2011年5月30日月曜日
海水注入中断指令を無視した原発所長はやはり懲戒免職か?
(元記事)海水注入中断問題 東京電力、現場判断で海水注入は継続されていたとの見解発表へ [5/26 14:10]
≪東日本大震災の翌日、福島第1原子力発電所1号機への海水注入が一時中断したとされる問題で、東京電力が、実際には現場の判断によって海水の注入は中断されていなかったと、26日午後に発表することがわかった。
この問題では、3月12日に1号機への海水注入が、菅首相の言動を受けて55分間中断されたとして、野党が厳しく批判していた。≫
私の解釈だが、海水注入中断を命じたのはアメリカで、菅首相はろくに考えもせず東電に垂れ流し、東電もそのまま所長に命じたものと思われる。そして、所長は自分の意志で拒絶したのである。
慌てた東電側は菅首相と相談して、「アメリカには虚偽の報告をした」と考えられる。
これが一番つじつまのあった考え方だ。
「記憶にない」「その事実を知らなかった」は「白を切ります」と言っているのと同じだ。
(参照記事) 東電 「海水注入、実は中断してませんでした。所長の判断で」…発表 [5/26]
ホウ酸に関してはアメリカもしつこく言っていたので、これはアメリカの命令かもしれない。
(参照記事)注水継続の吉田所長、処分も検討…東電副社長、記者会見で [5/26 16:49]
今のところ世論を味方に付けている所長だが、日本人はニワトリ並みの記憶力である。すぐに忘れる。それに対して、命令無視を憎悪しているアメリカ関係者や役人どもは粘着質の体質だ。
(参照記事)「私はいったい何だったのか」…原子力安全委員会の班目委員長、海水注入中断、東電の訂正発表で [5/26 16:38]
お飾りに決まっているだろう。
(参照記事) 東電 「所長がもう1回考えたら、『注水継続してた』が出てきた」「政府とのつじつま合わせはない」「所長の会見は無理」
意味不明の弁解だが、「国民ではなくアメリカに対して泣きついている」と解すれば多少は理解できるか?
ちなみにアメリカさんは今回の事故で日本人をモルモットにしようとしている意図も伺える。
アメリカさんにも相当のご迷惑をかけたことは事実だが…。
漂流物来襲等で今後も更なるご迷惑をおかけすることになる。
今後はこの口の軽そうな所長さんをいかに黙らせるかが焦点になりそうだ。
(参照記事)吉田所長「国会で議論になり、よく考えた」「正しい事実に基づき、事故の評価・解析が行われるべきと考えた」 [5/26]
どう考えても、この所長さんにあまり本当のことを喋られてもまずい。
(参照記事) 自民・谷垣氏 「東電の訂正…何が本当なのかよく解らない。あまりの迷走に開いた口ふさがらない」 [05/26]
所長が保身のために自民党に泣きつくのも方策だが、自民党自体がCIAの下部組織みたいな団体だ。アメリカに命を狙われているのに、助けを求める相手としては無意味に近い。
(参照記事)海水注入、実は福島第一原発・吉田所長が独断で継続 [5/26 21:09]
国内でいくら英雄視されようがスケープゴートであることには変わりない。
(参照記事)海水注入独断継続の吉田所長はこんな人
マスコミはすぐ調子に乗る。
(参照記事)海水注入の継続を発表しているが客観的なデータや証拠なく…読売新聞[05/27]
マスコミが御用学者をかき集めて事実の隠蔽工作に躍起だ。
この所長さんの今後の処遇だが、やはり「何らかの手段で沈黙させる」路線が妥当なのだろう。金銭的な決着で収拾がつけばいいのだが…。
「万が一のことがあったら、この内容をマスコミに送りつけてくれ」と近親者に機密文書を委託する話は小説やドラマ等で見かけられるが、今回の場合、仕掛けたのがアメリカで、マスコミはその言いなりだから、その方法はあまり保身の役には立ちそうもない。
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