2010年1月23日土曜日
「守護霊を体に入れなさい」の霊感商法で950万円の訴訟
インチキ商法が後を絶たない。不幸にして引っかかってしまった人は泣き寝入りなどせずに訴訟するべきである。
守護霊を体に入れなさい…有名“霊能力者”霊感商法で提訴
≪「守護霊を体に入れなければ幸福になれない」などと不安をあおられ、宗教的儀式に法外な費用を支払わされたとして、名古屋市の女性(49)が21日、宗教法人「H」(通称R院)と「霊能力者」としてテレビ出演歴もある主宰者のSY子氏らに、損害賠償など計約950万円を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。≫
世の中に騙されやすい人はいるものだ。自分がどうなのか知りたい人は簡単に確認する方法がある。
「宝くじを買ったことがあるか?」
買ったことのある人は気をつけた方がいい。
霊感商法と言えば統一教会の専売特許みたいだが、どんな宗教法人でも多かれ少なかれやっている。「お守り」だって霊感商法である。
実は私も多少は霊感がある。名前を見ただけで、本物か偽物かは大体判別できる。
今回のお名前は判りやすかった。
「幸福」という観念は抽象的なものである。しかも主観のみで判断する概念だ。
同じ条件でも人によって幸福だったり不幸だったりするわけだ。
今回の宗教法人は仏教系だから、本来の幸福は「寂滅」のはずである。無に帰することが最高の喜びなのだから、世俗の人間はあまり有り難がらない。
初詣の願掛けなどでも、庶民の願望は浅ましいものが多い。
熱心に祈願するのはいいが、自己矛盾に気づくくらいの知恵は持っておいた方がいい。
「人を出し抜いて自分だけ利益を得よう」と願を立てる人も多いだろうが、「神様」がそれを受容するかどうか考えてみた方がいい。
尤も、神様もピンキリだから、どの神様を拝むかによっても違ってくるだろう。
初詣の一番人気は明治神宮だが、ご神体は明治天皇と昭憲皇太后である。つまり、参詣者は明治天皇と昭憲皇太后の遺徳に対して願を立ててるのである。勿論、前提としてこの両者が神格化していることを肯定しなければならない。
「お賽銭を1000円入れたから、最低それ以上の御利益があってくれ」と期待しても無駄である。
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2010年1月22日金曜日
小沢氏世界の注目指導者3位に

世界的に政治家の質と指導力が矮小化している。裏経済シンジケートが幅を利かしているので、外見的にも強烈な指導者が出にくい状況になっている。
日本の政治家など、世界のマスコミからほとんど相手にされない状況が続いた。まあ、小泉以降コロコロ替わりすぎたのでやむを得ない面もある。
安倍・福田・麻生と内向的な性格で、外国マスコミがネタにするにはその存在感があまりにも矮小すぎた。
麻生氏あたりは「アスホール」と発音が似ているというので少し話題になったが、いくら漫画好きで漢字の読み間違いが多くても、外国人には理解しづらく関心が薄かっただろう。
鳩山氏は久しぶりの政権交代をしてなった首相で「宇宙人」、奥さんがスピリチュアリストということで、当初は話題になったが、政治とは無関係の話題では尻つぼみである。
それに、実質的な日本の支配者でないことも知られるようになって外国マスコミの関心も薄らいだ。
今日本で一番ホットなのはやはり小沢氏である。「日本のフィクサーで反米的、中国と何やら密約しているらしい」と、何となく金正日を彷彿させるイメージを持っているようだ。
日本で行われている小沢叩き報道も当然外国にたれ流されている。たれ流す理由は簡単だ。日本のマスコミがアメリカの支配下にあるからだ。
今回のこの記事もそれと無関係ではないだろう。
アメリカのマスコミは小沢氏を敵として認識している。敵ならば大物に仕立て上げた方がいいのである。やっつける相手は小ものよりは大ものの方がインパクトが強い。
最近飽きられたビン・ラディンに替わって、小沢氏を悪役にしようという魂胆であることが考えられる。
今回の調査はあくまでも「注目」であり「実力」ではない。「実力」で名を挙げるなら小沢氏よりもプーチン氏の方が格が上である。
