2010年4月18日日曜日

キン肉マンVS吉野家 仁義なき抗争「ただで食わせる約束を反故にしたな!」 


漫画「キン肉マン」の作者ゆでたまご氏と吉野家の間で諍いが起きている。

「吉野家が一度潰れて再建中の時に、キン肉マンで宣伝してやったのに、社員の対応が悪い」というのがゆでたまご氏の主張である。

『キン肉マン』作者が激怒! 謝罪する吉野家社員にタダ券を叩き返す

確かに、キン肉マンによる宣伝効果は絶大で、当時はキン肉マンを読んだ愛読者はこぞって吉野家に押しかけたようだ。にもかかわらず、吉野家がゆでたまご氏にシカトしているのは、実は吉野家は創業111年を誇る牛丼界の老舗なのである。
老舗のプライドが漫画家風情に対する対応に軋轢を来しているようだ。


かつては牛丼界一位を誇った吉野家も老舗故のプライドが邪魔をしてか、他社の安値攻勢の前にシェアを奪われ、現在は2位の地位に甘んじている。
アメリカ牛にこだわりすぎているのが敗因らしい。

吉野家

国産牛にこだわるのならまだ解るが、アメリカ牛にこだわるとは変な会社だ。しかし、アメリカ牛は対日本対策が進んでおり、日本人好みの脂っぽい牛肉を作ってくれる。牧草を食っている牛は臭いが強く肉も締まっており、顎の弱い日本人には向いていないのも事実だ。

吉野家の最終赤字、過去最悪に BSE時上回る

しかし、飼料代のかさむアメリカ牛はコストも高く、安いオーストラリア牛を使っている他社と値段で対抗できない。デフレスパイラルに陥っている現状でつまらない見栄を張ったものだ。
それで、今期は売り上げも大幅に落ちて、再び倒産の危機に立たされている。

他社はちゃっかりゆでたまご氏に取り入っていろいろ接待しているようだ。

表向きはただで牛丼を食わせなかったのどうのこうの言っているが、要するにキックバックの問題である。昔から接待と言えば、「抱かせる、握らせる、褒めそやす」である。その点吉野家は不器用な会社なのだろう。

ただ一つ今回のことで解ったのは、「吉野家には倒産当時の社員がほとんど残っていない」ということだ。牛丼よろしく社員の回転も恐ろしく速い会社のようである。職場環境も自ずと想像できる。正社員にならない方が良さそうな会社だ。



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上海万博のPRソングは岡本真夜「そのままの君でいて」のパクリだった!


またまた中国のパクリネタである。今度は上海万博だ。そのPRソングがパクリだった。中国人は創作活動をしないのだろうか?

youtubeでは案の定いろいろやっている。消されてしまう前に確認しておくのも一興だろう。

岡本真夜&上海万博ソングを比較検証 Compare"1997's J-Pop"&"2010 Shanghai EXPO song"

これは岡本真夜のオリジナルとパクリを重ねたもの。
いやあ、寸分違わないですなあ。

上海万博PRソング Right Here Waiting for You 2010.avi

しかし、どうして臆面もなくこんなすぐばれるパクリをしたのか不思議である。中国人の神経の構造は日本人とはだいぶ違う。

上海万博ソング、使用停止を決定 岡本真夜さんのヒット曲の「パクリ疑惑」で事務局決定 中国

中国にしては珍しくあっさりパクリを認め、この曲を引っ込めてしまった。

巷間では、「岡本真夜の曲も欧米のパクリで、背後にアメリカがいることが解ったから中国が引っ込んだ」などと根も葉もない無責任な冗談が垂れ流されている。勿論そのような事実はない。


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エヴァ芸人・稲垣早希の描いた稚拙画が60万円で落札



エヴァ芸人・稲垣早希がMBS系のバラエティー番組「ロケみつ」内で描き、視聴者に賞品として贈られた絵が60万円で落札

私的にはかなりショッキングなニュースだった。あまりにも未知なことが多すぎた。
まず、「エヴァ芸人」?
「何じゃい、そりゃあ?」である。テレビなどあまり見ないオジさんにとって、「神出鬼没」なお笑い芸人を覚えることは至難の業である。最後に覚えた芸人は「小島よしお」くらいか?

