2010年3月1日月曜日
日本家電壊滅危機 トヨタの次はパナソニック?テレビ高すぎて全く売れず
かつてのお家芸だった家電だが、日本製品は不振を続けている。理由は簡単。性能の割に値段が高いからだ。
日本人だって買う気は起きない。
「一体日本のメーカーは何を考えているのだろうか?」
かなり以前からこんな調子だったので、「ここに至って突然」というわけでもない。
いわゆる「じり貧」というやつだ。
家電の前はパソコンだった。バブルの頃は日本製品は世界を席巻していたが、やがて海外の安売り攻勢の前にもろくも崩れ去った。
日本のメーカー側の言い分を訊いても、枝葉末節にこだわったような回答しか得られない。
人件費の関係でコストを下げられない。
アジア諸国の製品の質が向上し、日本製との差が縮まった。
日本の競争力が低下した理由はいくらでも指摘できるが、他の先進国のメーカーはそれなりに工夫して凌いでいるのである。日本のメーカーのみが無策に等しい対応ぶりである。
あのホリエモン氏がパナソニックのテレビを酷評している。
ホリエモン「サムスン製の40inch薄型テレビが$500切っている。日本の家電業界は終わった。さよなら」
≪また、堀江氏の自宅の液晶テレビ『ビエラ』にも言及し、「自宅にあるパナソニックの65V型TVに載っているネット閲覧機能はアクトビラ。PS3もあるけど。操作性はイマイチ。反応遅いし。んで、伝統的なテレビリモコンは操作性最悪。ということで日本の家電はトホホなんです。アクトビラとかマジ、トホホです。ほんと、寂しくなる」と、あまりに使いにくい(さらに高額な)日本の家電に対して悲しみを語っている。≫
日本の家電メーカーは顧客をマニアックなオタクに限定して商売しているとしか思えない。
どうでもいい機能はスパッと捨てて、操作性のいい商品を開発できないものだろうか?
サムスンが$500で商売しているのなら$450の製品を作り出す気概を持てないのだろうか?
高度成長時代の日本はこうだった。安くて優秀な製品を武器に欧米諸国に殴り込みをかけ、シェアを奪い取っていったのである。
売り家と唐様で書く三代目
アメリカで泣いた豊田社長を見るにつけ、日本の世相をよく表した川柳である。
赤字が止まらないパナソニックのテレビ事業に“黄信号”灯る
パナソニックはテレビだけには留まらない。すでに企業そのものがお荷物になっている。
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