2010年2月3日水曜日
アメリカのバカウヨ「アバター」に噛みつく
アメリカにもバカウヨは大勢いる。自分勝手な理屈をまくし立てるのはいずこの国のバカウヨも同じである。
そのバカウヨが「アバター」に噛みついた。
「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち
≪世界興行収入の記録を更新中の米映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)について、米国の保守層などから「反米、反軍の映画だ」といった批判が相次いでいる。
3D(立体)技術を駆使した娯楽大作が思わぬ論争を巻き起こした底流には、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国民の厭戦気分と、それに対する保守派のいら立ちがある。≫
キャメロン氏が高邁な哲学を持った人物であるはずもない。視聴者のニーズを読み取るのが上手なだけで、それに合わせて作っただけの作品である。
ハリウッド映画に思想性などを期待する方が馬鹿である。
≪映画の舞台は22世紀の星パンドラ。希少鉱物を狙う人間たちは、美しい自然と共生する先住民ナヴィと戦う。元米海兵隊員ら軍服の人間は、圧倒的な軍事力で自然破壊をいとわない悪役として登場、「先制攻撃が必要だ」「衝撃と畏怖を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にする。≫
ブッシュ氏はヒールだから、「そのまんま」の単純な設定である。複雑なプロットの映画はアメリカでは絶対ヒットしない。
≪近年のハリウッドの大ヒット作は、ヒーローが活躍する単純な作品が多かった。これに対し、アバターが戦争、 宗教、環境など米国の国論を二分するようなテーマを含んでいるのは事実だ。 ≫
これは記事を書いた記者の勇み足。「アバター」を買いかぶり過ぎている。「ストーリーが単純すぎて途中で眠たくなる」という評価が日本人の間では多い。ヒーローを少しひねっただけでアメリカ人並みの反応を示すこの記者も情けない。
≪保守派の論客ジョン・ポドホレッツ氏は自身のサイトで「観客は米兵の敗北に声援を送るようになる。強烈な反米的内容だ」と非難。現役海兵隊員のブライアン・サラス大佐は隊員向け新聞に「軍の未熟さや凶暴さが異常に強調され、誤解を与える。ひどい仕打ちだ」と記した。 ≫
アメリカのバカウヨどもも日本同様オツムが単純だ。「『アメリカ=正義』のテーゼに違反している」という主張だ。
≪保守派らの反発には、長期化する戦争から民意が離れている現状への焦りが読み取れる。CBSテレビなどの昨年末の世論調査では、アフガニスタンでの戦況が「良くない」と感じる人は60%に達した。 ≫
アメリカの世論調査も日本同様恣意的な数字を適当に載せているだけだ。
≪自然の中に神が宿るという、キリスト教などの一神教とは相いれない信仰をナヴィが持っている点にも批判が出ている。
保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク ≫
これは「『ナンミョウ』と唱えても意味がない」などと言う意見に猛抗議する連中と同じ発想だ。
キャメロン氏自身は「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ 番組で反論するなど、軍の存在を肯定している。
アメリカ人にとって「軍隊」は日本の「天皇」と同様、その存在を批判や否定することがタブーなのである。
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