2010年1月23日土曜日
小沢一郎は国士だ 徹底して売国検察と戦え!
本ブログは「自民党よりは気持ちマシ」という理由で、極めて消極的に民主党を支持している。
今回の一連の疑獄騒ぎであるが、当初から本ブログは「検察はアメリカの支配下にある」と言及していた。
小沢氏がアメリカの軍門に下れば、この事件も「秘書の自殺」程度で幕になる想定だった。
アメリカとしても、それまでの自民党政権では日本のリーダーは米つきバッタみたいな奴らばかりだったから、小沢氏に関しても多少なめていたところがあったと思われる。「ちょっと脅せば土下座するだろう」という判断だ。
しかし、現段階では小沢氏はアメリカの脅しに屈していないようである。それで、その心意気を評価して本ブログも上記のようなドッ派手な見出しを付けたわけだ。別に本ブログは小沢氏を信奉しているわけではない。「オッ、このオヤジ、意外と突っ張ってるな。せいぜい気張ったれや!」程度の応援である。
ここである腐痴事の妄言を紹介しよう。
橋下知事、東京地検を「きちっと捜査してる」
≪東京地検特捜部による小沢一郎・民主党幹事長への事情聴取について、シンガポール出張中の橋下徹・大阪府知事は23日、報道陣に「捜査が適正かはコメントする立場にない」としながらも、「日本の検察、国家制度はすごい。権力者中の権力者である小沢幹事長に対してもきちっと捜査している」と評価した。
橋下知事は昨年12月17日に国会内で小沢氏と会談した際、「すごいとしか言いようがない。日本を動かしている」と、小沢氏を絶賛していた。≫
しがない元タレント弁護士でも、腐痴事をやっていれば多少は国政の実態を知る機会もあるだろう。こんな奴でも検察がアメリカの犬コロであることを知っていてこんなことを抜かしているのである。
以下は小沢氏のツッパリの様子。
小沢氏「職務全うしたい」辞任の意向無し
「収支報告書の記載は把握せず」小沢氏
小沢氏「隠し立てするものない」…記者会見
小沢氏、続投を表明=「職責を全う」
小沢氏がツッパれる背景には中国の影がある。いくら鶏並みの記憶力しかない日本人でも、小沢氏がこの前大勢の子分を引き連れて中国に朝貢外交したことくらいは覚えているだろう。
あの時、既に小沢氏は今回の顛末を想定して支援を要請していたと思われる。アメリカ相手に喧嘩する以上、後ろ盾が必要なのである。バカウヨも少しは小沢外交を見直したか?
民主党も小沢氏のもとで意外と団結している様子である。分裂を予想していたアメリカも困惑しているだろう。
<小沢幹事長>聴取に「検察は説明を」…民主の細野副幹事長
捜査は検察の政権つぶし
=民主・高嶋良充筆頭副幹事長インタビュー
「検察は自民党時代から、日本の権力下にはなく、アメリカ直属の機関だった」と暴露してしまえば話は解りやすいのだが、それが言えないから奥歯に物が挟まったような、意味不明のいいわけに終始するのである。
会社でたとえれば、課長が副社長を呼び出して尋問しているような構図なのだから、誰の目にも不自然である。
しかし、こんな不自然なことがまかり通っているのに、日本人のほとんどがスルーしている。これも日本人の哀れな習性である。徳川時代以来の「見ざる聞かざる言わざる」だ。判っていてもやばそうな話題には触れたくないのだ。
「政府と検察が対立する」と言えば、子供だって「変だな」と思うだろう。
大人になったら変ではなくなるのか?
