2011年6月16日木曜日

地下3600メートルに潜む「悪魔の虫」メフィスト発見される


最初にお断りしておくが「悪魔の虫」はあくまで固有名詞である。地下深くで発見されたので、悪魔を連想しただけの話だ。

ただ、このような環境下でも棲息できる生命が存在することは、学術的に大きな意味を持っている。

(元記事)地下3.6キロに生息する線虫を発見 南アフリカ

≪新しい研究によると、これまでで最も深い地中に生息する“悪魔の虫”が見つかったという。
発見された線虫は、ファウストの伝説に登場する悪魔、メフィストフェレスにちなんでハリケファロブス・メフィスト(Halicephalobus mephisto)と名付けられた。この発見は、地下にこれまで知られていなかった豊かな生物圏が存在することを示唆している。≫

海底では熱水鉱床の生態系も有名である。
地表の生命体が全滅するような事態になっても、地球生命そのものが絶滅することはなさそうだ。

≪今回の線虫は地下3.6キロの深さで発見された。これまで線虫の生息は、数十メートルの深さまでしか確認されていない。数キロの深さで知られていたのは微生物だけで、発見された体長0.5ミリの線虫は、そうした微生物をエサにしていると考えられる。≫

ここまで深部だと餌のサイズもあまり大きいものは期待できない。ただし、この線虫を捕食するもっと大型の動物がいる可能性は考えられる。

この線虫が捕食しているバクテリアのサイズは、線虫を人間サイズにすれば、粟粒程度の大きさになる。恒温動物のような燃費の悪い動物ではとても生活できない環境だ。

≪オンストット氏と、ベルギー、ヘント大学の線虫学者ハエタン・ボルホニー氏がハリケファロブス・メフィストを初めて発見したのは、南アフリカの金鉱の底深くだった。しかしそのとき研究チームは、この線虫が抗夫によって持ち込まれたものか、岩から出てきたものか、確信を持てなかった。≫

この手の新発見で疑われるのは、「人為」である。発見するためには「人為」が必要なので、発見者がキャリアでないことを証明しなければならない。
そして、最初に確認された場所が坑道だったことも「人為」性が強く疑われる結果になった。

≪それをはっきりさせるため、ボルホニー氏は1年かけて金鉱の奥深くの水脈をボーリングし、水の中に棲む線虫を求めてサンプルを回収し、それを濾過した。そして、合計3万1582リットルの水を漉し流した末に、ついに地中深くのいくつかの岩の中から線虫を発見した。≫

というわけで、新発見の証明には多大な費用と時間がかかるのである。

しかし、今回の発見は、宇宙生命体の存在を考える上で大きな進展があったものと考えられる。

かつて火星の地表面に生命体が存在した場合、現在でも地下に棲息している可能性が考えられるようになった。火星の地下には大量の水が存在することが確認されている。

同様に、大量の水を保持している木星の衛星エウロパも期待できる。

ところで、生命の発生だが、惑星単位のスペースと時間では、確率的に考えて自然発生する可能性は全くない。

よく科学番組等で解説している「35億年前海の中でタンパク質が合成されて生命が誕生した」などという設定は単なる仮説に過ぎず、確率論的には妄想に近いものである。

テレビの部品を箱に詰めて、それを振ったら何回目に組み立てられた状態のテレビが出現するか?」というのと同じくらいの確率だ。
全宇宙の素粒子数は10^80個程度と言われているが、テレビ完成のためには最低でも10^800回程度振動させることが必要である。これは全宇宙の素粒子が宇宙開闢以来1秒間に10^100回振動し続けても到達できない回数である。

地球の生命は外部から飛来したと考える方が合理的なのだが、問題は「どのように飛来したか?」だ。

隕石に付着したとか、彗星のガスと一緒に降り注いだとかいう説もあるが、これも妄想に近い。
火星から飛来したとされる隕石の内部に生命痕らしき化石上の模様があった、などとNASAが発表したことがあった。

(参照記事)NASA、地球に落ちた隕石に地球外生命体の化石を発見!?