良かれ悪しかれ、小沢氏以外の日本の政治家は外国では全く相手にされていない。
世界の注目指導者3位に小沢氏、首相は入らず 米調査会社
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パチンコをするよりJAL株を買え 5千円で楽しめるギャンブル
ギャンブルは基本的に寺銭で決まる。麻雀のように技術が大きく左右する競技もあるが、一般に寺銭比率の高いギャンブルは儲けを期待することができない。
ギャンブルの中で最悪最低なのが言わずと知れた宝くじである。寺銭率55%と、もう詐欺以外の何ものでもない世界である。
取り柄は賞金の巨額さとお手軽さである。やり方は「ただくじを買うだけ」という単純なもので、技術もへったくれもない。
頭のいい人間は絶対こんなギャンブルに手を出さないだろう。
無知な庶民から金を搾り取る悪質きわまりないギャンブルである。
全般的に、公営ギャンブルは寺銭率が高い。手を出せば大損するシステムになっている。
悪名高い競艇もそうだが、競輪・競馬も寺銭率が高い。
私営ギャンブルで唯一公認されているのがパチンコだが、これも私営ギャンブルとしては異様に寺銭率が高い。
ヤクザがやっている賭場はもっと良心的だが、イカサマ被害にあった時国家は面倒を見てくれないのがつらいところである。それに、手を出したのが発覚すれば当然罰せられる。
外国に旅行してカジノや宝くじに手を出す方法もあるが、仮に儲けたところで日本に持ち帰れば法外な税金を徴収される。
「何とか、合法的で寺銭率の低いギャンブルはないのか?」と探してみると、何と!…ありました。
「株」です。
えっ、「馬鹿野郎、株なんか元手がいるし、手続きが面倒だろう」ですか?
それが、5千円で買える株があるんです。まさにパチンコ代ですね。
株取引も昔に較べれば簡単になった。ネットで検索すればネット証券のサイトがすぐ引っかかる。楽天あたりが一番手軽である。ヤフオクとかやっている人ならネットバンキングもしているだろうから、口座を開くのも簡単。一週間もすれば手続き完了である。競馬や競輪もネットで買えるご時世だから株でも同じである。
今回の目玉は「JAL」である。潰れそうなぼろ株を買って一時的に値上がりしたら売り抜ければいいのである。宝くじよりは多少テクニックが必要だし、幾分競馬的な要素もあるだろう。
公営ギャンブルよりも寺銭が低いだけ絶対こっちの方が得だ。
今回ゲンダイさんが「JAL」の他にぼろ株を30銘柄紹介している。
北朝鮮にカンパを続けているあなた、この際もっと割のいいギャンブルに変更しませんか?
JAL株のマネーゲームで脚光 5000円で楽しめる31銘柄
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2010年1月21日木曜日
NHK 「汚すぎる岩崎弥太郎」で三菱と険悪状態に

私もつい惰性で大河ドラマ「龍馬伝」を見てしまったが、確かに岩崎弥太郎が汚すぎる。
どの程度史実に基づいてNHKが制作したのかは疑問である。
Wikipediaによる岩崎弥太郎は以下の通り。
岩崎弥太郎
土佐国(現在の高知県安芸市)の地下浪人・岩崎彌次郎とその妻・美和の長男として生まれた。地下とは郷士の株を売って居ついた浪人のことである。武士としては最下層だったわけだ。
≪幼い頃から文才を発揮し、14歳頃には当時の藩主山内豊熈にも漢詩を披露し才を認められる。≫
と、頭が良かったことになっている。まあ、立志伝中の人物だから頭が良かったのは確かだろうが、殿様に拝謁したとかの下りは眉唾ものである。
岩崎弥太郎物語
こちらは三菱さんの岩崎弥太郎伝である。こちらでも「青年時代は極貧状態だった」と太鼓判を押している。
「別に岩崎弥太郎が小汚い青年であってもいいじゃないか」と思うのだが、やはりビジュアル化すると抵抗が発生するようだ。
岩崎弥太郎が「汚すぎる」
NHK大河ドラマ「龍馬伝」に「三菱」がブーイング
当初は三菱も岩崎弥太郎が大々的に放映されると言うことでこの大河ドラマにかなりの期待をしていたようだ。
しかし、できあがった作品を見たら、三菱の落胆は大きかった。
≪「思った以上に汚い格好で出てきたな。もうちょっと何とかならないのか」
