2010年2月18日木曜日
卑猥? スケスケ「スケートスーツはスケてません」の笑止
日本のスピードスケート選手が着用しているスーツがスケスケで、女子選手Tバック下着が丸見えなのではないかと各メディアが騒いで問題になった事件で、今頃になってスーツを開発したミズノがコメントした。
問題になる前に「どうしてもっと早く対応しなかったのか?」が問われるところだ。
更にその前に、どうしてあんな変テコなスーツを開発してしまったのだろうか?
銀銅獲得!スピードスケートスーツはスケてません!
≪スーツを開発、製作したミズノ社の担当者によると、メーンがゴールドなのは「金メダルを意識した部分はもちろん、あります」という。全体の7割超を占める金色には、日本勢の活躍を願う気持ちが込められる。≫
別に金色でなくても良かったわけだ。今回はスピードスケートで金メダルはあまり期待できない。かえって仰々しくて選手が気後れしてしまうのではないかと心配である。
≪胸など黒い部分には、力強いヘビの毛筆画をデザイン。≫
ヤクザの刺青を連想してしまうのは私だけだろうか?
≪スーツは「男子用で53枚、女子用で54枚のパーツが使われています」(担当者)。02年五輪はわずか14枚、前回でも44枚というから、今回の初メダルスーツは、いかに多くのパーツに分かれているかが分かる。さらに異なる4種の素材が使用される。≫
何故女子の方が1枚余計なのかは不明である。パーツが細かいこと自体はいいのか悪いのか判断しがたい。
≪さて“問題”の部分だが、ノルウェー、ドイツ、韓国の新聞では「下着が透けたスーツ」と報道され、ちょっとした騒ぎになったが、これは誤り。股関節、内ももには、動きを妨げない伸びやすい素材が使われ、周りとの色の違いが見た目に現れているだけだった。決して、長島、加藤が気合を入れるために勇ましく黒いフンドシを締め、透けたわけではない。≫
「周りとの色の違いが見た目に現れているだけだった。」
「だけだった」とさらりと書き流しているが、これが問題の核心なのである。
「下着が透けたスーツ」ではなく、「下着が透けたと誤解を与えるスーツ」という表現が正しかったことになる。
オールヌードで街中を歩けば公然猥褻罪だが、オールヌードの着ぐるみを着て街中を歩いたらどうなるか?
以前紅白歌合戦で騒がれた話題である。
誤解を与えるかどうかなど一目見れば判る。どうしてこんな変なデザインにしてしまったのかの説明にはなっていない。
「伸びやすい素材」とのことだが、黒以外の色は使えなかったのだろうか?
仮にそうだとしても、周囲の色をもっと別の色に変える工夫もできたはずである。
客観的にも主観的にも「みっともないスーツ」としか思えないのだが、擁護したい人はどうぞ。
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