≪新世紀エヴァンゲリオンに登場するアスカのコスプレでおなじみのお笑い芸人、桜・稲垣早希の描いた絵が、Yahoo! オークションに出品され、60万1000円で落札された。 ≫

「エヴァンゲリオンならロボット漫画だ」くらいは知っている。

新世紀エヴァンゲリオン

wikiで調べたら思い出した。そういえば大昔読んだことがあった。
こんな古いアニメのオタがいっぱいいるようだ。

「稲垣早希」

…、まあどうということのないネーちゃんだなあ。まだヌードにはなっていないようだ。
アイドルで売るにはちょっと…というかかなり厳しいだろうなあ。芸人になったのは正解か?

≪この絵は、MBS系のバラエティー番組『ロケみつ』内で描かれたもので、番組内企画「第1回 ロケみつ検定四国一周ブログ旅編」で、検定試験の第1位になった視聴者へ賞品として贈られていた。 ≫

ロケみつ

東京でも見られるようだ。やっていても見る気はないが…。

≪この絵を手放すことになった経緯について出品者は、「一生大事にするつもりでしたが、どうも自分のホテルライクな部屋のテイストに合わず…
周りからごちゃごちゃと言われまして(苦笑)」と説明している。オークションの開始価格は10万円だった。 ≫


深夜番組の芸人が2時間で描いた低学年児童程度の絵に最初から10万円のプレミアムをつけたのか!
売る方も図々しいが、60万円で落札したオタクも恐るべし!

えっ、「TBSがからんでいるから売名目的のやらせに決まっている」ですか?
まあ、状況を見る限りそんな感じですね。

これから画家志望の人は吉本入りした方が良さそうだ。



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ミカエル


よく街頭で「あなたは神を信じますか?」などと質問してくる馬鹿がいる。そんな質問をされても答えようがない。信じる、信じない以前に、質問者が意図する「神」の定義が明確でないと答えに窮するはずである。

同様の質問に、「宇宙人を信じるか?」とか「UFOを信じるか?」などがある。
宇宙人に関しては、直接目撃した体験がない人には簡単に信じるわけにはいかないだろう。公式に宇宙人の存在を確認したという報道もない。「宇宙人が存在する可能性があると思うか?」程度の質問ならまだ答えようがある。

宇宙は広いから、地球以外の天体に知的生命体がいてもおかしくなさそうだが、これとても、宇宙人の定義を明確にしておかないと答えられないのである。

宇宙は広いようだが、確率的には現在知られている宇宙のサイズと時間では、宇宙人どころか生命が発生する可能性そのものがゼロに等しい。地球に生命が存在するのは奇跡中の奇跡なのである。

宇宙の至る所にアミノ酸は存在するが、それが増殖機能を持つタンパク質に合成される確率は限りなくゼロなのである。「テレビの部品を箱に入れて、何回揺すったらテレビが組み立てられるか?」もしくは、「ピアノの鍵盤上に猫を歩かせて、何回歩かせたらエリーゼのためにが弾けるか?」と等しい確率である。宇宙が開闢して140億年、宇宙のスペースも140億光年くらいである。この間で宇宙の至る所にテレビの部品が入った箱を用意し、振り続けたとしたら、「どこかでテレビが完成するか?」ということだ。

実際に計算してみると億単位の時間では無理で、兆とか京の時間でも無理であることが解る。
生命発生確率から考えると、現在知られている宇宙年齢が間違っているとしか思えない。
もしくは平行宇宙論を持ち出して、「宇宙が多数存在して連結している」という仮説を立てるしかない。

いずれにしても、地球上で生命が発生するなど全く可能性がないことだけは断言できる。
地球の年齢は44億年くらいと推定されている。
生命発生確率がサイコロを1000個同時に振って全部1の目が出る確率と同じと仮定すれば、6の1000乗分の1の確率であることが解る。この理屈が解らずに「1000回に一度」くらいに勘違いしている人が宝くじを買ってしまうのである。
この確率は地球が誕生して以来地球上に存在する全素粒子に意志があって1秒に1回サイコロを振り続けても到底出現が期待できない確率である。サイコロの数を500に減らしても事情は変わらない。

本当は全宇宙の素粒子が同様のことをやってもせいぜい数十乗分確率が増える程度なのだが、現実に生命が存在する以上、宇宙のどこかで発生したことは間違いない。

地球の生命は地球環境が安定した30億年前くらいに「すぐ」発生しているので、そのころ何らかの方法で宇宙から飛来したのである。

で、「UFOを信じるか?」に話を戻すが、これはナンセンスな質問である。UFOとは未確認飛行物体のことだから、文字通りの存在はすべてUFOである。信じる、信じない以前の話だ。

宇宙人についても、「知的生命体を宇宙人」と定義するならば、宇宙人がタンパク質で構成されていなくてもいいことになる。単に知的生命体と言えば、地球上でも象やカラスや豚も結構頭がいい。どの程度知的なのかが問題になってくる。まあ、常識的には地球人以上だろう。コンピュータなどに人格を持たせる研究をしているが、プロ棋士を負かせてしまったチェスコンピュータなどどうなってしまうのだろうか?

