2010年6月27日日曜日
憐れ!ギリシャ財政破綻で国土売却 文字通りの「売国」政策実施
ギリシャ、財政再建へ島の一部売却開始 ロシア人や中国人投資家が関心を示す
EUに加盟したばかりにとんでもないことになってしまった。日本の夕張市と同じ状況であるが、尻ぬぐいをしてくれる上位機関をギリシャは持たない。
その代わりギリシャは6000も島を持っているので、「それを売れ」というわけだ。
売ったところで実際に国境線が移動するわけではないが、売却地では国家としての影響力が大幅に低下する。いわゆる租界地になってしまうのである。
≪ミコノスやロードスといった人気観光地の島の一部も対象で、長期のリース譲渡にも応じるという。イオニア海のナフシカ島1200エーカー(約4.9平方キロ)は全体が約1500万ユーロ(約16億5000万円)で売りに出ている。ロシア人や中国人投資家が関心を示しているという。
ギリシャ支援のための負担を強いられたドイツでは与党政治家から「ギリシャは島を売って借金を返せ」との声が上がっていた。当初は激しく反発していたギリシャも結局これに従わざるを得なくなったようだ。≫
ギリシャ支援、「アテネの神殿をよこせ」…巨額負担のドイツで不満くすぶる
≪独誌によれば、ギリシャ人1人当たりの公務員数は英国の5倍と異様に多く、年金も最近まで53歳から支給されていた。
汚職も有名で、運転免許取得など公的手続きを有利に進めるのに使われる賄賂も1人年間で1355ユーロ(約15万円)といわれる。≫
これはドイツ人も怒るなあ。
ギリシャの数十倍の財政赤字を抱える日本も人ごとではない。
日本、ギリシャに最大で2000億円融資
「日本の赤字国債の所有者は大半が日本人だから大丈夫」などという間抜けな意見もあるが、赤字国債を所有している「日本人」がどんな連中なのかは顔が見えない。
国債の名義などどうにでもなるのである。
※だからといって、本ブログは菅首相や自民党が主張している消費税値上げに賛同しているわけではありません。
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2010年6月26日土曜日
ドイツで67歳のテストドライバーがトヨタのスーパーカー運転中事故死 また欠陥か?

【ドイツ】トヨタのテストドライバー成瀬弘さん(67)が事故死、公道でレクサスLFAの試験走行中に
≪トヨタ自動車は24、テストドライバーとして、スポーツカー開発に長年携わった成瀬弘さん(67)が、ドイツ西部の公道で高級スポーツカー「レクサスLFA」の試験走行中に事故死したことを明らかにした。 ≫
モータースポーツに関心ない人やスポーツカーに疎い人は、「何じゃい、こりゃあ?!」の世界だろう。67歳でテストドライバー? しかも所属はトヨタ? 事故ったのがドイツの一般道。しかもぶつかった相手がBMWのテストドライバーだった!?
「どうして、公道でテストドライバー同士が衝突するんだ?」
まさに謎が謎を呼ぶような事件である。
しかし、モータースポーツに詳しい人にとっては別の観点で疑問を抱くことになる。
成瀬 弘
≪成瀬さんは1963年にトヨタ自動車に入社後、ヨーロッパでレースを戦う傍ら、2000GTをはじめとするトヨタのスポーツカーの“味付け”を行ってきた人物。トヨタ自動車のテストドライバーの中でも『トップガン』と呼ばれる最高ランクのドライバーのひとりだった。近年は豊田章男社長とともにグラスルーツでのモータースポーツとしてGAZOO Racingを推進。LFAでのニュルブルクリンク24時間挑戦を行うなど精力的に活動を続け、脇阪寿一らを擁した今季のニュル24時間では監督も務めた。≫
成瀬 弘氏はモータースポーツ界ではビッグネームである。そして、事故が起きたニュルブルクリンクも、耐久レースの聖地みたいな場所だった。
ニュルブルクリンク
そして、事故を起こしたレクサスLFAはトヨタが渾身の力を注いでいるスーパーカーである。
レクサス・LFA
ここで問題なのは、事故の状況である。
BREAKING: Toyota's chief test driver dies behind wheel of LFA in Germany
何と、成瀬氏が対向車線にはみ出してBMWと激突した可能性が高いのである。いくらサーキットの近くとはいえ、公道で、しかも成瀬氏ほどのベテランが通い慣れた道でどうしてこんな事故を起こしたのか?