もともと、今回の政権交代もアメリカが仕組んだシナリオだった。「狡兎死して走狗烹らる」の例えのごとく、日本の利権を奪い尽くし、その手先としてお先棒を担いでいた自民党はもはや邪魔者と、アメリカは見切りを付けてマスコミを使って偽装キャンペーンを展開し、衆院選で民主党にすり替えたのは計画通りだった。
岡田は今ひとつ反抗的なので、FMの鳩山を頭に据えて属国支配を続けようとしたのである。
アメリカという国は自民党に相当する二大政党が見せかけの政権交代を繰り返して「民主主義」を偽装している中国並みの独裁国家である。しかも、強圧的で、何事も自国趣味を強要したがる傾向があった。
そう、アメリカは以前から日本を二大政党制にしたかったのである。したがって、自民党が長らくのさばっていること自体が気にくわなかった。それでも小泉みたいなポチがしっぽを振って忠勤に励んだらむやみには切り捨てられない。しかし、小泉の後馬鹿が3人続いたので切りやすくなったのである。
そのアメリカも鳩山には騙された。FMという組織はくせ者である。考えてみればFMがアメリカの支配下にあるわけではない。
アメリカも一枚岩ではなく、露骨な権力抗争を繰り広げているのである。FMの組織も同様だろう。
アメリカやFMのどの勢力が日本のどのあたりを支配下に置いているのかは非常に判りにくい。一説には小沢氏もFMとの噂もある。
ついでに言っておくと、どうでもいいような疑獄事件は表向きの話で、真の争点は安保問題である。小沢氏は中国の意向を受けてアメリカ軍の影響力の排除を画策しているのである。普天間問題は、沖縄県民よりも中国への配慮でごたついているのである。しかし、日本単独でアメリカ軍排除は到底難しいから、策としては現情勢での中国追従は妥当な判断である。
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16歳の少女と2カ月も同棲した33歳男に見る日本の底辺社会の荒涼風景
16歳の少女を2カ月も“支配” 33歳男のゆがんだ欲望
サンケイさんの力作記事だが、よく読むとちょっと変だ。「33歳の変質者に騙されたいたいけな16歳の女子高生」という構図だが、その設定は矛盾だらけだ。ええと、記者さんは大渡美咲氏と黒田悠希氏ね。両者とも女性かな?
まだ修行が足りないな。こんな記事にGOサインを出した上司も甘いなあ。
≪「小学校の同級生だよ」-。33歳の男が学生服のブレザーを着込んでスクールバッグを持ち、高校生に変装した上で16歳の女子高生をナンパした。男は猛アタックの末、少女と約2カ月にわたる自宅での“奇妙な同居生活”を始める。「若い女性が好き」。男は同居中に少女にわいせつ行為を繰り返したなどとして、児童福祉法違反(有害支配)容疑で今月14日、神奈川県警に逮捕された。それまで女性との交際経験もなく、「イケメンでもないし、高校生にも見えない」(関係者)という男が、ゆがんだ欲望を実現させた顛末は…。≫
この記事の最大の欠陥は「顛末」が書かれていないことだ。文章が長い割に事実関係の説明も不明確である。
この事件の問題点を挙げてみよう。
(1)33歳のしょぼくれた男がどうして16歳の少女へのナンパに成功したのか?
(2)男の家族と同居する状況で、どうして2ヶ月も同棲ができたのか?
(3)関係者はどうして男の偽装に気づかなかったのか?
この3点に尽きるのである。にもかかわらず、記事ではこの点に対する明確な説明がなされていない。
(1)に関してだが、「犯人が小柄できゃしゃなので若く見えた」とい。犯人は「16歳」と主張していた。そして高校生の制服を着ていた。AVなどで女優がセラー服を着る設定もあるが、30近い女優でもそれらしく見えないこともない。
しかし、これだけでナンパが成功するわけもない。犯人は「小学校の同級生」を主張して少女をしつこく追いかけ回した。
この少女は当初気持ち悪がって、避けようとしていたが、胸を触られたり、キスされたりしている。
で、結局ナンパは成功している。考えられるのはただ一つ。「この少女のおつむが弱く、下半身もだらしない性格だった」ということだろう。
(2)に関しては、この少女が高校を中退したことが大いに関係している。働くようにせまる母親と対立して家出する。本人は働く気などまるでなし。ニート気質だったようだ。
行く当てもないから、少女の方から犯人の家に転がり込んでいった。
犯人の家は母と兄との3人暮らしで、この二人は無職。唯一の収入源はがパチンコ店に勤務している犯人の給料だった。生活保護費が支給されていた可能性もあるが記事では説明がない。
(3)に関しては、犯人は家族に少女を「26歳の女」説明している。母と兄は特に関心を示さない。
娘の家族も娘が犯人宅で同棲しているだろうことは見当が付いていたはずだが警察にも届けていない。
両家族とも人間関係がものすごく希薄なことが判る。