話がややこしくなったが、「神=宇宙人」という説はかなり説得力がある。神様はたいてい天から来るものだ。

ところで、政治ブログのくせに酔狂にもこんな駄文を書く気になったのかというと、バカウヨがウザいからである。どうせ大半がニートかどこかの新興宗教団体の回し者だろう。暴力団員かもしれないが…。それにナンミョウさん。
一度カルトにはまった人間を真っ当に戻すのは至難の業だが、暴力団員だって更生する者もいる。
中には私の文章を読んで悔い改める者がいないでもないだろう。このようなボランティア活動を仏教用語では菩薩戒というのである。尤も私はあまり仏教を信用していないが…。

と、前置きを書いているうちに紙幅がなくなってしまった
本題に入って「ミカエル」について語ろう。ミッシェル・ポルナレフを思い浮かんだからだ。彼についてはそのうちアイドル列伝でも書きたい。もう、いい爺さんだな。相変わらずカツラで頑張っているが…。

ミカエルは欧米系の人名としては最もありふれた名前である。

中世以降のギリシア語およびロシア語ではミハイル、英語ではマイケル、フランス語ではミシェル、イタリア語ではミケーレ、スペイン語・ポルトガル語ではミゲル、ドイツ語ではミヒャエル、フィンランド語ではミカとなる。

軍神なので日本名なら「タケシ」あたりが該当するだろう。

ミカエル

ミカエルは大天使ということになっているが、元はどこぞの神様である。最初から軍神であったかどうかは解らない。キリスト教に取り込まれた段階で、子分にされるか悪魔にされるか、消されるかの三択である。ミカエルは子分の道を歩むことになった。
ミカエルを信仰していた部族が比較的勇猛でなおかつ従順だったのだろう。信者にはやはり神様の性格が反映するものだ。

ミカエルの出自だが、インドヨーロッパ語族に信仰されていたので案外インドあたりがルーツかもしれない。

≪図像的には、甲冑を纏って天の軍団の先頭を行く、といったイメージが一般化され、場合によっては孔雀の尾羽のような文様の翼を有した姿で描かれることが多い。≫

仏教の神様で一番似ているのは毘沙門天である。
孔雀にこだわれば孔雀明王がよさそうだが、インドでは女神なので問題外である。

毘沙門天

ともに軍神であり武装している姿もそっくりである。発音も何となく似ている。
ところが、本家のインドではクベーラがモデルとされ、この神様は軍神ではなく財宝神である。どうも中国に渡ったあたりで軍神に化けたらしい。
日本でも破壊神のシヴァ神が財宝神の大黒様に化けているからいい加減なものである。上杉謙信や武田信玄もそんな事情を知らずに一生懸命毘沙門天に戦勝祈願をしていたわけだ。敵味方から同時に拝まれたら神様も困っただろう。

では、「インドで軍神とは何ぞや?」と調べてみると、帝釈天ですね。インドラである。

帝釈天

インドラは古い神様でゾロアスター教にも登場している。ヒッタイトの神様でもあったようだ。

というわけで、私的にはインドラ=ミカエルで決まりですね。
シュメールやエジプト系にはあまり該当する好い神様がいない。やはりアーリア系出自の神様のようである。

ところが、非アーリア系でも似たような神様がいるから話は簡単ではない。その神様とはほかならぬ日本のタケミカヅチ神である。鹿島神宮のご神体だ。
こんな神様、若い連中は知らないかと思ったが、ロボットとして人気があるようだ。

タケミカヅチ

名前も似ているし、別の神様と決闘した逸話などもシンクロナイズしている。同一神である可能性も考えられる。

「ミカエル タケミカヅチ」で検索すると結構引っかかるので、直観的にそう思った人も多そうだ。

同一神ならばどちらかがパクリなのだろう。パクリというと語弊があるが、昔は知的所有権の概念がなかったので、宗教はパクリ天国だった。上品に言えば起源を一にしている。これに関しては別の機会に触れたい。
古事記と聖書というと一見関係なさそうだが、宗教の世界は激しいパクリ合いだから、根は繋がっているのである。


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2010年4月17日土曜日

朝鮮・中国紙並み!ワシントンポストに見るアメリカマスコミの低レベルぶり


日本のマスコミの質が悪いことは今更言うまでもないが、中国や朝鮮の新聞を読むと、怒りや嗤いを通り越してその下手さ加減に憐れを感じる。
ところで、アメリカのマスコミを見ると、さすがに北朝鮮と比較しては気の毒か?