現在のところ原因は不明である。しかも、一番肝心なのはBMW側は生存したのに、成瀬氏は死亡してしまったと言うことである。いくらスーパーカーとはいえ、市販車である。この車の安全性が疑問視されても仕方がない。
以下は巷間の声だが、書き込んでいるのはかなりのマニア連である。ある程度知識がないとコメントしようもない。
※現状を見ると不可解なところが多いね 何で対向車線にクルマがあるんだろ ベテランがこんな間違えはしないだろ。
※設計段階でミスが有るのでは?
※ということは、バルクヘッドを突き破ってエンジン、ミッションが室内に飛び出してきているということか?
※Aピラーが折れているし、Bピラー付近の外装の変形破壊もあるようだから事故の瞬間は室内空間はかなり圧縮されて変形したのだろう。
※しかもプロペラシャフトが破損しミッション後部からエンジンもろとも室内に飛び込んでいるなら、車両設計が悪いと言わざる得ないでしょう。
※↑トランスアクスルレイアウトだからトランスミッションはリアなんだが・・・・・・・
※↑誤ープロペラシャフトが破損しミッション後部からエンジンもろとも
正ープロペラシャフトが破損しエンジン後部からエンジンもろとも
※このレクサス、室内の車両強度が足りない事が露呈したね。
※結局、この強度の無さが、サーキットを走る時も影響していて早く走れない訳だ。コンニャク車体に強力エンジン、限界走行では怖い動きをする訳だ。
※やっぱり、せっかく良い素材もありながら、トヨタらしいビンボー臭さで
※どっかで手抜きした、人命軽視のお飾りスポーツカーってか?!
※トヨタ、米でHV販売中止 燃料漏れの恐れで
≪トヨタ自動車は25日、米国で販売している高級ハイブリッド車(HV)
「レクサスHS250h」の2010年モデルに燃料漏れの恐れがあり、米国の安全基準を満たして いないとして、同日販売を中止したと発表した。・・・以下略 ≫
※BMの方が安全ということだね
※現場写真を見る限りでは、BM側はかなりの距離にわたってブレーキをかけている。ABSがきれいに作動し、その状態でもカーブにそってきちんと曲がり、ABSのお手本のような軌跡となっている。
それに対して、トヨタ側はノーブレーキ。BM側がかなり減速しているにもかかわらず死亡事故にまでなったということは、トヨタはABSすっぽ抜けどころか、アクセル誤作動による暴走の可能性を考える必要がありそうに思える。
※↑ろくなブレーキ痕無いのに、どこをどう見ればそんな答えになるの?
※Aピラーは救出の為に切断したんじゃない?
この事故ですごいのはBMWの車の良さが本物ってこと。
安全性に緊急回避操作でも確実に車が反応する運動性能と各種安全デバイス。
ボディもクラッシャブルゾーンを効果的に潰してリアは歪みなんかなさそう。
※安い3シリーズでもいいから、ちょっと欲しくなってきた。
※哀悼の意を申します。
何だかんだ言っても日本の現代史の影で支えていた功労者の一人です。
※切断しないと救助出来ない車がTOYOTAの最高峰レクサスLFA
BMWは普通にドア開いたみたいだしw
※切断したのは、ボディーの一部もしくはステアリング部品が楔状に、成瀬氏に食い込んでいたので、救出のため切断した。
※Aピラーは、事故の衝撃で室内が圧縮され耐え切れず折れた。その影響が各部の損傷より見て取れる。
※事故の瞬間は、室内はかなり圧縮され、ドライバーの生存空間は無かったものと思われる。
成瀬氏は前からせり出したハンドルシャフトなど破損部材で、かなりの損傷を受けたものと推測。
※↑今の車で、衝突したからと言ってハンドルシャフトがせり出してくる車はありえんだろう。
※まあいずれにしても、こんな人命軽視の車、発売前に実際の事故で安全性が無い事がわかって怪我の功名で良かったかも知れない。
スポーツカーマニアの間ではBMWの株が上がってしまう皮肉な結果になってしまった。
亡くなられた成瀬氏には哀悼の意を表します。
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サラ金王者「プロミス」中国進出は成功するか?