≪同居から約2カ月がたった9月、佐藤容疑者の兄が「うちは生活が苦しく面倒を見る余裕がない」と少女に話しかけた。「弟から26歳と聞いているが、どう見ても18歳未満だよね」と問いかけると、少女は「私は16歳」と答えた。
兄が「弟は33歳なんだよ」と明かしたことで、少女は初めてだまされていたことに気づいた。少女はすぐに母親にメールし、母親が県警緑署に被害届を出した。≫
これが犯行が露見した下り。
この記事を読んだ多くの諸兄は、「何とも不思議な家族関係」と思っただろうが、底辺社会では極めて日常的な光景なのである。
これに近いような話は腐るほどあり、今回事件としてマスコミが取り上げたのは、あくまで埋めグサである。教員の猥褻事件同様、その気になれば毎日違うネタで記事が書けるほど頻発している事件なのである。
この事件の唯一の救いはこの少女が妊娠しなかったことである。少子化問題が叫ばれているが、底辺社会では多産化が問題になっている。若い娘が見境もなくやりまくり、父親の違う子供を産みまくっているのである。
今回の事件は少女が16歳だったので児童福祉法違反で捕まったが、18歳なら何でもない話だった。また、結婚してしまえば刑事事件にもならなかった。民事訴訟はあるかもしれないが…。
しかし、交際中の年齢詐称はよくある話である。
要するに、関係者全員がいい加減な人間だったのである。
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自民党議員が国会中にセクシー女優と密会約束メール

当人は隠れてやったつもりだろうが、マスコミの監視の目は鋭かった。以前、鳩山首相が会議中に扇子にサインのアルバイトをやっているのが発覚している。
この程度のおサボりくらい目くじらを立てずに大目に見たいものだが、世の中は不景気。昔なら武勇伝で済んだ話が、今では重箱の隅をつつくようにネチネチと責め立てられる。
厭な世の中になったものである。
激写! 議員が国会中にアノ女優と“密会”約束メール
≪手元をズームインしてみると、「23日土曜日ですが、食事のとき、××さんも同席します。彼女が今度撮る映画で、芸妓上がりの書道家の役柄をやるそうで、貴女の指導を仰ぎたい」などの文字が。
××には女王様系の某有名セクシー女優の名前が記されていたが、どうやら、ある職業の女性と食事の約束をしており、ついでに知人のセクシー女優の役作りのために一役買おうとする目的のメールのようだ。≫
しかし、セクシー女優とデートとは「国会議員という地位を利用しての役得」と考えると腹が立ってくるな。この議員さんに奥さんはいるのかな?(ちなみに、この人が50歳過ぎであることは確定)
国会議員や高級役人が美人タレントをコールガールのように扱って好き放題をやっているフィクションはよく見かけるが、実際の所はどうなのだろうか?
ただの強欲な狒々親父にすぎないくせに、権力を背景に美女にやりたい放題の醜態を想像するとムラムラしてきますね。別のこの議員さんのことを言っている訳じゃないけど…。
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「守護霊を体に入れなさい」の霊感商法で950万円の訴訟
インチキ商法が後を絶たない。不幸にして引っかかってしまった人は泣き寝入りなどせずに訴訟するべきである。
守護霊を体に入れなさい…有名“霊能力者”霊感商法で提訴
≪「守護霊を体に入れなければ幸福になれない」などと不安をあおられ、宗教的儀式に法外な費用を支払わされたとして、名古屋市の女性(49)が21日、宗教法人「H」(通称R院)と「霊能力者」としてテレビ出演歴もある主宰者のSY子氏らに、損害賠償など計約950万円を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。≫
世の中に騙されやすい人はいるものだ。自分がどうなのか知りたい人は簡単に確認する方法がある。
「宝くじを買ったことがあるか?」
買ったことのある人は気をつけた方がいい。
霊感商法と言えば統一教会の専売特許みたいだが、どんな宗教法人でも多かれ少なかれやっている。「お守り」だって霊感商法である。
実は私も多少は霊感がある。名前を見ただけで、本物か偽物かは大体判別できる。
今回のお名前は判りやすかった。
「幸福」という観念は抽象的なものである。しかも主観のみで判断する概念だ。
同じ条件でも人によって幸福だったり不幸だったりするわけだ。
今回の宗教法人は仏教系だから、本来の幸福は「寂滅」のはずである。無に帰することが最高の喜びなのだから、世俗の人間はあまり有り難がらない。
初詣の願掛けなどでも、庶民の願望は浅ましいものが多い。
熱心に祈願するのはいいが、自己矛盾に気づくくらいの知恵は持っておいた方がいい。
「人を出し抜いて自分だけ利益を得よう」と願を立てる人も多いだろうが、「神様」がそれを受容するかどうか考えてみた方がいい。
尤も、神様もピンキリだから、どの神様を拝むかによっても違ってくるだろう。
