考慮しないお国柄には困ったものだ。日本も科学技術と経済のレベルに比較して、政治や行政のレベルに大きなギャップがあることが指摘されていたが、中国でも同様かそれよりも酷い問題を抱えている。
中国がこのまま民度が低い状態で超大国化してしまうと、人類は滅亡のリスクを背負うことになるだろう。
中国の無法行為に対しては、世界的な監視の下で早急に制裁措置を講ずる必要がある。
日本政府も自民党政権以来の腰砕け外交から脱却し、「ものを言える政府」になってもらいたかったところだが、1人区で何も考えず自民党に投票してしまった御仁が多かったせいでそれも叶わぬ夢となった。
あの参議院選の結果は日本の将来に対して致命的なダメージを与えた。結果として日本はアメリカ追随状況から逃れることができなくなり、バカウヨ等売国奴どもは狂喜しているが、ナンミョウとの連立で中国にも頭が上がらなくなってしまったのである。(ナンミョウ信者による偽装バカウヨも大満足)
弱い政権基盤で強気の外交など望むべくもない。その分調子に乗ってはしゃぎ世界中からボコボコにされるリスクは減ったが、パシリとしていじめられ続けるのである。
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