誰の目にも中国相手にサラ金はヤバ過ぎる。にもかかわらず、あえて進出する背景には何があるのだろうか?
プロミスが中国本土に参入 金利は40~50%で営業予定
とりあえずは香港の周辺地区で実験するだけのようだ。いくら何でも、いきなり本土では踏み倒しのリスクに対応できないだろう。
ネット上では、今回の進出を危ぶむ声がしきりである。
①高くね?
中国ではこれが普通なの?
②中国だと50%でも少ないんじゃない?w
③日本人みたいにおとなしく返してくれるわけない
なので4~50%か・・・
④多分ダメな気がする
どうせ集団で文字通り会社丸ごと踏み倒されて終了
⑤サラ金の本領発揮だな。逆上した債務者に従業員が殺されまくりそうだけど……
⑥なんだか、中国進出製造業の環境対策みたいだ。
⑦多分、借りようとする客で大行列になるよw
で、1ヶ月後に地獄門が開く。
⑧誰が回収するんだ
中国でなら日本で違法な無茶な取立てできそうだなw
⑨ちゃんと返済してもらえるんだろうか?
揉めたら国が動いて借金チャラの上プロミス自体が国外追放とかなりそう
⑩地元ヤクザとの人脈がカギ
あるいは人民解放軍に人脈作って回収してもらうか
⑪借りるだけ借りて返済には暴動で返しそうだなwwwwww
日本でさえガソリン爆破されたことがあったじゃん・・あれアコムだっけ?
中国だとその上「愛国無罪」で踏み倒される
⑫( ´ⅴ`)ノ<回収に行ったら債務者が業者を青龍刀で頭から…
あるいは債権者が債務者を拉致して手首を…
とか普通にありそうだな
⑬シナで商売するなら当然裏社会とナシはついているだろう。
WINWINてヤツですな。
⑭さすが三井住友銀行系列だな。
晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を奪い取る連中の考えそうな事だな。
⑮あっちの国での回収ノウハウが整ったからやるんだろ
ブラックどころか893以上だな
⑯おい逆に言えば、このプロミスの進出はマネーロンダリングをやり始めるかも知れんぞw
中国現地法人だと監査が甘くなるからそれを上手く利用して、日本の闇社会がそれを利用する、中国で踏み倒されましたとかやってマネロンするかもな
⑰昔たかじんの番組で橋下が言ってたけど
サラ金の弁護した時にこの会社側の弁護で借りた側と争ったけど、この会社だけはガチで負けない約款を作ってるので凄いですよって言って 所詮弁護士は悪の手先にもなりますからお金を借りるのも注意って言っていた。
⑱中国企業が参入しまっくって撤退というオチじゃなかろうか
などといろいろ心配されているが、サラ金界の雄、故武井保雄氏の金言がある。
「右翼は暴力団に弱い。暴力団は警察に弱い。警察は右翼に弱い。この三つをうまく使って物事を収めろ」
ネット上では「サラ金の創業者はいずれも朝鮮人である」という風説が流布されている。
Wikipedia などで創業者を調べても、朝鮮人との関連性は見いだせない。職業柄偏見がつきまといやすいので民族差別思想と迎合してしまったのか、ある程度そのような事実関係があるのかは解明されていない。
武井氏の場合は北朝鮮との関連を指摘するサイトも多い。
「ユダヤ人=高利貸し」のイメージをそのまま日本に持ち込んだものか?