しかし、「予算欲しさに騒いだだけ」という批判もある。

仮に人類が火星に到達しても、最初に発見する生物は、人間が運んできたものである可能性が一番高い。

地球上の最初の生命体も同様のことが言えそうだ。
地球生命の起源は宇宙人が捨てたゴミにくっついていた黴菌だったのかもしれない。
海から生命が自然発生するのよりは、確率論的にもこの方が圧倒的に高い。


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2011年6月15日水曜日

石原自民幹事長バカウヨ原発利権の本性丸出し「集団ヒステリー」と被災者を愚弄


(元記事)自民・石原氏 「反原発の動き…あれだけ大きな事故だったので、集団ヒステリーになるのは解る」

≪自民党の石原伸晃幹事長は14日の記者会見で、福島第1原発事故後の反原発の動きについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情としては分かる」と述べた。≫

やはり呪われた血だろうか?
国民を端から愚民としか見ていない傲慢な性格はオヤジそっくりである。
確かに、原発に対する国民の感情は過剰気味だが、元を正せば、杜撰でいい加減な原発政策を自民党政権時代に延々と続けたからだ。

こんな愚かしい政権に永らく舵取りを任せていた国民は確かに愚民だが…。
石原氏はもともと思慮の欠いた御仁である。財界連中と食事でもして、そこで飛び出た会話あたりをそのまま受け売りしたのだろう。

≪大きな事故があったじゃなくて、現在絶賛進行中なんだが≫

これは巷間の意見だが、現在も危機的状況が続いている原発事故を、さも昔話のように話している石原氏のボンボンぶりを目ざとく見破っている。

(参照動画)2011.06.14 00:00-01:00 / 福島原発ライブカメラ

こんな意見もある。

≪ヒステリーじゃなくて危険認識しただけだよ≫

≪国民を見下しているわけだ≫

石原氏の思考感覚が一般的日本人のそれと較べるとかなりずれていることが解る。

≪自民党は世襲とか富豪の息子ばっかりなんで、こういう大チャンスの時に、ポカやるんだよな。≫

この意見のように、民主党があまりにもだらしないので、自民党に期待する声も聞こえるが、CIAの下請け機関として売国政策を続けてきた政党である。
それでも景気がよくて、多少の見返りがあって、アメリカにさげすまれても懐が潤っているうちはよかったが、相変わらずさげすまれている上に逆にたかられるようになっては、それでも子分ヅラしているのはあまりにおめでたすぎるだろう。

今度「グリーン・ホーネット 」がリメークされたが、登場人物として出てくるカトーはアメリカ人の日本人観をそのまま表している。「便利な召使い」なのである。
国辱的な映画だと私は思うのだが、子分であることに抵抗感がない連中にはどうということがないのかもしれない。
バカウヨなどは喜んで観に行くだろう。ご主人様にほめられるのが無上の快感なのである。

≪苦しむのは孫、ひ孫の代だからな。国土汚されて、子孫の健康を損なわれても平気なエセ右翼≫

児玉 誉士夫などもそうだったが、CIAのスパイのくせに、国民に対しては「君が代だ、日の丸だ、靖国参拝だ」などと脅迫していた。
現在でも靖国神社に参拝する議員もいるが、あの神社に本当に英霊がいたならば、神をも恐れぬ冒涜行為をやらかしていることになる連中も含まれている。

≪原発で膨大な国土が喪失したわけだが
これを見て何の学習もしないとかそっちの方がおかしいわ≫

≪ヒステリーじゃねーよ。
原発は絶対に安全で事故らないと言ってたお前らの言った事が嘘だったから
反原発に動き始めたんだろうが。≫

≪自民政権下で3%だった原発シェアが26%まで引き上げられてます(笑 ≫

諸兄の怒りはもっともだが、「日本などどうなろうが知ったことではない」というのがバカウヨの発想だ。国民を日の丸にお辞儀させて、君が代を歌わせて、アメリカに絶対服従させれば、それでいいのである。



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2011年6月14日火曜日

公衆浴場の脱衣所で裸になった福井県職員猥褻容疑で逮捕される


よく判らない事件である。

(元記事)脱衣所で従業員を呼び裸見せつける=福井県職員(38)逮捕、容疑を否認

≪公衆浴場の脱衣所で、女性従業員に裸を見せつけたなどとして、福井県警生活安全企画課などは14日、県迷惑防止条例違反の疑いで、県人事企画課職員(38)を逮捕した。生活安全企画課によると、容疑を否認しているという。≫

何と!実名入りで報道されている。それほど凶悪な犯罪なのだろうか?

