2010年3月29日月曜日
不況のロシアを襲う独立勢力 自爆テロで37人死亡
モスクワで同時自爆テロか 地下鉄で連続爆発 37人以上死亡、旧KGB本部近
≪ロシアの首都モスクワ中心部の地下鉄ルビャンカ駅の地下鉄車両で29日朝に爆発があった。ロシア非常事態省の報道官は計25人が死亡したと述べた。
インタファクス通信によると、ロシア治安当局者は中心部のパルククリトゥールイ駅でも 爆発があり、12~15人が死亡したと述べた。≫
ロシアは広大な領土を保持しているが、そのほとんどは武力によって制圧したものである。したがって、占領されている非ロシア人にとってはきわめて不愉快な状況なのである。
それでも、原油バブルで経済的に潤っていた頃は比較的独立運動も沈静していた。
祖国の独立よりも、ゲンナマの方が有り難いのは当然である。しかし、金の切れ目が縁の切れ目であることは古今東西同様であり、不景気のロシアでは各地で独立運動が勃発している。
今回の自爆テロはチェチェン共和国独立を標榜しているイスラム系テロ組織による犯行と考えられる。比較的洗脳が容易な女子供を使った卑劣な犯行である。
卑劣を卑劣と思わないのがカルトのたちの悪さだが、日本でも新興宗教系による自爆テロもどきの犯行が頻発している。一概にイスラム過激派を嗤うことはできない。
ソビエト連邦が崩壊して、連邦共和国が独立し、ロシアは縮小してしまったが、それでも内部に多くの共和国を抱えている。ロシアの求心力が弱まれば、国家は際限なく分裂していく構造なのである。
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