「史実は、ここまでひどくはなかったんじゃないか」
演技派俳優の香川照之が演じる弥太郎は、ボロボロに破れた服を着て、髪はボサボサ、歯はガタガタ、鳥かごを背負って売り歩く、最下層の武士だった。≫
坂本龍馬を引き立てるためにNHKが頑張り過ぎた観も否めない。しかし、「当時の地下浪人なんぞはあんなものだろう」という声もある。
不満の背景にはNHKとの裏交渉挫折があったようだ。
≪この関係者によると、そもそも1年半ほど前、「日本を元気づけるようなドラマを作りたい」と、NHKが弥太郎を主人公とするドラマを企画したという。
「そのときにグループの人間がNHKのヒアリングを受け、協力しましたが、企画は消えてしまいました。その後、いったん消えた弥太郎企画が大河に吸収されて『龍馬伝』になったようです」
主人公を期待していたのが、汚い引き立て役に──。あまりの落差である。≫
三菱はNHKに対して、大河ドラマの企画として龍馬ではなく弥太郎を主人公にするよう圧力をかけていた。
坂本龍馬に決まってからも、
≪「弥太郎役にはハンサムな役者を起用してほしい」≫
などと図々しい要求を出していた。
≪NHKと接点がある三菱関係者のなかには、グループ内から不満の声が高まれば、「三菱とNHKの間で板挟みになる」と悩む向きもあったようだ。その一人がNHK側に、
「わたしは針のむしろですか」
とこぼしたところ、NHK側はこう答えたそうだ。
「秋には龍馬が死に、弥太郎の物語になります。そこまで辛抱してください」≫
NHKの対応は三菱を小馬鹿にしていると言われても仕方あるまい。
大三菱と言えば事実上国営企業のようなものである。NHK風情がどうして、こんな風に三菱をおちょくれるのか?
NHK経営委員長に岩崎氏で調整 12月下旬就任へ
ここの「岩崎」は岩崎芳史委員長代行(三井不動産販売会長)のことである。
実際には、三井は表に立つのをいやがって福山通運社長の小丸成洋氏に委員長職を譲った。福山通運は表向きは近鉄グループだが、首根っこは三井に押さえられている。つまり、三井の子分である。
ということで、NHKとしては本音では三菱と事を荒立てたくないのだろうが、現状ではいろいろと難しいのである。
三井としては「龍馬伝」は三菱が成り上がり者であることを世に知らしめる格好の機会になった形だ。
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末期癌男性 30人で説得も投身自殺
説得5時間、「ごめんなさい」と男性投身自殺
19日午後3時5分頃、静岡県西伊豆町の黄金崎公園展望台近くで、海に面した斜面の手すりの外側に初老の男性がしゃがみ込んでいるのを観光客が見つけた。
観光客の通報で駆けつけた松崎署員や町役場職員ら30人に対し、男性は「癌の痛みが続いて耐えられない。死にたい」などと自殺をほのめかしたため、同署員ら約30人がかりで説得した。
「生きていればいいことがある」などと言葉をかけ続けたが、男性は午後8時10分頃、「ごめんなさい」と言い残して約30メートル下のがけ下に身を投げた。
警察の要請で出動した漁船が約1時間半後に岩場で倒れていた男性を収容したが、全身を強く打ってすでに死亡していた。
男性は60~70歳くらいで、身長約1メートル70。中肉で、黒色のナップサックを持っていた。同署で身元を調べている。
日本は世界最大の自殺大国だ。公称自殺数は年間3万5千人だが、実際は変死を考慮していない。変死の大半は自殺と推定されている。今回の事件も目撃者がいなければ「変死」として処理された。
その変死者数は年間20万人である。そのうちの半数が自殺であっても、実際の自殺者数は年間13万人にも及び、日本人の年間総死者数の13%に相当する。日本人の8人に1人は自殺する計算だ。
しかし、自殺の中身を見ると、このように病気を苦にした自殺があまりにも多い。
不治の病に冒され、延命治療費が莫大にかかれば、私もためらわず自殺の道を選ぶ。関係者に迷惑をかけたくないからだ。
日本では安楽死を幇助した者は殺人犯になってしまうから、結局自殺しか手段はないのである。
安楽死を妨害し続けている勢力は医師会から金をもらっているのだろうか?