≪逮捕容疑は、2月26日と3月12日に、福井市にあるホテルの公衆浴場の脱衣所で、「タオルを持ってきてほしい」などと言って女性従業員を呼びつけ、わざと自分の裸を見せつけた疑い。 ≫

2回も同じ行為を繰り返したことは悪質性を伺わせるが、この文章を読む限り犯罪行為に該当するかは疑問である。

日本の公衆浴場では男性の更衣室に女性従業員(大概がおばちゃんか婆さんだが…)が堂々と出入りしているケースが多い。この方が問題があるように思われる。
従業員が男性だったならば、この容疑者もタオルを要求して見せつけるようなマネはしなかっただろう。

( ゚o゚)えっ!、「男性従業員がイケメンだったら…?」ですか?
(^^;)やっぱ、同じようなことをする御仁がいそうですね。



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w(°o°;)w 遺伝子操作で牛人間が誕生していた!



(参照記事)件(くだん)

≪件(くだん)は、古くから日本各地で知られる妖怪。「件」の文字通り、半人半牛の姿をした怪物として知られている。

その姿は、古くは牛の体と人間の顔の怪物であるとするが、第二次世界大戦ごろから人間の体と牛の頭部を持つとする説も現れた。≫

件(くだん)は伝説上の妖怪だが、最新のクローン技術をもってすれば、実現可能になってしまった。

(元記事)牛から人間の母乳 ヒトの遺伝子を移植したクローン乳牛が誕生/アルゼンチン

≪アルゼンチンの国立農業先端技術研究所は9日、 ヒトの遺伝子を移植した、人間の母乳と同様の乳を出すクローン乳牛を世界で初めて作ったと発表した。≫

現段階では母乳のみが人間で、その他は牛と変わりがないので、いわゆる倫理上の問題にはならないかもしれない。
それでも騒ぐ連中は必ず出るだろう。この連中がインシュリン注射をしていたら大笑いだが…。そう、インシュリンは「大腸菌人間」から作られているのである。

哺乳動物と人間とのキメラ化研究は移植手術用に進められてきた。現在の移植手術は、死体から摘出する方法や肉親からの提供以外に、貧困国から生体を売買する方法も公然と行われていた。

これが他の哺乳動物に置き換わることができれば、痛々しい状況も改善されるわけだ。勿論、動物愛護団体は猛反対することだろう。

哺乳動物で人間に一番近いのは言わずと知れたチンパンジー(ボノボも含む)である。何しろ、分類学上大型類人猿はヒト科に属する。他のサルとは一線を画しているのである。
その内、オランウータンとゴリラは遺伝子的にも人間とはやや疎遠な上、絶滅危惧種でもある。
ということで、同様に絶滅危惧種ながら比較的人口が多いチンパンジーに熱い視線が注がれることになった。

(参照記事)C型肝炎ウイルスクローン接種チンパンジーを用いた中和抗体エピトープの同定

十数年前まではチンパンジーは人体実験代替動物として重宝がられていた。

(参照記事)チンパンジーを生体実験から救おう

ところが、最近ではそれがやりにくい状況になってしまった。

(参照記事)エイズの起源はアメリカ?今テレビでやってます。チンパンジーの睾丸移植によって始まったようです!ほんまでっか?

現在ではチンバンジーの生体実験は肩身が狭い状況である。動物愛護団体も騒いでいるが、「エイズがチンパンジー起源」という学説が定説化しつつあり、チンパンジーはなまじ人間に近いだけに下手に遺伝子操作をすると恐ろしい病原体が出現してしまうリスクが高いことが判明したからだ。

では、チンパンジーと代替可能で安価かつ安全な動物はないかと探していると…、ありました。

(参照記事)人体への臓器移植用豚の育成に成功 南京

(参照記事)体細胞クローン豚「ゼナ」、約10年で寿命を終える 異種移植研究用のクローン豚

ということで、今臓器移植関係者間ではブタに熱い視線が集まっているのである。
周知のごとく、人間とブタは共通性が多い。姿・かたち・習性と似通った部分が多いのである。
今後人間ブタのキメラ研究は急速に進展するものと思われる。

(参照記事)【豪州】食肉処理残酷と牛輸出停止 インドネシアに対し

牛の屠殺法に文句を付ける連中はいるが、ブタに関してその手の話は知られていないので、実験動物としても最適だ。

ところで、「チンパンジーやイルカ、クジラは知能が高い動物だから殺すな」と主張する欧米の愛護団体は多いが、カラスなどはどうするのだろうか?

