2011年9月22日木曜日

この国に正義無し!?中国“下水油”報道局の記者、めった刺し殺害される


地溝油

≪地溝油(ちこうゆ)とは、中国で社会問題化している再生食用油のこと。工場などの排水溝や下水溝に溜まったクリーム状の油を濾過し、精製した安物の食用油脂。 日本では下水油(げすいあぶら)と紹介されることも多い。

中国全土の動物油と植物油の年間使用量が2250万トンであるが、食用植物油の生産量は2000万tに過ぎない。この差が、地溝油であると推測する。全体の1割程度以上の規模であり、10回外食をすると、そのうち1回は地溝油を食している計算になる。

地溝油に含まれる最も危険な成分は発がん性物質のアフラトキシンであり、その毒性はヒ素の100倍にも及ぶ。劇毒の農薬である「666」と「DDT」も基準値以上が検出されている。≫

不潔な上猛毒である。しかし、中国では「安い油」として市場に流通している。

【中国】“下水油”報道記者、めった刺し殺害事件の真相は?

≪河南テレビの李翔記者(30)が17日午前1時ごろ、洛陽市内の宿舎の玄関前で何者かにめった刺しされ、ノートパソコンを奪われた。≫

この残忍な手口から、警察は一般の強盗とは違うと判断して捜査中だ。さすがの中国でも、強盗が「めった刺し」することはあまりないようだ。

最近河南テレビは「下水油」の実態を取材をしていた。
下水油業者が今回の事件に関与している可能性もある。

≪事件が報道内容と関係あるとすれば、暴力による報道への挑戦であり、中国記者協会はすでに「記者への迫害を野蛮行為として激しく譴責する」と表明している。≫

譴責(けんせき)とは聞き慣れない言葉だが、戒告程度の意味である。
記者協会はある程度真相を掌握しているようだ。

中国のことだから、記事にしないことによって収益を上げる方法もある。そして、その関係での口封じも行われているのだ。

≪中国では記者が取材がらみで、しばしば自身や家族が脅迫されたり襲われたり殺害されている。≫

この手の事件は中国では日常茶飯事なのである。

≪最近では、6月に中国中央テレビの女性記者が、帰宅のために会社の門を出たところで男性に「中央テレビの記者か?」と尋ねられ、「そうだ」と答えた瞬間に襲われ鼻を削がれる事件が発生している。≫

暴漢に襲われたテレビ局記者、鼻を切られる―北京市

画像もあるが、助けないでブログ作りに精を出すとは中国人のモラルの程度が判る。

国営テレビを襲撃するとはいい根性をしている。中国のヤクザも半端ではない。

≪また昨年12月には地元の汚職実体を取材し報道していた北疆晨報の敏腕記者が酔漢に襲われ“ケンカ”で死亡している。 ≫

これだけ実績があれば、今回の事件もたぶん…。

(参照)中国旅行ご用心!人毛醤油 下水溝油 相変わらずの中国食糧事情

(参照)中国製即席ラーメン学生2人中毒死は「下水溝油」が原因と判明



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