今回のワシントンポストは韓国の中央日報レベルの低水準である。我が国の朝日・読売・毎日よりも程度が低い。

「一国の首相に失礼だ」 藤崎駐米大使が米紙のコラムに不快感

平野官房長官も不快感を表明している。
両者とも抗議をする予定はないようだが、そんなことをしたらかえってみっともないことは言うまでもない。

それではワシントンポストがどんなお馬鹿記事を書いたか見分してみよう。

「金持ち息子の鳩山首相、日に日に頭がおかしくなってる。哀れ」「政府高官は"鳩山首相=ルーピー"評価」…米紙

≪核安全保障サミットの夕食会の場で、オバマ大統領と「ある意味じっくり話ができた」と胸を張った鳩山首相だが、実際はすれ違いで、米国側が不信感を強めただけというのが真相らしい。 ≫

これは客観的事実だな。

≪わずか10分間の会談の中で、オバマ大統領が鳩山首相に対して「きちんと責任を取れるのか」と発言したとも報じられている。 ≫

これも本当だろうな。会談したと言うより「どやした」という感じだ。

≪米高級紙のワシントン・ポストは4月14日の紙面で、「サミットの首脳の中では胡錦涛が一番だった」と題したコラムを掲載。著名なコラムニストのアル・カメン氏が執筆したもので、サミットに集まった 各国首脳36人を「勝者」と「敗者」に分けて論じている。記事では、オバマ大統領と90分間も会談した中国の胡錦涛国家主席を、勝者の筆頭格と評価。胡錦涛主席以外にも、ヨルダンのアブドラ国王、マレーシアのラザブ首相、ウクライナのヤヌコビッチ大統領、アルメニアのサルキシャン大統領、ナイジェリアのジョナサン大統領代行、エジプトのアブルゲイト外相が、オバマ大統領との個別会談を行うことができたとして「勝者」として紹介された。 ≫

ここがこの記事のすごいところである。いくらコラムとはいえ、新聞で報道したら社説と同じである。

自国の大統領と面会「できた」のが「勝者」という価値基準を一方的に設定して「当然」と思い込んでいる神経がものすごいのである。

この段階で、この新聞に客観性は期待できない。
「核安全保障サミット」の目的がオバマ大統領と面談することではないことは言うまでもない。しかし、コラムニストも掲載したワシントンポストも勘違いしているのである。

どうせこの手のネタで記事を書くならば、オバマ氏と会談した連中の真の目的を暴露するくらいのことをやってほしかった。

「核安全保障サミット」などと称しても、これに関しては大した協約など最初から期待できず、中国マネーの動向が真の目的であったことは明白なので、オバマ氏と胡錦涛氏が長時間対談したのは当然である。何で胡錦涛氏が「勝者」なのか理解に苦しむ。もし、胡錦涛氏が「勝者」ならば、敗者は対戦相手のオバマ氏のはずである。

今回のサミットのメインは中国であったと仮定すれば、胡錦涛氏が真っ先に会談したのは鳩山氏であり、両国の連携ぶりがうかがえる。

今回のワシントンポスト記事は、実際の会議の内容を隠蔽する目的があったものと思われる。


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ワシントンポストの国辱記事に小躍りするバカウヨどもの売国奴ぶり


≪鳩山首相は、これら「勝者」と対比される形で、「飛び抜けて一番の敗者が、哀れで(オバマ政権の複数の高官の意見によると)日に日に頭がおかしくなっている、日本の鳩山由紀夫首相だ」唯一の残念賞は、夕食会で『非公式な』会談ができたことだ。メイン料理とデザートの間の、どこかだろうか」と皮肉られている。さらに、普天間基地の問題についても、「金持ちの息子である鳩山は、日本と米国を二分している主要課題をめぐって、オバマ政権の高官に対して、信頼できないとの印象を与えている」と批判。5月末移転先決定が絶望的になっている点についても、「ユキオ、あなたは同盟国(の首相)だということをお忘れか。(日本は、米国の)高価な核の傘のおかげで、途方もない額を節約しているではないか、それでもトヨタを買えというのか」と切り捨てた。≫