安楽死というとマスコミも倫理的な側面ばかり取り上げているが、そんな上面なきれい事よりも、現実的な判断が求められている。
勝手に死なれると困るのは身内ばかりではないのである。
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2010年1月20日水曜日
石川遼 明大裏口入学ドタキャンの真相

石川遼ほど実力を測りかねるゴルファーも珍しい。メディアがネタ欲しさに、捏造記事を乱発しているのが原因である。
女子ゴルフに押されて低迷を続けてきた日本の男子ゴルフ界にあって、石川遼は救世主だった。正確には「救世主に仕立て上げた」というべきだろう。
【ゴルフ/裏側】石川遼のため明大が「特別ルール」作り合格も、情報が漏れ進学取り止め…多くの明大関係者が「石川は一体何様なんだ」と激怒
この2ちゃんねるレスに以下のようなものがあった。
≪石川遼さんの華麗なる歴史
2007年マンシングウェアオープン KSBカップに推薦枠で出場
(マンデー予選下位落第にもかかわらずTV局のディレクターが無理やり推薦した)
初日、暴風のため中止、2日のみ開催
石川より上位の3人が突如「競技員の合図無しにスタートしたとして失格」史上最年少優勝を達成
プロに転向、パナソニック、ヨネックスとの契約を獲得
某大会にて石川がコソ練していたことが発覚
石川出場の大会はいわゆる「石川セット」と呼ばれ飛距離優位のレイアウトで開催
2008年シーズン終了時の世界ランキング60位でマスターズの出場権を獲得することはできなかったが、スポンサー及びマスゴミの力添えのおかげで大会出場にねじ込むことに成功。案の定予選落ちという結果に終るも、 「攻めのゴルフ。ウッズの後ろを回った」等 提灯記事でイメージ維持する日々が続く
2009年MVPに小泉会長がルール、規定を破って石川に授与
大学進学挫折発表
石川遼 17位タイでギクシャクしだした
「チーム遼」
●今年のツアーはどの会場も例年よりラフが浅いと多くのシード選手が指摘し、それを「石川仕様」と呼んでいる。ドライバーを曲げまくる石川の救済策と心得ているのだ。この試合のコース関係者も次のように語っていた。「天候の関係で長くしようとした芝が伸びなかったというのが公式見解だが実際は主催者、中継局の要請で短くし、去年のように“石川仕様”に仕上げました」。
高校生がツアーでこれだけ稼げるだけでも立派なものだと思われるのだが、コースセッティングにまで口を出して、「金の卵・石川」でひと儲けを企む取り巻き連中には不満な結果だった。この石川に付いて歩く連中はツアー内で、だれが命名したか「チーム遼」と呼ばれている。 ≫
石川遼に関しては提灯記事が目立つ一方、誹謗中傷記事もやたらと多い。
石川が特定のマスコミと契約しているのだろうか、あぶれた報道機関が嫌がらせに当てつけ記事を書くケースもあるだろう。
明大に入学できなかった連中の恨み辛みもありそうだ。
一般的に提灯記事と誹謗記事を比較した場合、誹謗記事の方がより事実に近い傾向がある。共に誇張・歪曲表現が多用されているが、たれ込み情報は誹謗記事の方からもたらされる。
大学進学に関しても、石川選手が高校にはまともに通ってはおらず、単位不足気味であったことは事実だろう。単位を「特別活動」等で代替するような緊急措置によって何とか卒業にこぎ着けることが予想される。
別に高校を卒業しなくても、高認試験に合格すれば大学受験資格を得ることができるのだが、全く勉強していないであろう石川選手にそれをやらせることは無理である。
そもそも全く勉強していない人間が大学進学すること自体おこがましいのである。
≪本人は早稲田が本命、筑波が第2志望だったようだ。明大側からオファーがあったので一応押さえに考えていたが、事実上早稲田・筑波が相手にしてくれなかったので、明大側がかなり本気になってしまった。(これはゲンダイさんの推測である)≫
まあ、あり得そうな話だ。仮に大学に入学してもまともに通うことはないだろう。遅かれ早かれ「中退」することは見え見えだった。
石川選手にとって大学に入学することはアクセサリー的な意味しかない。「余計な時間を割くよりは仕事に精を出した方がいい」と判断したのは賢明だった。