実際に職業的に制約を受けていたユダヤ人は金融業に従事した者が多かった。
同様のことは在日朝鮮人や被差別部落民に関しても言える。生活の糧が特定の職業に偏ってしまう現象は現実である。
プロミス・アコムなど日本の大手、韓国への進出推進へ…利子上限49% 収益面で有利
サラ金はかなり以前から韓国に進出している。韓国のサラ金に較べて幾分か低利なので、勢力を拡大しているらしい。
ネット上では例によって「里帰りしただけ」などと言う声も聞かれる。
プロミス
出自はともかく、現在のサラ金は完全に銀行の系列下に置かれている。銀行の汚れ役専門機関みたいになっているのである。
「このままではパニックになる!」 専業主婦や無職がサラ金から金を借りられなくなる「総量規制」
銀行の系列下であるにもかかわらず、中国進出を焦る背景には、国内での環境悪化である。
実はサラ金の本家はアメリカである。サラ金自体アメリカの消費者金融を猿まねして始めたものである。
消費者金融
では、どうして政府はサラ金が嫌がる「総量規制」などをやることにしたのか?
国民の身を心配して法整備しようということか?
…なわけないですね。
総量規制
要するに、「自己破産が増えすぎて、政府も音を上げた」ということだ。明らかに踏み倒しそうな奴には強制的に貸し付けを禁止する法律である。
まあ、当たり前のことを言っているだけの法律だが、以前は無茶苦茶な貸し付けを認めていたのである。借り主を自殺させたり娘を沈めたりして回収していたのだろうが、それも限界に来てしまったと言うことだ。
連帯保証人からも金を搾り取れなくなったので、民主党は連帯保証人制度廃止を打ち出している。
民主党、「連帯保証人」廃止?
選挙対策もあるのだろうが、実際、連帯保証人制度自体が既に機能していないのである。
日本では、もはやカモの資源が枯渇したのである。
「どうせ踏み倒されるリスクが同じなら、まだカモがいる中国へ」という発想も道理である。
日本にやらせておいて、うまくいけばアメリカが利権を奪い取ろうと言うことだろうか?
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2010年6月25日金曜日
W杯 デンマーク自滅で日本決勝進出へ 韓国がっかり

「どんな形であれW杯は勝つことが全てだ」と某サッカー評論家が述べていたが、まったくその通りで勝たないことには話にならない。
その意味では今回は勝ってよかったな。内容がボロボロでも…。
「似たようなチームで、実力的にはデンマークの方が気持ち上」といったところだろうが、引き分けだと敗退という条件は殊の外デンマークには厳しかった。
前半日本のキックオフで始まった試合は、予想通りデンマークの攻勢で展開された。守り抜いてカウンターを狙うのが本領なのだが、なれないことをやらされる羽目になったわけである。
以下はサンスポさんの記事を参照。
試合詳細
≪前半14分に左サイドでスルーパスに走りこんだトマソンがエリア左から右足シュートを放ったがゴール右にわずかに外れる。≫
と、いきなりビビった。相手がなれないことをやってくれて下手だったので助かった。
≪前半17分、右サイド遠目の直接FKから本田が左足で無回転シュートを放ち、GKが横っ飛びするがゴール左隅に豪快に突き刺す。日1-0デ。≫
あせったデンマークがへまをやらかした。しかし、本田の放った無回転シュートは美技。これで1-0になり、デンマークは更にあせりまくることになる。この試合の展開を考えた上で決定的な1点だった。
≪前半30分、ゴール正面で大久保が倒されて得たFKから遠藤が直接右足でシュートを放ち、壁の右上を巻いたボールはゴール右へ突き刺さる。日2-0デ≫
またもやデンマークがへま。プレッシャーに弱いところはいつもの日本のパターンを彷彿させ哀愁を感じる。
遠藤が落ち着いてシュートを決めたのも大きかった。
≪後半13分、松井とのワンツーから本田が右サイドでボールを受けゴール前の遠藤へパス。本田はエリア中央でスルーパスを受けるがオフサイドの判定。≫
