2009年9月11日金曜日

国会議事堂夏の陣 「出てけ!」民主 「悲壮な籠城作戦」自民 しかし、遂に落城か?



関ヶ原の合戦に勝利した家康は大阪城に乗り込んだ。

総選挙に勝利した民主党も国会議事堂に乗り込んだが、そこには総裁室に立てこもり玉砕覚悟で悲痛な気勢を上げている敗残兵がいた。

国会控室も争奪戦 民主「正面側明け渡せ」、自民は抵抗

≪民主党が中心の政権発足を前に、国会の議員控室の位置どりをめぐる攻防が激しさを増している。同党は衆院の大部屋などの総入れ替えを自民党に要求。参院でも同様に申し入れた。政権与党だった自民党が衆参とも長年占めてきた議事堂正面側の控室に、民主党が新たに陣取ることになれば、国会運営面でも政権交代を印象づけることになる。 ≫

しかし、自民党は予想外な強硬姿勢を示した。

何故かこのネタはサンケイさんがおもしろがっていっぱい記事を書いている。

民主党、国会控室チェンジ!自民よ出ていけ

民主党が狙っているのは、正面玄関に近い2階正面側の4室である。窓から皇居が一望でき景観もよろしい。ここは自民党が1955年の結党以来使い続けてきており、現在は幹事長室や国会対策委員会などがある。議事堂内での第一等地なのだ。

それに対して自民党は「長年使い続けてきた」と子供みたいな駄々をこねて拒否している。

しかし、民主党が強硬に主張すれば自民党が居座るのは困難な情勢である。やはり数の論理の前には逆らいようがない。これも因果応報か? 
かなわぬと見て自民党も一部では引っ越しの準備に入っている。

しかし、しかし、2階は落城しても3階の総裁室は死守したい。
これが自民党の最後の抵抗ラインである。

国会控室部屋割り 「総裁室」開城迫る民主 

自民党は苦し紛れに、「明け渡しには数千万円から1億円近い税金がかかる」と反発している。散々税金を食い物にしたあげくのこの言いぐさである。

≪また、自民党は、議事堂3階の同党総裁室(第18控室)の確保にもこだわっている。総裁室の隣は、皇族室と天皇陛下が休まれる御休所(ごきゆうしよ)があり、自民党にとって権力の象徴となっているからだ。≫

さすがは薩長派閥の子孫どもである。DNAに皇室利用の遺伝子が刻み込まれているようだ。錦の御旗に固執しているのである。

勿論、民主党が許すわけがない。玉取り合戦である。

民主、参院控室の“表裏交換”も要求

どさくさ紛れに、勢力が拮抗している参議院でも自民党を追い立てようという作戦である。

頭も決まらず右往左往している自民党。アンパンマンのようにコロコロ頭が替わった報いか?

そういえば次期総裁も…。


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