2011年6月12日日曜日

首相最有力候補・野田佳彦氏は財務省御用達か?CIAのスパイか?


(参照記事)【内閣不信任案】一転不発…自民は茫然自失:2011/06/02(木)

私は日頃国会中継など見ないが、そのときはたまたまテレビが点いていた。自民党の女性議員が変な抑揚の声で不信任案を読み上げていたが、それが茶番劇の始まりだ。
普通に喋ればいいのに、伝統なのか知らないが、重要な国会決議が酷く不真面目なものに感じられた。
形式にこだわるのは歌舞伎の世界と似ているが、向こうは様式美があるのに、こちらは大根揃いだから見苦しいだけだ。
自民党と民主党の質疑応答を見ていると、自民党は声だけは威勢がいいが、新しいネタなど披露せず、テレビ局のコメンテーターの喋りを更に下品にしたような猿まねを演じていた。受けて立つ民主党は若手だったが、知障の一つ覚えのような「…じゃないでしょうか?」の繰り返しでつまらないお笑い芸を見ているようだった。
こんな連中のために歳費という名目で莫大な税金が使われているのかと思うと、心底腹が立ってきた。

(参照記事)【政治】民主党執行部、代表選の9月実施で調整…後継に野田財務相、仙谷官房副長官らが浮上:2011/06/04

菅さんが異様な粘り腰を見せている間に、唐突に野田財務省の名前が挙がってきて、最有力候補になってしまった。

(参照記事)【論調観測】大連立構想…読売「この機運逃すな」日経・産経・毎日「慎重に」朝日「ちょっと待ってほしい」

野田氏浮上に先行して大連立についてマスゴミが騒ぎ出した。各社いろいろなことを言っているが、要するに既成事実作りだ。旗を振っているのが読売さんのようだからCIAがらみと見ていいだろう。
勿論、政局の混乱による株価低迷を憂慮している経団連あたりの横槍もあった。

(参照記事)日本経団連の米倉会長、自民党に「菅首相が辞めないとしても、嫌々ながらでも大連立を組んでほしい」

で、自民党もOKサインを出しそうな御仁はというと…。

(参照記事)キングメーカーを狙う仙谷氏、野田氏擁立工作 「野田の次は前原、枝野」

民主党政権は後2年続くから、大震災の後始末を野田氏にやらせて、その後前原氏か枝野氏に禅譲するというのは常識的な発想である。

(参照記事)大連立慎重論が大勢となってきた背後に小泉元首相 政治評論家の浅川博忠氏「自民党は一度冷静になろうということだ」

しかし、この大連立構想にマッタをかけたのは、何と!政界を引退したはずの小泉純一郎氏だった。
これで、自民党が大きく揺れた。マスゴミも揺れた。果たして小泉氏にこれほどの影響力が残されていたのだろうか?

そう、残っていたのである。小泉氏もCIAのスポークスマンである。小泉氏の意向はそのままCIAの指令に等しい。自民党もビビるわけだ。

ところで、大連立を騒いだ読売さんもCIA系列。また例によってのマッチポンプか?

放射能まみれでズタボロ状態の日本を今更攪乱したところで、アメリカにとって何もいいことはない。大連立構想もそこから出てきたのだろう。日本の財務省もCIAの巣窟である。

にもかかわらず、ここに来ての妨害活動はいったいどうなっているのか?

(参照記事)【民主党】 「野田氏は財務省の組織内候補だ」 消費増税に反対する議員から反発の声

民主党内も割れている。この連中は義憤に駆られて騒いでいるのではなく、ある方面からの指令に従っているものと思われる。

(参照記事)脱税容疑の社長が献金 野田財務相側に50万円 

これなんか、明らかに潰しにかかってますね。

考えられるのは「CIAが分裂しているのか?、NSAが絡んできているか?」ということだ。
CIAとNSAが戦争状態ならば単純で解りやすいのだが…。

(参照記事)CIAとNSAがおとりサイトを巡り仁義なき戦い

何気ない記事だが、読む人が読めば解るだろう。この両者が不仲なのは事実だ。
現在アメリカでは熾烈な内部抗争が勃発している。それがEUやロシア、中国までも巻き込んで世界大戦の様相を呈しているのだが、ここでは解りやすく組織Aと組織Bに仮称しておこう。

AとBは妥協しながら自民党を手足として日本を支配していたが、Aが清和会を使って露骨な利益誘導を始めた。郵政民営化もその一つだ。湾岸戦争や一連のテロ事件もAの仕業だ。
それに反発したBがEU勢力と組んで巻き返しに出た。日本の政権交代もBの影響だし、オバマ大統領誕生もBの影響による。

Aは対抗してロシア・中国と組むことにした。尖閣問題等の挑発もAの要請によるものと思われる。鳩山氏と小沢氏はBに属し、中国ともその関係でコネクションがあったのだが、中国がAに荷担し始めたので、関係もまずくなってしまった。日本の検察はAの工作員で占められている。小沢氏が疑獄事件に嵌められたのもそのせいである。
菅氏は表向きBに属しているが、裏ではAとも気脈を通じていた。これはAとBが一時的に手打ちをした結果の産物である。

ここで「大震災や原発事故がAによる攻撃」という可能性もゼロではないが、可能性は低いし、ややこしくなるのでやめておく。

このように見ておけば「野田氏はBの工作員で、A側が反発して妨害している」という解釈が成り立つ。

まあ、見てのようにかなり無理がある解釈だ。こんな単純なものであるはずはないし、現実には組織CやDの関与も考えられる。
AやBにとっても当面の敵は「中国」で、上手に汁だけ吸って潰すことを想定しているものと思われる。
組織の利害以前に「ナンバー2潰し」はアメリカの本能みたいなものだ。中国もそれに気づいているから、「冷戦」状態になるのである。本ブログではこれを「第四次世界大戦」と呼称している。
「第三次界大戦は」ソ連との冷戦だが、ソ連が台頭した背景にもAとBの関与が疑われる。

日本の政治家の場合、AとBの見分け方は比較的簡単だ。Aは鷹派、Bは鳩派である。勿論どっちもどっちだ。鷹派は恐喝や強盗が得意だし、鳩派は詐欺や窃盗が得意なのである。いずれも「税金をいかに喰って肥るか?」という方向で進化した結果だ。ろくでもないことを国民に強要させて快感にふけるのが好きか、ひたすら国民を騙くらかして蓄財に励むかの違いだが、「北風と太陽」の例でも解るように、鳩派の方が集金率はいい。
こうやって考えると、財務官僚はBの息がかかっている連中が多そうだ。

いずれにせよ、アメリカのお家騒動がそのまま日本の政治的混迷につながっていることは間違いない。

(参照記事)日本にはまともな政治指導者はいないのか?今、必要なのは小泉純一郎のようなリーダーだ…英紙

かつて、アメリカの宗主国だったイギリスだが、今では属国に落ちぶれてしまった。日本よりはマシだが…。
イギリスと比較すれば、日本は植民地ですね。

(参照記事)“ポスト菅” 石破サイコー!野田はサイアク~!

各マスゴミの論調など、ラーメンの味付けの違い程度のものだが、味付けの根拠はAとBのつながり具合に関係していそうだ。


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