後半は案の定一方的にデンマークが攻め立てる展開になった。日本は防戦一方。数少ないカウンターチャンスも雑なプレーでチョンボ。
≪後半29分、ゴール正面のベントナーから入ったスルーパスにトマソンが走りこむがGK川島がスライディングキャッチ。≫
お互いにバテバテ状態で、攻めるも守るも稚拙な状況に。
≪後半34分、後方から入ったボールにエリア外右のラーセンがトラップしてから左足シュートを放つがクロスバーを直撃。≫
下手ながらも必死のデンマークが押し気味の展開になり、日本は例によってピンチに。
≪後半36分、エリア内で長谷部がアッガーを倒しPKの判定。キッカーをつとめたトマソンのシュートはGK川島がブロックするが跳ね返ったボールをトマソンがゴール右へ押し込む。日2-1デ。≫
そして、遂にやっちゃいました。観ていて不審な判定ではあったが、せっかくブロックしたのに押し込まれる展開はヤバ過ぎである。
これで、日本も浮き上がってしまい、アバアバ状態で、一転試合の行方は混沌状態に。
≪後半42分、エリア手前左で大久保のパスを受けた本田がフェイントでロメダールをかわしてエリア左へ進入。中央へ折り返し、走りこんだ岡崎が左足でゴール右へ流し込む。日3-1デ。≫
攻めるしかないデンマークのガードはガラガラ、アバアバしていたのはデンマークも同じだった。ゲルマン系のくせに意外と体力のない連中だった。しかし、この1点は致命的で、ここでデンマーク戦意喪失。
ロストタイムは日本が攻める展開に。点は入らなかったけど…。
とにかく勝って善かったですね。オランダ・カメルーンもエトーがゴールして同点になり、瞬間、日本が1位通過の可能性も生じた。だけど、終わってみれば…。日本は2位通過で、決勝トーナメントの対戦相手はパラグアイに。スロバキアとやりたかったなあ。
日本のベスト16進出は困難…韓国 的中予測を連発の解説者
韓国の皆さん、期待を裏切ってごめんね。
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2010年6月24日木曜日
潜在的「マツダ11人殺傷男」は日本に最低500人以上いる
この事件を観て、場所が場所だけに暴力団員よる鉄砲玉を疑った。しかし、現段階ではそれを裏付けるような証拠は発見されていない。
やはり怨恨と精神異常の両面で調べていくしかないだろう。
その際注目されるのが、マツダの労働者への待遇ぶりである。
犯人も自分を「負け組」と言っているようだが、マツダ自身も業績は負け組状況である。
マツダ、派遣社員めぐりトラブル 不況・減産、3月期も最終赤字
≪マツダによると、同社の国内工場に勤務する非正規従業員は「期間社員」として、 4月時点で約260人が働いている。
20年11月には約2200人いたが、業績悪化に伴い21年7月には90人にまで縮小。その後、業績の持ち直しなどから採用数を現在の約260人まで増やしていた。
その一方で、元派遣社員らが地位確認訴訟を起こすなど、労使関係をめぐるトラブルが相次いでいた。 ≫
やはりここでも派遣社員の状況は厳しい。怨恨による刃傷沙汰が発生する下地は充分にあったと考えられる。
事件発生直後の報道では、「うらみ」が強調されていた。
解雇うらみ?車内に包丁を隠し持っていた男「2カ月前にマツダを解雇され、うらみがあった。どうでもよくなった」
ところが、その後「犯人は実働わずか8日」などと報じられるようになり、怨恨理由に疑問が発生した。
11人殺傷容疑者は実働わずか8日 マツダの社長「格差設けたことない。真相解明に努めたい」 事件を受けて会見
≪「(正社員と派遣社員で)格段の差を設けたことはなく、事件との因果関係ははっきりしていない。真相解明に努めたい」と今後の捜査に協力する考えを明らかにした。≫
社長はこんなこと言っているが、「正社員と派遣社員で格差がない」とはまたずいぶんの言いようである。
しかも、犯人は自主退社したことを強調している。
マツダ11人殺傷の小太りについて、「あいさつした時は会釈もなく、無視された。無愛想だった」