初詣の一番人気は明治神宮だが、ご神体は明治天皇と昭憲皇太后である。つまり、参詣者は明治天皇と昭憲皇太后の遺徳に対して願を立ててるのである。勿論、前提としてこの両者が神格化していることを肯定しなければならない。
「お賽銭を1000円入れたから、最低それ以上の御利益があってくれ」と期待しても無駄である。
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2010年1月22日金曜日
小沢氏世界の注目指導者3位に

世界的に政治家の質と指導力が矮小化している。裏経済シンジケートが幅を利かしているので、外見的にも強烈な指導者が出にくい状況になっている。
日本の政治家など、世界のマスコミからほとんど相手にされない状況が続いた。まあ、小泉以降コロコロ替わりすぎたのでやむを得ない面もある。
安倍・福田・麻生と内向的な性格で、外国マスコミがネタにするにはその存在感があまりにも矮小すぎた。
麻生氏あたりは「アスホール」と発音が似ているというので少し話題になったが、いくら漫画好きで漢字の読み間違いが多くても、外国人には理解しづらく関心が薄かっただろう。
鳩山氏は久しぶりの政権交代をしてなった首相で「宇宙人」、奥さんがスピリチュアリストということで、当初は話題になったが、政治とは無関係の話題では尻つぼみである。
それに、実質的な日本の支配者でないことも知られるようになって外国マスコミの関心も薄らいだ。
今日本で一番ホットなのはやはり小沢氏である。「日本のフィクサーで反米的、中国と何やら密約しているらしい」と、何となく金正日を彷彿させるイメージを持っているようだ。
日本で行われている小沢叩き報道も当然外国にたれ流されている。たれ流す理由は簡単だ。日本のマスコミがアメリカの支配下にあるからだ。
今回のこの記事もそれと無関係ではないだろう。
アメリカのマスコミは小沢氏を敵として認識している。敵ならば大物に仕立て上げた方がいいのである。やっつける相手は小ものよりは大ものの方がインパクトが強い。
最近飽きられたビン・ラディンに替わって、小沢氏を悪役にしようという魂胆であることが考えられる。
今回の調査はあくまでも「注目」であり「実力」ではない。「実力」で名を挙げるなら小沢氏よりもプーチン氏の方が格が上である。
良かれ悪しかれ、小沢氏以外の日本の政治家は外国では全く相手にされていない。
世界の注目指導者3位に小沢氏、首相は入らず 米調査会社
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パチンコをするよりJAL株を買え 5千円で楽しめるギャンブル
ギャンブルは基本的に寺銭で決まる。麻雀のように技術が大きく左右する競技もあるが、一般に寺銭比率の高いギャンブルは儲けを期待することができない。
ギャンブルの中で最悪最低なのが言わずと知れた宝くじである。寺銭率55%と、もう詐欺以外の何ものでもない世界である。
取り柄は賞金の巨額さとお手軽さである。やり方は「ただくじを買うだけ」という単純なもので、技術もへったくれもない。
頭のいい人間は絶対こんなギャンブルに手を出さないだろう。
無知な庶民から金を搾り取る悪質きわまりないギャンブルである。
全般的に、公営ギャンブルは寺銭率が高い。手を出せば大損するシステムになっている。
悪名高い競艇もそうだが、競輪・競馬も寺銭率が高い。
私営ギャンブルで唯一公認されているのがパチンコだが、これも私営ギャンブルとしては異様に寺銭率が高い。
ヤクザがやっている賭場はもっと良心的だが、イカサマ被害にあった時国家は面倒を見てくれないのがつらいところである。それに、手を出したのが発覚すれば当然罰せられる。
外国に旅行してカジノや宝くじに手を出す方法もあるが、仮に儲けたところで日本に持ち帰れば法外な税金を徴収される。
「何とか、合法的で寺銭率の低いギャンブルはないのか?」と探してみると、何と!…ありました。
「株」です。
えっ、「馬鹿野郎、株なんか元手がいるし、手続きが面倒だろう」ですか?
それが、5千円で買える株があるんです。まさにパチンコ代ですね。
株取引も昔に較べれば簡単になった。ネットで検索すればネット証券のサイトがすぐ引っかかる。楽天あたりが一番手軽である。ヤフオクとかやっている人ならネットバンキングもしているだろうから、口座を開くのも簡単。一週間もすれば手続き完了である。競馬や競輪もネットで買えるご時世だから株でも同じである。
今回の目玉は「JAL」である。潰れそうなぼろ株を買って一時的に値上がりしたら売り抜ければいいのである。宝くじよりは多少テクニックが必要だし、幾分競馬的な要素もあるだろう。
公営ギャンブルよりも寺銭が低いだけ絶対こっちの方が得だ。
今回ゲンダイさんが「JAL」の他にぼろ株を30銘柄紹介している。
北朝鮮にカンパを続けているあなた、この際もっと割のいいギャンブルに変更しませんか?