多くのバカウヨブログがこの下りを取り上げ、鬼の首を取ったようにはしゃいでいるが、首相が鳩山氏ではなく麻生氏のままであったにしても、アメリカの対応に変化があったとは思われない。

しかし、この下りをよく分析すれば、「アメリカが安保条約で日本を核の傘に入れて保護している」という前提で思考していることが判る。

ある意味ではそれならば話は早い。さっさと安保条約を廃止して、核の保護から離脱してしまえば、アメリカからとやかく言われる筋合いはなくなるのである。

「おまえらのためにいてやってんだ」というアメリカの主張は、「いなくてもいいよ」の一言で、すごすご退散せざるを得ない状況を作っているのである。

こんなことを書くと、バカウヨどもが「非武装中立馬鹿」どもの妄言を取り上げて揶揄するかもしれないが、「非武装中立馬鹿」は当然ながら工作員である。表向きは北朝鮮・中国系だが、実態はCIAの意向で動いている。日本が本当に安保を止めたら困るのは他ならぬアメリカである。

自分の都合で居座っているくせに、恩着せがましいことを抜かすアメリカ。それに追従して薄笑いするバカウヨ売国奴ども。どう考えても、安保破棄が本道であることが明瞭である。

ちなみに、べつに憲法を改正しなくても日本が核武装することは簡単である。

やばい原発をいっぱい作ればいいのである。原発を作れば作るほど日本の安全保障度は向上する。勿論環境リスクは増大するが…。
現在日本を核攻撃する可能性が一番高いのは中国である。日本を核攻撃すれば、連動して日本の原発も核破壊される。偏西風の関係で直接中国に放射能灰が降り注ぐことはないが、同じ緯度帯に位置しているのがポイントである。日本で発生した大量の死の灰は周り巡って中国へ確実に降下する。
現在プルトニウム使用の核増殖炉をやっているのは日本だけだが、これなどはまさに史上最強の核基地と同じ価値がある。ここが核爆発すれば並の原発数十基分の破壊力を有する。

かつて筒井康隆が「アフリカの爆弾」という作品で書いていたが、核攻撃で相手に発射するというのは観念的な発想なのである。よほど小規模の戦術核でもない限り、核攻撃しようが自爆しようが結果に大差はない。

原発事故の恐ろしさはチェルノブイリで証明済みである。あれの数百倍に及ぶ原発事故が日本で発生すれば、少なくとも北半球は死滅する。

しかし、こんな自爆的な発想では心許ない。やはり、「相手に核攻撃しなければ精神的に収まりがつかない」という御仁もいることだろう。

これを本当にやってしまえば結果的には自爆したの同じであるが(相手も報復するから)、しかし抑止力としては有効である。

これにはおあつらえ向きのものがある。原子力衛星である。幸いなことに、韓国などと違って日本は自力で衛星を打ち上げる技術を持っている。
これが「不幸にして」軌道が逸れて、落下してしまえば核ミサイル攻撃をしたのと同じ以上の効果が期待できる。通常は落下しても核爆発しないように設計されているが、人間のやることだから「絶対」という保障はないよなあ。まして、対戦国に対してとりあえずは核被害による賠償責任の心配はしないでもいいだろう。場合によっては相手の降伏でチャラにできる。

原子力衛星自身に対ミサイル防御機能を用意しておけば、兵器としての価値は更に高まる。
日本が原子力衛星を打ち上げた段階で、核武装宣言などしなくても、周りの国は事情を察してくれるから充分抑止力になる。

実は、日本の本当の仮想敵国はアメリカである。安保条約を破棄してしまえば、日本に一番核攻撃してくる可能性の高い国はアメリカになる。

アメリカも日本とほぼ同じ緯度帯に位置しているから、原発の自爆攻撃は有効である。したがって、アメリカもうかつには日本に手が出せない。

アメリカと縁が切れれば武器開発コストもかさむが、逆に考えれば、「法外な値段で役にも立たない玩具を買わされないでも済む」ということだ。

浮いた金で兵器を開発すればいい。これも一種のハコモノ行政だから、多少は経済刺激効果も期待できるだろう。
現実的な対応としては、中国と共同開発をするのが望ましい。中国としてもアメリカが第一仮想敵国であることが明白なので、アメリカに対抗するためには自前の技術だけでは心許ないのである。
核以外の軍事技術でアメリカが一歩抜きんでいるのはビーム兵器である。これに関しては日本も結構いい線を行っている。
気象兵器に関しては中国も結構善戦している。日本としては、提携という餌で気象兵器の技術を中国からパクることも可能になる。いつもパクられてばかりではおもしろくないから、たまにはパクり返したいものである。
細菌兵器は「伝統的に」日本は強い。