ここでは犯人は、「浪費癖がある人付き合いの悪い男」という扱いを受けている。
「秋葉原のような事件を起こしそうだ」 犯行6時間前まで一緒にいた知人に漏らす 知人は諭す マツダ工場内暴走事件
≪容疑者は広島市内の高校を卒業後、広島県府中町にあるマツダの協力部品メーカーに入社。 試作品をつくる部署に約6年半勤め、1992年に依願退職した。人事責任者は「在籍時に問題を起こした記録はない」と話した。 ≫
要するに犯人はマツダの下請けに正社員として就職していたのである。依願退職とあるが、事実上の首切りにあった可能性が考えられる。当時はもの静かで優しい青年だったという。近所の評判も悪くはなかった。
その後派遣社員となってマツダに3年勤めていたという情報がある。
そして今回は「期間社員」として採用され「依願退職」している。
この犯人の半生はマツダに振り回され続けていたことになる。
マツダ11人殺傷 逮捕の男「僕は負け組」
犯人の精神状態が不安定であったことも確かだ。
「仕事中に誰かが自宅に入る。夜も寝れないので辞める」と8日働いて退職願→なのに「会社に恨み」と11人殺傷
「依願退職したことが引き金になって致命的な精神錯乱に陥り、無差別殺人に至った」と理解するのが、現段階では一番有力である。
マスコミが報じている「8日だけ働いて依願退職して、マツダを恨んで無差別殺人した」では何のことだか判らないが、この犯人が精神的に追い詰められていく過程は必然性があったと思われる。
現在、変死を含めると、日本人の年間自殺者数は10万人を超えるが(3万人は大嘘です)、その内の半数近くは、この犯人と同じような精神状態に追い込まれて自殺した可能性がある。
日本人の性格上自虐性が強いので、今回のように加虐的になるケースは全体の1%にも満たないだろう。それでも、このような無差別殺人は潜在的に500人程度がいつどこで起こしてもおかしくない状況なのである。
企業のリストラは日本人の自虐性を利用して被害者がおとなしく自殺してくれることを前提に実施されているが、今後は今回のようなしっぺ返しが増加することも予想される。中国でのストライキ増加に加えて日本経済にますます不安材料が増える結果となった。
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2010年6月23日水曜日
「史上稀に見る陰湿な左翼政権」バカウヨ元首相どもの悲痛な叫び!

菅直人首相の「左翼性」 安倍元首相「史上稀に見る陰湿な左翼政権」 麻生元首相「これだけの左翼政権は初めてだ」
≪野党・自民党から聞こえてきたのが、市民運動家出身の菅氏に対する「左翼」批判だ。
その急先鋒たる安倍晋三元首相は、「史上稀に見る陰湿な左翼政権」と口をきわめて菅内閣を罵倒。 ≫
爺様は史上希に見る国賊右翼政権だったなあ。バカボンがやったことは腹を壊したことくらいだったが…。
≪安倍氏の盟友、麻生太郎元首相も「市民運動と言えば聞こえはいいが、これだけの左翼政権は初めてだ」と、親の敵のように菅新政権の「左翼性」を攻撃している。 ≫
せいぜいニコ動で頑張ってください。
≪確かに社会党出身の仙谷由人官房長官、東北大時代に学生運動に傾倒していた枝野幸男幹事長など、菅内閣には左翼性を感じさせる人物が多い。≫
朝日も産経も根っこは同じようなものである。利権次第で右にも左にもなるんだよ。青臭い記事だな。
しかし、謎に包まれている菅氏の素性に関してはよく書いてある。暇つぶしに一読する価値くらいはあるだろう。
菅直人首相「消費税10%への引き上げ、(民主党の)公約と受け止めてもらって結構だ」 首相官邸での記者会見で
常識的には国政選挙直前で増税を主張する党首はいないが、今回は自民党さんが先に消費税値上げを切り出している。
「どうせ、値上げするんだから今の内に言っちまえ」というなめた態度である。
増税に反対して自民党に投票する道を封じられているから、民主党も強気である。
消費税反対ならここに投票するしかないのかな?