≪裏口入学を某週刊誌にすっぱ抜かれて外聞を気にした石川選手の父親がドタキャンをした。(これもゲンダイさんの憶測)≫
ゲンダイさんもまさか父親やその周囲から確認したわけではないだろうから全くの憶測記事である。
事実はどうだか判らないが、入学準備を進めていた明大側がすっぽかされて激怒しているのは事実だろう。
もっと激怒しているのは、まじめに明大に受験して入学できなかった連中である。しかし、一芸に秀でている人間にはそれなりに特権が与えられることもよくある話だ。
無能な凡人がいくら激怒しても、「下衆のやっかみ」で、はい、お仕舞い。
しかし、石川選手がからむとやたらとルール変更情報が飛び交ってしまう。
マスターズ出場で「石川マネー」争奪戦…海外でも
石川選手はデビュー当時、馬鹿なマスコミが「はにかみ王子」なる気色の悪いニックネームをつけたが、「はにかむ」のが国民ならば納得がいく。
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2010年1月19日火曜日
プロ野球の恥部を知り尽くした男 小林繁氏急死
小林繁氏急死…球界衝撃 57歳早すぎる
巨人、阪神の元投手で、現日本ハム投手コーチの小林繁氏が17日午前11時ごろ、福井市内の病院で心不全のため急死した。57歳だった。
あまりにも突然の悲報である。
小林氏は72年に巨人入り。76、77年はともに18勝を挙げて長嶋茂雄監督のリーグ連覇に貢献した。しかし、江川事件のあおりを受ける形で、79年の春季キャンプ直前に巨人から阪神へのトレードを通告された。同年に対巨人戦8連勝を含む22勝を挙げて、2度目の沢村賞を獲得。83年に引退するまで悲劇のヒーローとして、阪神ファンのみならず国民的な人気を博した。
江川事件
小林氏にとってみれば江川事件は悲劇的な内容だったが、ハタから見れば滑稽千万な事件だった。
欲しいものがあったら札束で叩いて強欲に手に入れる。今も昔も変わらない。
こんな無法がまかり通ってしまったのだから呆れるばかりである。
私は読売のファンではないので、こんなチームを応援できるファンの心境は理解できない。まあ、人好き好きだが…。
ちょうどこの頃からプロ野球の人気は下降線をたどっていった。傲慢無礼な読売から人心が離れたにもかかわらず、マスコミは読売の中継枠獲得に血道を上げていた。結果として野球中継の視聴率はじり貧になっていった。
読売が9連覇したころに公然と言われていた噂があった。審判団が読売の幇間をやっているというのである。
景気のいい読売が審判団の面倒をいろいろとみてやったので、試合の時も審判は公正なジャッジができなかった。
対戦相手のピッチャーが投げる球に対してストライクゾーンを狭くとり、読売のピッチャーにその逆をやれば、それは読売に有利な展開になるだろう。
八百長は、亀田や大相撲の専売特許ではない。
阪神に移籍した小林氏はその年読売相手に8勝したが、これはさすがに読売の選手が戦意喪失した観は否めなかった。戦意喪失の前に不正ジャッジも役立たない。
古巣・巨人にも衝撃…長嶋氏「悪いことした」
江川氏「申し訳ない。一生消えない」
長嶋氏も江川氏も罪悪感に苛まれたようだが、勿論彼らの責任はない。彼らは駒に過ぎないのだから。責任は読売の経営陣にあったことは言うまでもない。しかしと言うか当然というか、経営陣から反省の弁を聞いたことはない。
“球世主”だった小林氏 トレード拒否なら球界分裂も
分裂が起きる要因などなかった。読売が完全に仕切っていたからだ。
「プロスポーツの実態など所詮はこんなものだ」と一般庶民に判りやすく教えた事件だった。
阪神が小林氏を指名したのは、小林氏が阪神をカモにしていたからである。コテンパンにやられまくっていた小林氏を自軍に引き入れても優勝はできなかった。審判の嫌がらせがあったことを考慮してもだらしなかった。
亀田VS内藤のプロ野球版といえば、事情を知らない連中もイメージがわきやすいか?
ご冥福をお祈りします。
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