2010年3月13日土曜日
どうするニッポン 僻地までDQNが蔓延 村唯一の献身的医者を追い出す
田舎というと、都会と違って人情味が豊かなイメージだが、実態は違った。そこには、「日本中くまなくDQNが溢れている」という目を覆うばかりの悲しい日本の現実があった。
「平日に休みか!」 村唯一の診療所の献身的な医師を、一部村民が中傷→医師が辞意→「困る」と村民…秋田・上小阿仁村
DQNというと若者の専売特許みたいだが、実際にトラブルを起こしているのは中高年の方が多い。彼らには子供もいるだろうから、こんな親に育てられてまともな性格になれる可能性は低い。
今回はたまたま秋田県で起きた事件だが、ネット上の書き込みに以下のような中傷ネタがあった。
≪この村はとにかく酷い
・前村長は日本一年寄りでボケが入ってるのに、周りの利権を貪る連中がやめさせなかった
・財政難のため木を切りまくって売っている
(ハゲ山だらけってドコ地上の楽園だよ…)
・上記の利権のため北秋田市との合併をせず県や周辺市町村からはハブられている
・役場職員は減らせるだけ減らしてはいるが、仕事がおっつかないので実質麻痺状態(そのヘンの市役所のひとつの課より少ない)
・現村長は自然しか取り柄のない場所なのに、放射性廃棄物を埋めてきれいな土地を汚そうとしている。
(すぐ隣には大都市秋田市があるというのに)
・さらに朝鮮人や中国人嫁を大量につれてこようとしている。
(人口がたった2千人ちょいの村なのに) ≫
中傷ネタではあるが、これを書いた人物はこの村の事情について詳しい立場にいるようだ。
今回の辞任騒ぎも、部落対立が直接の原因のようだ。対立の原因は村に支給される補助金の分配である。
≪平成21年第5回上小阿仁村議会定例会行政報告(抜粋)
5.国保診療所について
皆様ご存知の通り、診療所長有澤先生には、今年 1 月より当村においで頂いて以来、患者数も大幅に増加し、とりわけ在宅で介護されている人々は、大変助かっているという話を聞いております。在宅のままお亡くなりになる人々の家族は、有澤先生に心から感謝している旨、 村長は聞いております。村長に到達する多様な情報を評価する限り、村民の圧倒的多数は、有澤先生の診療に満足し、感謝しているとの結論に達しております。
しかし、非常に残念なことに、先生に直接電話をして、例えば、8 月17 日の休診日について文句を言う人もいると聞いております。休診日は、先生ではなく、村が決めているものです。それに文句を言うとは、非常識極まりなく、言語道断であります。土日を休診日としておりますが、これも村が決定していることです。医師であっても、他の人々と同様に、休みは必要です。しかも、土日には、看護師も事務職もいません。土日に患者が来れば、先生自身が、一人でそのすべての機能を充足しなければなりません。人の善意の上にあぐらをかいてはなりません≫
この医者に対する嫌がらせは、「村長が呼んだから気にくわない」というのが原因のようである。
1人の精神障害の婆さんが騒いでるだけではないようだ。
≪●前任
「この村が、医師として最後の勤務地。人への愛情、興味が尽きない限り、診療を続けたい」
↓
11ヶ月で退任
●今回
北海道利尻島の病院勤務や、タイでの医療支援に従事した経歴を持つ。秋田にゆかりはないが、へき地医療に深い関心、休みは20日に1回、「急患にすぐに対応できるように」と自費で照明を設置。
↓
12ヶ月で退任決意 ≫
この村の前任者も嫌がらせを受けて退任している。
しかし、この村で起きていることは、決して特殊な事例ではない。田舎ではよくある話なのである。
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