共産・志位氏「消費税増税は大企業減税の財源作り。絶対に反対だ」-9党党首討論
気楽でいいなあ。平成の無責任男。
蓮舫氏が絶大の人気…産経FNN世論調査
愚民などこんなものだ。今更ながらの話だ。
今、福山雅治を立候補させれば間違いなく当選である。
政府は6月22日午前、首相官邸で、韓国哨戒艦沈没事件に関する関係閣僚会議を開く
しょうもなさそうな記事だが、外向的には結構重要である。要するに、アメリカと中国からそれぞれ踏み絵を試されているのである。
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浜名湖ボート転覆女子中学生死亡事故の呆れた人災ぶり
浜名湖で20人が乗ったボート転覆。女子中学生1名が行方不明
≪静岡県警によると、18日午後3時半ごろ、浜松市北区の浜名湖で、20人が乗ったボートが転覆、中学生らが投げ出された。間もなく10人以上が救出されたが、少なくとも女子生徒1人の行方が分からなくなっている。地元消防などが救助に当たっている。≫
当初は単なる転覆事故と思われた。しかし、行方不明女子生徒の死亡が確認されたことで、この事故が指導していた青年の家と引率した中学校側の杜撰な管理のもとで発生した事故であることが明らかになった。
浜名湖ボート転覆事故 指導員同乗せず「船酔いで漕げない」 女子中学生(12)死亡 静岡
≪浜名湖のボート転覆事故で、カッターボートの操船を指導した「三ケ日青年の家」を所管する静岡県教育委員会は18日夜、記者会見し、ボートの転覆がモーターボートの曳航中に起きたことを明らかにした。
また、死亡した女子中学生は豊橋市の中学校1年と判明した。≫
職員が管理した中で事故が発生したのである。
≪訓練にはボート指導の専門家である青年の家職員4人と同校の教諭4人が2人ずつ4艇に分かれて乗船。転覆したボートに大人は教諭2人のみで職員はおらず、無線で指導を受けながら訓練していた。 ≫
と、最初からいい加減な指導ぶりである。
≪ボートは午後2時ごろ、沖合に向けて出発。うち1艇のボートの教諭から別のボートの職員に無線で「ひどい船酔いでこれ以上漕げない」と連絡があった。≫
かなりの悪天候だったことが判る。にもかかわらず、学校も青年の家も漫然と訓練を強行したのである。
≪別のボートからは教師が海に飛び込み、生徒たちに「がんばれ」と励まし続けたという。 ≫
こんなところで精神論を振りかざしても仕方あるまい。遭難時の基本マニュアルを理解しておく方が先決である。
≪死亡した女子生徒は、転覆したボートの下に潜り込んでしまい、救出に約2時間半かかった。≫
「救出に約2時間半かかった」この時点でこの記事を書いた記者は教育委員会の発表を鵜呑みにしている。子供でも判りそうな嘘なのに…。
浜名湖ボート転覆女子中学生死亡事故 校長「悪天候時のルール知らなかった。注意報が出ていたことも知らなかった」
この校長が直接引率し、決行判断をした。校長がルール「知らなかった」のならば、教えなかった青年の家の責任はどうなるのだろうか?
