2008年11月15日土曜日
亀井静香「麻生首相宅デモの若者」を逮捕した警視総監を叱りとばす
最近あまりマスコミに登場しなくなった亀井センセーが久しぶりに吠えた。
「麻生首相の自宅を見に行こう」事件に噛みついたのである。鶏並みと酷評されている日本人の記憶力である。ほとんどの人はこの事件を忘れているだろう。一時はマスコミもそれなりに騒いだのだが、尻つぼみ気味だった。大阪の暴力団御用達の犬右翼新聞であるサンケイなど、「警官に暴行して逮捕」などと虚偽報道までしていた。
「首相宅見学」ネットで呼びかけ 無届けデモ 3人を逮捕 警視庁
無届けデモをやったことは疑いようもない事実である。(企画した団体は「デモではなくツアーである」と主張している。)
「ツアー」の実態に関しては以下のブログが詳しい。
麻生首相のお宅拝見ツアーへの弾圧を許すな!
プロ市民風オタクがやらかした事件でケリがついてしまいそうな情勢だが、実は背後に深刻な問題をはらんでいるのである。
「公務執行妨害」の悪用である。公務執行妨害を拡大解釈されてしまうと、少し反抗的な態度を示しただけで、ドンドンしょっぴかれてしまうことになるのだ。
街にうろついているチンピラ、ストーカー、変質者は野放しにしているくせに、政府に反抗的態度を示す奴だけ狙い撃ちで逮捕することも可能だ。
「麻生首相の自宅を見に行こう」事件は識者の間では相当に問題視されていたのである。
首相宅デモの若者逮捕 亀井氏「権力は自制を」
≪「麻生首相の自宅を見に行こう」とインターネットで呼びかけ、東京・渋谷に集まった若者が公務執行妨害などの疑いで現行犯逮捕された事件で、処分保留で釈放された2人を招いた集会が13日に国会で開かれ、逮捕現場を撮影した動画を上映した。世話人として国民新党の亀井静香代表代行、新党大地の鈴木宗男代表らが出席した。≫
一時は外務利権男として勇名をはせた鈴木宗男氏だが、最近ではすっかり反政府のシンボルになってしまった。この手の事件ではよく首を突っ込んでくる。
≪現場にいた参加者が撮影した動画には、「貧困を作り出した責任を」というプラカードを掲げて歩く若者の前に私服警官らしき男性が立ち、若者が男性の肩に手を置いた瞬間に「よし! こうぼう(公務執行妨害)だ!」と叫んで警官らが取り囲んだ様子が映っていた。元警察官僚の亀井氏は「何で逮捕してるのか。現場が暴動化するとは思えない。警視総監に電話して『権力を持つものは自制しないと都民から支持されない』としかり飛ばした。権力は怖い。一歩間違えばこういうことになっていく」と語った。≫
警察は「市民の支持」など最初から期待していない。元警察官僚の亀井氏が一番ご存じのはずだが…。
彼らが一番気にするのは自分の身分を保証してくれる連中である。今回はそこからのお達しなので言うとおりに行動したまでのことだ。
国民新党の代表代行に落ちぶれた亀井静香氏の電話など警視総監が真に受けたかは疑問だが、まだ直接電話が可能な人脈は保っているようだ。
10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕 YouTube
渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前 YouTube
企画した団体
麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ
えっ、「こんな奴ら、逮捕されて当たり前だろう」ですか?
今は亀井静香と鈴木宗男は「こんな奴ら」と共闘していると言うことです。
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