宇宙兵器関係ではロシアとの提携も視野に入れるべきだが、北方領土問題がやはりネックである。ロシアとは組んでもろくなことはなさそうだ。むしろ、タイフーンあたりを買ってやって恩を売り、それでコネを作ってEUと提携するのも面白いだろう。

長期的な世界戦略を見ると、現在の世界情勢はローマ帝国の末期状態に似ている。無論アメリカがローマ帝国である。
経済的に指導力を喪失してしまったにもかかわらず、軍事力だけを頼りに強引に世界に対して我を通そうとしているアメリカに対する他国の反感は根強い。そこで、最終的には反米包囲網が形成されるのは目に見えている。
そんな状況で、いつまでもアメリカの属国としてくっついているのは下策である。
CIAのスパイどもでやっていた自民党政権が崩壊したのは、日本がアメリカの軛から逃れる希有のチャンスなのである。


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2010年4月16日金曜日

シーラカンス



天皇陛下も観察されたシーラカンス、特殊技術で標本に--体内が一目でわかる

≪赤褐色の卵、中が空洞になった脊柱など、シーラカンスの体内の特徴がわかる珍しい標本ができた。
東京工業大の岡田典弘教授らの研究チームが昨年、タンザニアの研究所から寄贈されたシーラカンスを解剖。
吉田生物研究所(京都市)が、体の水分を樹脂におきかえて固める特殊な技術で標本にした。 ≫


シーラカンス

≪シーラカンス目は古生代デボン紀に出現して広く世界の水域に栄えたが、約6500万年前(中生代白亜紀末)の絶滅イベント(K-T境界)を境にほとんど全ての種が絶滅した。

長らくシーラカンス目は全て絶滅したものと考えられていたが、南アフリカにて1938年、現生種の存在が確認され、学会および世界を騒然とさせた。この種が ラティメリア・カルムナエであり、シーラカンスの代表となる。
その後、1997年にはインドネシアでラティメリア・メナドエンシスの現生が確認されている。これは日本語では生息地
域の名を採って「インドネシア・シーラカンス」とも呼ばれるようになる。≫


ということで、現在の魚類と大きくかけ離れた古代魚が同種で全く違う場所に2種類生息していたのである。

無脊椎動物や植物なら、古代生物が現世に生き残っている例はさほど珍しくないが、脊椎動物としては極めて例外的な事例である。しかも、巨大魚であることが注目される。やはり、体の大きい方が絶滅しやすい。

シーラカンスは極めて貴重な生物だが、インドネシアでは魚屋で普通に売られていた。肺魚みたいな味であったろうと推定される。肺魚を食べた人はそんなにいないか…。
シーラカンスの近縁種は肺魚である。

ハイギョ

今となってはインドネシアに飛んでもシーラカンスを食べるわけにはいかないので、「せめて肺魚を食べたい」という御仁もいるだろうが、残念ながら日本で肺魚を食べさせるレストランは存在しない。どうしても食べたければ熱帯魚屋で肺魚を購入して料理してください。

≪エチオピクス コンギクス≫
5000円くらい。購入時は10cmくらいだが、成長すれば60㎝くらいの食べ頃になる。

≪プロトプテルス アネクテンス≫
10000円くらい。こちらは成長すれば80㎝にまで育ち、パーティでの姿焼きにも耐えられる。

2~3000円の種類は40㎝程度にしか成長せず、アジやサンマ程度の食材である。

実際に肺魚を食べているのはアフリカとアマゾンの地域で、現地では干物にして食べている。
直接煮たり焼いたりすると身が水っぽくて柔らかいので不味い上に形が崩れてしまうらしい。

料理する際には一手間かけて干物にすることが肝要である。

シイラ

シーラカンスとは無縁のスズキ目の魚だが、見た目も名前もちょっと似ている。
こちらはよく探せば魚屋でも売っているし、レストランでも味わうことができる。
外国では高級魚だが日本では下魚扱いである。理由は「水っぽい」とのこと。案外シーラカンスと食感が近いかもしれない。


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