要するに、校長と青年の家とで責任のなすり合いをしているのである。
浜名湖ボート転覆、学校に苦情の電話が殺到
抗議を寄せられても仕方ない学校や教育委員会の対応ぶりだが、実際に苦情電話をかけているのは大半が「愉快犯」である。
浜名湖ボート転覆死亡事故 青年の家所長「潜って確認できたのは3人だけ。さらに確認することは体力的にもできなかった」
≪所長は転覆したボートの下に潜って生徒3人を助け出したが、「同じ場所で発見された女子生徒の姿は確認できなかった」とうなだれた。 ≫
この所長が個人的に大活躍したのは事実だろう。ボートの裏側は狭い空間だが視界が全く利かない。
≪救出後、生徒から「女子生徒が見当たらない」と聞いたが、「潜って確認できたのは3人だけ。女子生徒の行方をさらに確認することは体力的にもできなかった」と話した。≫
問題なのは、他の職員との緊急時の連携である。平素の段階で確立していなければならないのだが、その努力は怠っていたようだ。
浜名湖ボート転覆事故 50分間行方不明に気付かず
≪愛知県の中学生ら20人が乗ったボートが浜名湖で転覆し、中学1年の女子生徒が死亡した事故で、現地で情報が錯綜し、消防隊が行方不明者の存在に気付くまでに事故発生から約50分間経過していたことが21日、救助関係者への取材で分かった。≫
これでは助かる命も助からない。
≪青年の家には参加者の一覧名簿しかなく、どの生徒がどのボートに乗ったかなど緊急時を想定した名簿を作成していなかったことも明らかになった。≫
青年の家もさることながら、人員掌握義務があるのは学校だろう。
この記事の以降の文章を読んでみると、県教委がトカゲのしっぽ切りに出たことが判る。
「死にたくないよー!」 転覆ボートの中の暗闇で、生徒ら…死亡の女子中学生以外は、ボートの上で救助待つ
≪教諭の一人は校長に、「モーターボートが現場にまた戻ると 思ったが波が非常に高く、二次被害を考えてかボートが再び出動しなかった」と話しているという。≫
冷静な判断といえばそれまでだが、他人の命より自分の命の方が可愛いのはやむを得まい。
≪安否確認の混乱について校長は、「青年の家に引き揚げてきた人を対象に誰がいるかを点呼で確認したが、転覆現場ではわからない状況だった」と話す。≫
要するに「おろおろしていただけ」だったようだ。判断力や決断力に優れた人物が校長に選ばれるシステムではないので致し方ない。
≪豊橋市教委は20日夜、会見で「救助先が青年の家、ホテル、病院の3カ所に分かれてしまい、全員の安否確認が遅れたのは事実だ」と説明している。≫
学校と市教委と県教委の三つどもえのなすり合いである。
≪教諭2人のうち、女性教諭は聞き取りに応じている。もう1人の男性教諭は出勤しているが体調が優れず、聞き取りができていない。校長は「2人から詳しく聞いて、現場で教諭がどういう判断をしたか解明しないといけないが、教諭も生徒も息も絶え絶えの状態だった」と話す。 ≫
この男性教諭はどんな状況で出勤してきたのだろうか?
しかし、この校長は自分が現場にいたくせに、責任を平教員に押しつけたがっているようにも受け取れる言動である。
体力的にピンピンしているのは校長だけのようだ。
≪浜松市消防局によると、行方不明者が1人いることを同局が把握したのは18日午後4時18分。「ボートが転覆した」との通報があった午後3時31分から47分が 経過していた。≫
極めて不幸な事故だが、点呼確認という基本がしっかりできていれば命が助かっていた可能性は高い。遠い異国の人跡未踏の地で発生した事故ではなく、浜名湖という都市近郊で起こった事件にしては連絡の不徹底ぶりが悲しい。
≪全員無事との情報も入り乱れる中、転覆したボートの船底にまたがって助けを待っていた生徒らの救助に向かった水難隊員が、人数を数えて 確認したという。行方不明者の氏名がわかったのは午後4時半過ぎ。≫
確認もせずに「全員無事」と情報を入れた者の責任は重いが、パニック状況では希望的観測を事実と誤認してしまうことは心理的に発生しやすい。
≪素潜りで捜索していたが、天候の悪化もあり発見できなかった。ダイバーが午後5時51分に女子生徒をボートの中から発見した。 ≫
ダイバーの手配に1時間以上かかっている。
日本の災害対策の現状から考えれば1時間程度でよくダイバーが駆けつけられたというべきか。
正直なところ、実際に事故が発生してしまえば、こんな状況になってもやむをえないだろう。
日本人そのものもパニックに弱い側面がある。
平地での事故と違って、山岳事故や海難事故は現場の急変に対処しづらい。
実際に発生してしまえば、今回のように手遅れになってしまうケースが多い。
どうせ日本の教育委員会の発想だから、中学校の野外教育を自粛させる通達を出すものと思われるが、徒に自粛するのではなく、事故を発生させない対策を充分検討してもらいたいものである。
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