(参照記事)ブタ

実はブタも極めて知能が高い動物であることが知られている。
ブタは自意識を持っていることが確認されており、鏡に自分の姿を映せば、それが自分であることを認識できる。
アメリカではミニブタをペットに飼うのが流行っているが、清潔好きで、よくなつき、感情表現も豊かなことが知られており、「室内で飼うペットとしては最も理想的」と評する人もいる。

一般的に持っているブタへの悪いイメージは、豚小屋に代表される密飼いされ劣悪な環境化に置かれているブタに対するものだ。
収容所に送られたユダヤ人同様、ブタにしてみれば非常に不本意なのである。

(参照記事)ミニブタの飼育レポート

またブタの皮膚はきめ細かなことでも知られており、人間よりも上質である。
「おまえはブタみたいな奴だな」と言われたら、「頭が良くて清潔で肌つやが良い」という意味の褒め言葉と解するべきだろう。

豚肝臓の人体への移植などは実用寸前だが、更に期待されるのは脳移植である。人間の脳の遺伝子を持ったクローンブタを作って、バカウヨの脳に移植してやれば、知的障害が改善されるようになるかもしれない。


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放射能まみれになったお陰で東京の首都機能分散化進む


(参照記事)遅まきながら「東京脱出」を考え始めた日本企業

日本は以前から東京に諸機能が集中しすぎていたことが問題になっていた。
改善策はいろいろ検討されたが、ことごとく失敗に終わった。それが、原発事故によって東京が放射能まみれであることが確認され、外資系企業を中心に東京から脱出する機関が急増している。

労せずして首都機能分散化が実現した形だ。
では、それほど東京の放射能汚染は酷いのだろうか?

(参照記事)東京23区東半分で年間被ばく限度線量を超える恐れ 練馬区、足立区、江戸川区、板橋区、江東区、葛飾区、新宿区、豊島区、文京区

東京は老齢人口の比率が高いので、大多数の人間は気にするほどもないだろう。しかし、乳幼児をはじめとする若年層には問題がある数値だ。

(参照記事)首都直下地震「明日起きてもおかしくない」 東京湾北部を震源とするM7・3の地震で経済被害は約112兆円

それに加えて、千葉東方沖あたりで発生しそうな東日本大震災の最大余震や、時間の問題で発生するであろう東海地震による影響も避けられない状況だ。
更には「東京湾を震源とする直下型地震が発生する恐れがある」と言うからたまったものではない。

(元記事)東京の企業の30%が移転を検討、関西・九州・北海道が人気

移転状況は、やはり放射能に敏感な外資系が中心だが、国内の企業も移転を開始した。

やっていないのは政府機関くらいのものである。
大震災時の対応ぶりからして、政府機関を分散化させたところで、「代わり映えしないのではないか?」という声も聞こえるが…。


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2011年6月13日月曜日

定年退職者&高齢技術者による「決死隊」270人、無報酬で福島原発に突撃の真相


(元記事) 定年退職者や高齢の技術者270人あまり、「決死隊」結成し福島行きを準備…報酬は受け取らず

≪72歳のある日本人男性は、自分が楽しく過ごせる時間はそれほど長くないと考える。≫

「余生をお国のために捧げよう」と考えている高齢者は結構多そうだ。
人生いろいろだから、自己中もいれば献身的な人もいる理屈だ。

≪しかし、すべての定年退職したエンジニアが福島第一原発に残る物質の処理作業が悪い結果を招くと思っているわけではない。≫

今ひとつぴんとこない文面だが、「高齢なので放射能は怖くない」という意味か? 

≪「ガンになる前に、私はとっくに死んでいるだろう」と話す山田さんは、270人あまりの定年退職者と高齢の技術者を集めてチームを結成した。≫

癌よりも直接浴びる放射線障害の方が心配である。しかし、どうやって270人も同志を集めたのだろうか?

≪チェルノブイリ原発事故後、世界最大規模となる原発事故の現場にいつでも入って処理を行えるよう準備を整えている。報酬はもらわない考えだ。≫

東電も政府も報酬を払うつもりはなさそうだ。 

≪チームを立ち上げた山田さんは、住友金属工業で28年間働いた経験がある。 福島原発の処理作業はなかなか進まず、複雑な任務で、東京電力だけで簡単に処理することはできない。≫

しかし、この記事を書いた記者は本当にへたくそな奴だな。ろくな知識もないのに無理に文章を書くはめになったのだろう。 

≪山田さんは、日本政府が福島第一原発の管理を引き受け、彼のチームの参加を許可し、彼らの経験と専門知識を十分に利用して欲しいと望んでいる。≫

お役所主導のボランティアなら簡単だが、民間が名乗りを上げても大概は潰される。相手にするのが面倒だからだ。

≪赤十字社のように報酬はいらないという。≫

(^^;)確かに「報酬」は取らないが、あそこは莫大な「経費」を取ります。宮様を筆頭に6万人も職員がいるので、維持費に使われる税金もとい補助金も…。
あそこに潜り込めれば、公務員より待遇がいいですよ。
 