JAL株のマネーゲームで脚光 5000円で楽しめる31銘柄
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2010年1月21日木曜日
NHK 「汚すぎる岩崎弥太郎」で三菱と険悪状態に

私もつい惰性で大河ドラマ「龍馬伝」を見てしまったが、確かに岩崎弥太郎が汚すぎる。
どの程度史実に基づいてNHKが制作したのかは疑問である。
Wikipediaによる岩崎弥太郎は以下の通り。
岩崎弥太郎
土佐国(現在の高知県安芸市)の地下浪人・岩崎彌次郎とその妻・美和の長男として生まれた。地下とは郷士の株を売って居ついた浪人のことである。武士としては最下層だったわけだ。
≪幼い頃から文才を発揮し、14歳頃には当時の藩主山内豊熈にも漢詩を披露し才を認められる。≫
と、頭が良かったことになっている。まあ、立志伝中の人物だから頭が良かったのは確かだろうが、殿様に拝謁したとかの下りは眉唾ものである。
岩崎弥太郎物語
こちらは三菱さんの岩崎弥太郎伝である。こちらでも「青年時代は極貧状態だった」と太鼓判を押している。
「別に岩崎弥太郎が小汚い青年であってもいいじゃないか」と思うのだが、やはりビジュアル化すると抵抗が発生するようだ。
岩崎弥太郎が「汚すぎる」
NHK大河ドラマ「龍馬伝」に「三菱」がブーイング
当初は三菱も岩崎弥太郎が大々的に放映されると言うことでこの大河ドラマにかなりの期待をしていたようだ。
しかし、できあがった作品を見たら、三菱の落胆は大きかった。
≪「思った以上に汚い格好で出てきたな。もうちょっと何とかならないのか」
「史実は、ここまでひどくはなかったんじゃないか」
演技派俳優の香川照之が演じる弥太郎は、ボロボロに破れた服を着て、髪はボサボサ、歯はガタガタ、鳥かごを背負って売り歩く、最下層の武士だった。≫
坂本龍馬を引き立てるためにNHKが頑張り過ぎた観も否めない。しかし、「当時の地下浪人なんぞはあんなものだろう」という声もある。
不満の背景にはNHKとの裏交渉挫折があったようだ。
≪この関係者によると、そもそも1年半ほど前、「日本を元気づけるようなドラマを作りたい」と、NHKが弥太郎を主人公とするドラマを企画したという。
「そのときにグループの人間がNHKのヒアリングを受け、協力しましたが、企画は消えてしまいました。その後、いったん消えた弥太郎企画が大河に吸収されて『龍馬伝』になったようです」
主人公を期待していたのが、汚い引き立て役に──。あまりの落差である。≫
三菱はNHKに対して、大河ドラマの企画として龍馬ではなく弥太郎を主人公にするよう圧力をかけていた。
坂本龍馬に決まってからも、
≪「弥太郎役にはハンサムな役者を起用してほしい」≫
などと図々しい要求を出していた。
≪NHKと接点がある三菱関係者のなかには、グループ内から不満の声が高まれば、「三菱とNHKの間で板挟みになる」と悩む向きもあったようだ。その一人がNHK側に、
「わたしは針のむしろですか」
とこぼしたところ、NHK側はこう答えたそうだ。
「秋には龍馬が死に、弥太郎の物語になります。そこまで辛抱してください」≫
NHKの対応は三菱を小馬鹿にしていると言われても仕方あるまい。
大三菱と言えば事実上国営企業のようなものである。NHK風情がどうして、こんな風に三菱をおちょくれるのか?
NHK経営委員長に岩崎氏で調整 12月下旬就任へ
ここの「岩崎」は岩崎芳史委員長代行(三井不動産販売会長)のことである。
実際には、三井は表に立つのをいやがって福山通運社長の小丸成洋氏に委員長職を譲った。福山通運は表向きは近鉄グループだが、首根っこは三井に押さえられている。つまり、三井の子分である。
ということで、NHKとしては本音では三菱と事を荒立てたくないのだろうが、現状ではいろいろと難しいのである。
三井としては「龍馬伝」は三菱が成り上がり者であることを世に知らしめる格好の機会になった形だ。
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