2011年6月24日金曜日

民主党が善政?連帯保証制度廃止へ!やっとマニフェストを実行


(参照記事)保証人

民法上保証人と連帯保証人との違いは、「抗弁権」があるかないか程度の差なのだが、日本ではこの制度によって様々な問題が発生している。

(元記事)「連帯保証の対象から外すのは、経営無関与の家族・親族・知人など…」 ~金融庁、連帯保証を原則禁止に 7月にも改正

≪金融庁は22日、金融機関が中小企業などに融資する際の連帯保証に関する監督指針を7月にも改正する方針を固めた。
経営者の家族や知人らで、経営に直接関与していない第三者に対する個人連帯保証を原則禁止にする内容。
第三者の積極的な申し出で、連帯保証を認める場合でも、その意思を事前に署名文書で確認するよう金融機関に義務づける。≫

連帯保証人制度は日本独自の恥ずかしい風習だが、自民党時代は改善の動きを封殺されていた。

今回の改正もまた、問題解決にはほど遠いが、民主党政権になってやっとおぞましい悪習が一つ改善されることになった。

\(`o'")  ≪民主党の日本破壊計画が着々と進行しつつあるな。
これで日本経済はさらにムチャクチャになるぞ。 ≫

(^^;) バカウヨさんにだけは残しておいてあげましょうね。

(参照記事)連帯保証人の判押した\(^o^)/ → 自殺 → 俺たちの民主党「廃止しようぜ!」

≪民主、年金記録2年集中取り組み 自殺対策で連帯保証見直し民主党は15日、衆院選マニフェスト(政権公約)で年金記録不備問題対策について「国家プロジェクトと位置付け、2年間集中的に取り組む」と明記する方針を固めた。
深刻化する自殺対策として、現行の連帯保証人制度の「廃止を含めた検討」を掲げる。
政権交代を懸けた衆院選に向け、国民の生活不安への具体的な対策を前面に打ち出す。≫

民主党は野党時代からこの問題を検討していた。
ここでも問題にされているように、この制度が自殺問題にも大いに関与しているのである。

(参照記事)民主党、「連帯保証人」廃止?

≪民主党が参院選を前に公表したマニフェスト(政権公約)で、「連帯保証人制度や個人保証の廃止を含めた見直し」をぶち上げた。
連帯保証人には融資を受けられるなどの経済的メリットがない半面、債務負担のリスクだけを負わせる不当な契約だとして、法律学者の間では、制度そのものを疑問視する意見がある。半面、金融の現場では古くから定着している制度でもある。≫

参議院選で惨敗したにもかかわらず、民主党はマジメに検討していたのである。

(参照記事)日本国民の1割は自殺と言う衝撃 不況の影響で過去最高ペース

これは本ブログの過去記事だが、日本の年間自殺数3万人は大嘘で、実際は15万人である。そのうちのかなりの部分は連帯保証トラブルが絡んでいる。

(参照記事)日本のは世界一リスクが高い? 「連帯保証人」制度のギモン

≪じつは欧米にも同様の制度はあるのだ。違うのはその中身。

たとえば米国の場合、「全額保証は嫌だから◯%だけ責任を負うことにできないか」というように債権者に対して交渉することが可能で、フランスでは保証人が内容を知らずにサインしたときは契約じたいが無効になる。ドイツでは94年に裁判で「保証人の支払い能力を超える保証契約は公序良俗に反す」との判決が出て、99年以降は連帯保証人の免責制度が始まった。

同じ制度にみえても、保証人になってしまったがために突然、有無をいわさず金融機関から一括弁済を迫られる、という日本とは本質的に大きく違うのである。

なにより、日本では金融機関からの借り入れや部屋の賃貸契約の大半に連帯保証人が必要だが、欧米ではそこまでの乱用はされていないという。≫

日本ほど連帯保証人制度が濫用・悪用されている国は例を見ないのである。

(参照記事)【大分】市営住宅の家賃19年滞納、連帯保証人に3百万円請求 宇佐市

(参照記事)“連帯保証人も記入” 保護者に「学校給食費納入確約書」を配布…栃木・宇都宮市教委

この連帯保証制度を最も愛用していたのは、高利貸しでも暴力団でもない、お役所だったのである。

ところで、この問題に関して自民党は何をやっていたのだろうか?

「自民党 連帯保証」で検索してみたら…

(参照記事)原発推進派の自民党議員が被災者代表づらして、国は東電の連帯保証人だ!

(参照記事)自民党が借金漬けで倒産の危機というのは本当ですか?
本当なら、国民に影響はありますか?


(T_T)お家の事情話しかひっかかりませんね。少なくとも政策として議論していた印象はありません。(こっそりと一部でやっていたらしいけど…)

(^^;)「原発処理も自民党ならもっと迅速に対応した」などと抜かしているバカウヨさんもいますが、仮に自民党政権下で事故が起きていたら旧悪の隠蔽に専念して、更に事態は悲惨だったことでしょう。




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