≪その一方で、日本政府の関係者は当初、この積極的な提案に対して冷たい 反応を示した。細野豪志首相補佐官は、山田さんのボランティアチームを「決死隊」とけなした。≫

民主党を毛嫌いしているのか、この記者、この部分にはリキが入っているな。
細野氏と言えば山本モナだが、自民党の後藤田正純氏と似た性格の御仁と見た。この御仁に庶民の感情の機微を期待しても無駄である。
 
≪しかし、5月下旬に東電本部で行われた会議で、細野豪志氏はこの提案を 認める姿勢を示している。その時、現場で働く若い作業員が大きな健康リスクに直面することが懸念されていたためだ。≫

現場の劣悪な労働環境がばれて、マスゴミどもがおもしろおかしく報道していた頃ですね。
事態は極めて深刻で、猶予がない状況なのに、マスゴミが騒いだために、下請けの連中がこぞって逃げ出してしまった。

これで、政府も体面にこだわっていられなくなったわけだ。

≪その少し前、福島で3人の作業員が熱中症で倒れ、同じ時期に、少なくとも 2カ所の工場の作業員が高放射能区域で作業し、ガンなどの病気になる高リスクに直面していることがわかった。≫

ボランティアで行くのもいいが、これからの熱中症対策はどうするのだろうか?
ご老体だけに心配である。
福島の夏の暑さは半端ではない。 

≪山田さんは、「問題は、最初の作業員はお金のために集まった人たちで、彼らは作業環境により逃げることができないことだ」と述べる。山田さんは現在、東電の近くにある小さな事務所で仕事をしている。「私たちは報酬はいらない。そのため、東電と対等に交流できる」と話し、自分のチームが最高の安全基準を守ることを強調した。 ≫

つまり、「東電の対応が気に入らなければ、いつでもプイッと出て行ける」とおっしゃっているんですね。

東電側も受け入れるのが大変そうだな。

≪海江田万里経済産業相は山田さんと会見し、ボランティアチームの提案を 認めたい姿勢を見せた。≫

海江田氏は単純な発想をする人なので、国民ウケだけを意識していたのだろう。 

≪情況から言って、「決死隊」は必要だ。しかし、これは最後の手段だ。「私は自分で望んでするが、それぞれが自分で決めなければいけない」 と山田さんは話す。≫

有り難いお言葉だが、東電が欲しいのは、命令に忠実に従ってノルマを確実に実行してくれる職員だろう。

「対等の立場」にいる相手だと、東電側も作業を依頼するのに苦慮することが予想される。



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引取先が見つからない放射能汚染がれきは沖ノ鳥島に埋め立てて最終処分しろ


(参照記事)首相「ガレキ処理さらには原発の収束にメド」までの続投に意欲

この人にあまりやる気を出されても困るのだが…。

(元記事)錯乱する総理大臣 病院で一度見てもらいましょう 周囲がみんな心配しています

ゲンダイさんの記事だが、面白かったので紹介しておく。

≪「注水を止めろ!」という菅直人総理の指示を、「現場判断」で公然と無視し、ニセの文書まで作って官邸を欺き注水を続けていた---。かつてこれほど侮られ、軽視された政府があっただろうか。

しかも東京電力福島第一原発の吉田昌郎所長は、指示を受ける半日前に直接菅総理と面会し、言葉を交わしている。
おそらくその段階で、「この人の言うことは聞く必要がない」と見切っていたのだろう。
原発事故発生当時、菅総理はそれほど混乱し、錯乱していた。

5月26日15時、東京電力は単独で緊急会見を行い、前代未聞の事実関係を明かした。事故発生直後の3月12日夕方、 官邸ら「再臨界の可能性がある。海水注入を止めろ」という指示を受けたにもかかわらず、吉田所長の独断で注水を継続していた、という。

会見に立った武藤栄副社長も、「注水継続の技術的な側面については、議論の余地がない」と吉田所長の判断をかばった。東電は吉田所長の判断を是とし、総理の指示がいかに的外れだったかを暗に指摘しているのである。≫

(参照記事)最終処分場、福島県内に=放射能がれき処理で-環境次官 

普天間基地の代替地でさえどの県も血相を変えて嫌がっているくらいだから、放射能汚染がれきの引受先など見つかるわけがない。
しかたないから、「福島で出したゴミは福島で処理してくれ」ということになった。

