2010年4月10日土曜日

冗談が現実に! あの「休日分散法」改正案提出

くだらない官庁を作るから、役人が「お仕事」をしてしまうのである。

全国を5ブロックに分け、ずらしながら連休を取る「休日分散化」 12年実施を目指し今秋にも改正案提出 観光庁長官

≪観光庁の溝畑宏長官は8日、全国を5ブロックに分け、ずらしながら5連休を取る「休日分散化」について、2012年からの実施を目指す考えを明らかにした。5連休は春と秋の2回。混雑を緩和することで観光需要を掘り起こす狙いで、祝日法改正案を今秋の臨時国会にも提出するという。 ≫

連休中に国民が移動するという前提で考え出された案である。

≪政府が検討中の休日分散化案は、全国を「九州・沖縄・中国・四国」「近畿」「中部・北陸信越」「南関東」「北海道・東北・北関東」の5ブロックに分割。5~6月と9~10月の年2回、西のブロックから順に土日を含む5連休を取る。 ≫

人口比だけを考えてで適当に分けた感じだ。

≪年6日の休みを確保するため、祝日法改正により「こどもの日」「敬老の日」「体育の日」などの祝日を「記念日」とする。≫

実施されれば休日と記念日の関係が希薄になるだろう。

≪溝畑長官は「有給休暇の取得が進まないなかで、親と子が一斉に休みを取る時期をつくりたい。分散化で旅行需要がなだらかになれば出かけやすくなるし、非正規労働が多い観光業界の雇用安定にもなる」と、分散化の意義を強調した。≫

それならば、「土曜日に小中学校の授業を復活させる」とか騒いでいる馬鹿どもを黙らせるのが先決である。

このようなシステムだと、南関東や近畿のターミナル駅が混み合うことになりそうだ。
帰省ラッシュもそうだが、帰省先が混雑しているという話を聞いたことがない。

≪ただ、年内に法改正が実現しても、11年からの実施にはカレンダーの準備などが間に合わないことから、12年からの実施を目指すという。 ≫

そうか、カレンダーが間に合えば、来年実施だったのか?

≪休日分散化に対しては「地域によって休みが違うと会社の業務に支障が出る」といった反発も出ているが、溝畑長官は「旅行の埋蔵需要が引き出され、結果的にプラスの経済効果が大きい。マイナスの影響については、関係者の話をよく聞いて影響を検証し、対応を考えたい」とした。 ≫

この御仁はやたらと国民を旅行させたがっているようだ。
「観光庁」は日本の観光地を整備して魅力的なものにし、外国人観光客を呼び込むための役所だと思っていたのだが…。
民主党政権になっても、馬鹿が阿呆に代わっただけだったようだ。



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