(参照記事)放射能汚染がれきの最終処分「福島県内はありえない」 福島県知事が環境次官に不快感

当然、福島県は猛反発。さあ困った。モンゴルあたりに再処理施設を建設する話は以前からあったが、まだ受け入れられる状況ではない。
広い砂漠を持つ国を拝み倒して、地中深く埋め込むのも方策である。
しかし、相手も足元を見てボッタクりしてくることだろう。
復興に莫大な予算が必要な日本としてはなるだけ節約したいものだ。

やはり、国内のしかる場所に埋めるしかないだろう。
沖ノ鳥島あたりに領土拡大もかねて埋め立てたらどうだろうか?
一応東京都だし、慎太郎知事がOKすれば実現可能だ。東京電力に起因するゴミなので、最終的に東京都が責任を取るのは筋も通っている。

文句を言いそうな環境保護団体は黙らせよう。

(参照記事)福島第一原発「地下に非常電源」はハリケーン対策だった 米国式設計裏目に 技術的課題丸投げ


何もかもアメリカ様の言いなりでやった結果である。
バカウヨどもは心底アメリカに追従しているので、「みんな民主党が悪いから」と言ってのけることだろう。

「日本国がかくまで没落したのは卑劣な売国バカウヨどもが跋扈しているせいだ」と言ってのけるだけでいいなら私も気楽なのだが…。

バカウヨどもは売国奴のくせに、「日の丸だ、君が代だ、靖国神社だ」などと生意気なことを抜かすから余計腹が立つのである。
アメリカにしっぽを振ってキャンキャン吠えているくせに、「自主憲法」はないだろう。
パクリ文化を自慢し、反日プロパガンダを捏造して騒いでいる朝鮮人の方がまだ可愛げがあるくらいだ。

尤も、バカウヨでも工作員は日本人ではない連中すなわち「非国民」が多い。日本人でないから気楽に売国行為ができるのだろう。非国民が日本人を「非国民」と罵っていれば世話はない。

しかし、県会議員や国会議員ともなると一応日本国籍所有者なので、バカウヨ風に振る舞う連中は、心底見下げ果てた輩である。

(参照記事)福島原発で作業に従事する東京電力社員2人の被ばく、600ミリ・シーベルト超

≪東京電力福島第一原子力発電所で作業に従事していた東電の男性社員2人の被曝ひばく量が、緊急時の線量限度である250ミリ・シーベルトを超えていた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は10日夕の記者会見で、2人の被曝量は、1人が678ミリ・シーベルト、もう1人が643ミリ・ シーベルトだったことを明らかにした。≫

日本という国は、以前からお役所が現場の事情を考慮しないで、愚かしい指令を朝令暮改式に繰り出すことで知られていた。
おそらく、「現場の意見は絶対に無視する」という金科玉条が存在するのだろう。

東京電力は表向き株式会社を装っているが、実態はお役所以外のなにものでもない。社会保険庁や道路公団と同じである。

≪ 同保安院の西山英彦審議官は、「健康には影響はない」と述べた。≫

西山英彦

≪事故直後3月12日午後には、担当者の原子力安全・保安院の中村幸一郎審議官(原子力安全基盤担当)]が記者会見を行っていた。
しかし、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」との発言内容を官邸側が問題視したこともあり、翌13日午前5時の会見では、根井寿規審議官(原子力安全担当、核燃料サイクル担当)]が担当した。

しかし、その彼も、最初の会見で「(会見を)やりたかないんですけれども、(中略)幹部からの指示で私が会見させていただきます」などと発言したことが問題視され即座に交代させられた。

そこで、西山が本省の審議官級では数少ない保安院経験者であること、本省の報道室長を歴任したことなどから、広報担当として同日午後から会見した。当初は記者の質問に即答できず、はにかみながら資料をめくり苦慮する姿が印象的であったが、次第に場慣れして広報担当者として円滑にこなした。

震災事故直前までは通商政策局大臣官房審議官(通商政策局担当)や資源エネルギー庁電力・ガス事業部長であったが、原子力安全・保安院 企画調整課長]を経験している。≫

西山氏は本職がお役人で、最初こそは場慣れせず、あたふたしていたが、すぐに鉄面皮ぶりが板についたのである。

原子力安全・保安院

保安院はバカウヨどもが崇拝してやまない小泉純一郎氏がアメリカの命令で作った組織である。
名前の通り原子力利権の安全を保安するのが職務だ。



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